>  >  > 蓮池透氏が著書で安倍の冷血を批判!

安倍さんは薄ら笑いで私に…元家族会・蓮池透氏が著書でも徹底批判! 安倍首相の拉致問題政治利用と冷血ぶり

【この記事のキーワード】,
2015.12.20
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
hasuike_151220.jpg
『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)

「安倍さんは嘘つき」──。先日、本サイトが報じた、北朝鮮による日本人拉致事件被害者である蓮池薫氏の兄・透氏による“安倍首相批判”には大きな反響が寄せられた。安倍首相がこれまでアピールしてきた、拉致問題にかんする“武勇伝”がことごとく嘘にまみれていた……それを拉致被害者家族が直接指摘したことに、衝撃を受けた人が多かったようだ。

 だが、透氏の怒りはおさまらない。じつは先日17日、透氏は著書を上梓。そのタイトルはズバリ、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)というものだ。

 まず、透氏が暴露した安倍首相の“大ウソ”とはどんなものか。そのひとつが、先日、辻元清美氏のパーティで明かした、2002年、日朝首脳会談時の“武勇伝”だ。

 当時、官房副長官だった安倍氏は小泉純一郎・元首相とともに訪朝したが、安倍氏はそのときのことを「北朝鮮側、金正日総書記から拉致問題について謝罪と経緯の報告がなければ、日朝平壌宣言にサインをせず、席を立って帰るべきだと自分が進言した」と触れ回った。しかし、透氏は「そういうことになっているが、ウソ。それは、みんなの共通認識だったんだから」と、暴露した。つまり、安倍首相は言ってもいないことをでっち上げて、自分のイメージアップに利用したのだ。

 そしてもうひとつ、蓮池氏が語っていたのが、拉致被害者が北朝鮮から一時帰国したときの“大ウソ”だったが、本書では、そのウソの経緯が詳しく書かれている。

 じつに24年振りの帰国となった被害者らだが、あくまで政府は「一時帰国」とし、北朝鮮に戻すつもりでいた。そんななかで透氏は、弟・薫氏を日本に踏みとどまらせようと恩師や旧友たちと再会させたりなど、懸命に尽力した。だが、マスコミは「いつ北朝鮮に戻るのか?」と質問してくるだけ。両親でさえ、戻る日をカレンダーでカウントダウンをする日々だったという。

 なぜなら、安倍氏をはじめとする政府側は北朝鮮に対して戻すと約束してしまっていたからだ。当然ながら、彼らが「弟たちを止めることなどしな」かった。透氏は、国が力を貸してくれない絶望感に襲われながらも踏ん張りつづけ、結果、薫氏らは日本に残るという決断を行ったのだ。

この記事に関する本・雑誌

拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養
Recommended by logly

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 中居がすべらない話でJのタブーに!
2 DAIGO政界出馬説と祖父の過去
3 キムタク最大のタブーとは?
4 ASKA長文ブログでマスコミ批判
5 『あさが来た』は籾井の機嫌取り企画
6 蓮池透氏が著書で安倍の冷血を批判!
7 ベッキー叩く芸能マスコミの歪さ
8 不倫報道のベッキーはダメ男好き
9 さんまもハマったAV女優紗倉まなの闇
10 独禁法違反JASRACの横暴な手口
11 SexyZoneメンバー“追放”はイジメ?
12 元アイドルのAV女優が大量発生!?
13 安倍の改憲宣言の裏に橋下と日本会議
14 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
15 東山紀之が“反ヘイト本”を出版
16 売れないグラドルが怨嗟の告発!
17 華原朋美が告白!男との壮絶過去
18 嵐の暴露本出版!メンバーの不仲話も
19 ベッキー14年前座談会の超豪華メンバー
20 安倍首相が番記者と税金を使い忘年会
PR
PR
1安倍首相が番記者と税金を使い忘年会
2芸能人「よく言った!大賞」1〜5位
3芸能人「よく言った!大賞」6〜10位
4安倍が国連調査拒否し報道圧力を隠蔽
5神社が初詣客を狙い改憲の署名集め!
6翁長知事夫妻、辺野古に座り込む覚悟
7ローラ「貧しい子供の役に立ちたい」
8黒柳徹子、戦争と平和への思い
9古舘が降板発表後の『報ステ』で
10怖いのは北朝鮮より安倍政権の暴走だ 
112016こそ山本太郎の言葉を聞け!
12山本太郎が語る、安倍政権との闘い方
13差別炎上の古市憲寿が歴史修正に加担
14安倍の「押しつけ憲法論」は嘘だらけ
15朝生で自民党のサクラが意外な発言!
16経団連が安倍に献金、消費税19%狙う
17安保法制暴言ランキング5位〜1位
18 安倍の改憲宣言の裏に橋下と日本会議
19決定!メディアタブー大賞&2〜5位
20独禁法違反JASRACの横暴な手口
PR
PR

カテゴリ別ランキング

人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

サイゾーメディアの人気記事