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エルニーニョ現象が最盛期 暖冬傾向続く1月12日 18時26分
気象庁は、おととし夏から続く「エルニーニョ現象」が、先月にかけて最盛期となったと発表しました。今後、徐々に弱まり、夏までには平常の状態に戻る可能性が高いとしていますが、この冬は広い範囲で暖冬傾向が続き、春の訪れも平年より早くなる可能性があるとしています。
気象庁によりますと、南米・ペルー沖の東太平洋の赤道付近の海域では、海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が続き、先月は3度と、平成9年の3.6度、昭和57年の3.3度に次いで過去3番目の差となり、気象庁は、先月にかけてエルニーニョ現象が最盛期となったと発表しました。
この影響で、日本では今月も全国的に気温が高い日が多くなり、東日本と西日本、それに沖縄・奄美では上旬の平均気温が平年よりも2度以上高くなりました。
また、上旬の降雪量も平年と比べて、北日本で50%、東日本の日本海側で3%などと、かなり少なくなりました。
気象庁によりますと、エルニーニョ現象は今後、徐々に弱まり、夏までには平常の状態になる可能性が高いとしていますが、この冬は北日本を除く広い範囲で暖冬傾向が予想され、春の訪れも平年より早くなる可能性があるとしています。
ただ、来週は上空に強い寒気が流れ込むと予想され、全国的に気温が下がり、西日本では平年よりかなり低くなるほか、東日本の山沿いや西日本の日本海側などでは、平年よりも降雪量がかなり多くなる可能性があります。
気象庁気候情報課の安田珠幾エルニーニョ情報管理官は、「エルニーニョの影響で暖冬傾向が続くとみられるが、来週にかけては一時的に寒気が強まると予想され、最新の気象情報に注意して欲しい」と話しています。
この影響で、日本では今月も全国的に気温が高い日が多くなり、東日本と西日本、それに沖縄・奄美では上旬の平均気温が平年よりも2度以上高くなりました。
また、上旬の降雪量も平年と比べて、北日本で50%、東日本の日本海側で3%などと、かなり少なくなりました。
気象庁によりますと、エルニーニョ現象は今後、徐々に弱まり、夏までには平常の状態になる可能性が高いとしていますが、この冬は北日本を除く広い範囲で暖冬傾向が予想され、春の訪れも平年より早くなる可能性があるとしています。
ただ、来週は上空に強い寒気が流れ込むと予想され、全国的に気温が下がり、西日本では平年よりかなり低くなるほか、東日本の山沿いや西日本の日本海側などでは、平年よりも降雪量がかなり多くなる可能性があります。
気象庁気候情報課の安田珠幾エルニーニョ情報管理官は、「エルニーニョの影響で暖冬傾向が続くとみられるが、来週にかけては一時的に寒気が強まると予想され、最新の気象情報に注意して欲しい」と話しています。