当財団は、大阪の創造環境の向上、つまりアーティストやクリエイターが活動しやすい状況を整備し、また創造性が触発されるような環境を生み出すことを目的として、以下の2つの公募助成プログラムを実施します。
申請締切
2016年1月12日(火)[当日消印有効]
申請方法
申請書に必要事項を記入し、下記の書類を揃えてご提出ください。
なお、提出書類のご返却はいたしません。
- 申請書 1 部(このページ下部からダウンロードしてください。また申請書はA4:2枚(連続助成申請の場合は3枚)に収めてください。)
- 申請活動、申請者に関する資料等(A4サイズ5枚以内[活動履歴など]、映像資料、カタログ)
*申請された個人情報については、当財団に関連する活動以外には、一切使用いたしません。
[書類提出先]
一般財団法人 おおさか創造千島財団 事務局
〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋2丁目11番8号 千島ビル4階
お問い合わせ電話番号:06-6681-7806(平日 午前9:30~17:30)
選考方法
有識者からなる選考委員会にて選考を行い、理事会の承認を得て決定。
○選考委員(氏名五十音順)
甲斐賢治(せんだいメディアテーク企画・活動支援室室長/NPO法人remo[記録と表現とメディアのための組織])
橋本 梓(国立国際美術館 主任研究員)
橋本裕介(ロームシアター京都 プログラムディレクター)
松村貴樹(『IN/SECTS』編集長)
選考の結果は、2016年 4 月上旬(予定)に各申請者に書面にて通知いたします。
助成決定後について
- 助成を受けた活動のポスター、チラシ、パンフレット等の広報物に当財団助成の旨を表示してください。
- 助成金は、上記の広報物が完成した段階でお支払いいたします。
- 助成事業の終了後 2 カ月以内に、実施報告書と決算書をご提出いただきます。
- 助成を受けた団体名・活動名・実施時期・場所等の情報を、当財団ウェブサイト等に掲載する場合があります。
1. 創造活動助成
大阪における創造活動を活発化するため、また大阪で活動するアーティスト、クリエイターを支援するため、活動資金の 一部を助成金として交付します。
ジャンルや活動の形態は問いません。新たなことに調整したい人や次のステップに飛躍したい人、社会に新たな視点や価値観を提示し、「創造活動」の定義をも問い直すような意欲的な活動を重点的にサポートします。
(1) 対象者
創造的な活動を行う個人または団体(法人格の有無、法人形態 は問わない)で、以下のいずれかにあてはまる者
- 活動を始めて間もない、次代を担う若手のアーティスト、クリエイター等
- 先駆的・実験的な活動を行うアーティスト、クリエイター等
*過去に3回当財団の助成を受けた個人・団体は対象外となります。
(2) 対象となる活動
- 大阪府を活動拠点とする対象者が、大阪府内外(海外を含む)で行う活動
- 大阪府以外に拠点がある対象者が、大阪府内で行う活動
*創造的な活動であれば、ジャンルは問いません。
*対象活動には、作品発表のほかに、環境整備・システムづくりなども含みます。
例.
- アーティストのネットワーク形成のためのイベントやウェブサイト開設
- 芸術・文化に関するシンポジウムやレクチャー
- クリエイター共同オフィス、ギャラリーなどの開設・改装資金
- 出版、翻訳などによる海外への情報発信
(3) 助成対象期間
2016年4月1日〜2017年3月31日
(4) 助成金額
1 件あたり100万円以内(金額は内容等を勘案して決定)
*助成金の使途は問いませんが、本助成金を受けることによって何が実現可能になるかを申請書に明記していただきます。
*当財団からの助成金と重複して、他財団の助成金や補助金、企業からの協賛を受けられても、差し支えありません。
(5) 助成件数
10件以内
(6) 選考のポイント
- 大阪の創造環境整備や、創造都市としての大阪の魅力向上に寄与するか
- 社会に新たな視点や価値観を提示するような独創性のある内容か
- スケジュール・資金ともに計画が十分検討されており、実現性が高い活動か
- 助成金の成果が当該活動のみにとどまらず、波及効果が見込めるか
- 本助成金の必要性
2. スペース助成(a. 単年度 b.2年連続)
造船所跡地を改装した創造スペース「クリエイティブセンター大阪(CCO)」を、創造活動の舞台として無償(※)で提供します。産業遺産という特殊なポテンシャルを持つ当施設の新たな魅力を引き出すような活動を募集します。また、活動資金の一部を助成金として交付します。
当年度より、2年間の連続助成申請を受け付けます。
*特殊な技術・機器を使用する場合の追加費用は助成対象者の自己負担となります。
(1) 対象者
創造的な活動を行う個人または団体(法人格の有無、法人形態は問わない)
*過去に3回当財団の助成を受けた個人・団体は対象外となります。
(2) 対象となる活動
- クリエイティブセンター大阪(スタジオ・パルティッタを除く)を利用して行う創造的な活動
- 一般に公開され、情報発信を伴う活動
- 例)展覧会、舞台公演、イベント、ワークショップ、シンポジウムなど
*ジャンルは問いません。
[クリエイティブセンター大阪 概要]
- 旧総合事務所棟: (各施設名をクリックすると図面をご覧いただけます)
1・2階 BLACK CHAMBER(照明・音響設備あり、客席キャパ150名)
2階 WHITE CHAMBER(約480m²)、SIDE CHAMBER(照明・音響設備あり、客席キャパ30名)、ギャラリー、ホワイエなど
3階 Free space(約1,300m²)
4階 Drafting room(約1,300m²) - その他、屋外スペース(レッドフレームなど)、舞台美術たたき場
- ※付帯設備リストはこちらをご覧ください。
- ※近隣の宿泊施設(当財団指定)を利用の場合は、1,000円/泊の滞在費補助があります。(上限あり)
*施設詳細は、「クリエイティブセンター大阪」ウェブサイトをご覧ください。
http://www.namura.cc/
(3) 施設提供日数
助成対象期間内で、1件あたり7日間以内。
*実際の利用日については、選考後に調整の上決定します。
※今年度は長期プログラム(1件あたり4週間以内)の募集はありません。
(4) 助成対象期間
2016年4月1日〜2017年3月31日(2年連続助成申請の場合は2018年3月31日まで)
(5) 助成金額
創造活動助成に準ずる
(6) 助成件数
3件以内
(7) 選考のポイント
- 創造都市としての大阪の魅力向上に寄与するような、独創性のある内容か
- 造船所跡地という場の特殊性を存分に活かす活動か
- スケジュール・資金ともに計画が十分検討されており、実現性が高い活動か
- 施設内のリスクを十分に考慮し管理ができる体制が整っているか
- 助成の成果が当該活動にとどまらず、波及効果が見込めるか