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上海株総合指数 一時3000ポイント割れも小幅に上昇
1月12日 18時03分

12日の中国・上海の株式市場は、市場の先行きへの懸念などから、代表的な株価指数である「総合指数」が一時、去年9月以来およそ4か月ぶりに3000ポイントを割り込みましたが、その後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、終値は小幅に値上がりしました。
12日の中国・上海の株式市場は、市場の先行きへの懸念が続いていることなどから売り注文が出て、「総合指数」は午前中一時、取引時間中としては、去年9月以来およそ4か月ぶりに3000ポイントを割り込みました。その後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て、結局、総合指数の終値は3022.86ポイントと、11日の終値より0.20%値上がりしました。
上海の株式市場では、ことしに入ってから、中国経済の減速への懸念や、通貨・人民元のドルに対する為替レートの値下がりが続いたことなどを背景に、株価が大幅に値下がりしていて、「総合指数」は年明け4日の取り引きから12日までの7営業日で14%余り下落しています。
市場関係者は「中国当局が、行き過ぎた元安を抑えようと香港の外国為替市場で元を買う介入を行っているという見方が出ていることなどが、一定の好感を持って受け止められたものの、冷え込んだ投資家の心理は大きくは改善されていない」などと話しています。

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