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ソフトバンクの「ギガ学割」、“他社に対抗”で「6GB×36カ月」に

 ソフトバンクは12日に発表した「ギガ学割」の提供内容を改定すると発表した。改定内容は新規契約・機種変更・MNP契約を行った25歳以下のユーザーに対するデータ増量特典を当初の倍量となる「6GB×36カ月間」とするもの。「ギガ学割」の実施期間は1月15日〜5月31日。

 そのほかの条件や特典の内容に変更はない。新規契約・MNP転入で端末を購入した25歳以下のユーザーは「6GB×36カ月間のデータ容量増量」(合計216GB)か「基本料割引」の2種類の特典からから選ぶことになる。基本料割引の金額に変更はなく、ホワイトプランでは基本料と同額のひと月当たり1008円(税抜、以下同)×36カ月、スマ放題では1620円×36カ月。

 機種変更した25歳以下のユーザーについても、「6GB×36カ月間のデータ容量増量」の特典を受けることができる。

 ソフトバンクの広報担当者は今回の変更について、「他社の学割キャンペーンの発表を受けて急遽対抗したもの」とコメントした。なお、「ギガ学割」はデータシェア子回線が適用対象外のため、増量したデータ容量を子回線で利用することはできないとのこと。増量したデータ容量については、翌月以降への繰越しも対象外。

 「ギガ学割」の適用には、スマ放題・スマ放題ライトと5GB以上のデータ定額パックか、ホワイトプランとパケットし放題フラットの組み合わせに加入する必要がある。

 25歳以下のユーザーの家族が受けられる特典には変更はなく、MNP契約の場合は「3GB×36カ月間のデータ容量増量」(合計108GB)か、新規契約の場合は「基本料割引」(金額は25歳以下ユーザー向けと同額)から選ぶ形。新規契約では、期間がそれぞれ12カ月間となる。

(石井 徹)