今期のテンプレ枠とも言われている「最弱無敗の神装機竜」の1話を視聴。
ちなみに神装機竜で「バハムート」と呼ぶ。もうこの名前からゾクゾクする(笑)
内容としては、テンプレテンプレ言われるのも納得できるものだったけど、これまで腐るほど多くのラノベが誕生してきた現在において、何かしら要素がかぶってしまうのも仕方がないのかなとも思った。
例えば、IS(インフィニット・ストラトス)のような機体を操っての戦闘からの、乱入者が現れて主人公がヒロインを助けるとかモロにそうだったけど、これまで見て来たラノベアニメも大抵の導入がこんな感じだったし。
で、ヒロインは安定のチョロイン&痴女。
自分からスカートめくって、恥骨にある紋章を主人公に見せていくシーンとかびっくりした!
唐突な展開すぎてな!!
あともうラノベのヒロインは、いかに早く主人公に堕ちるかを競っているのかと思えるほど早く堕ちる(笑)
痴女インであるステラが懐かしく思えた。そのステラ以上の速さで堕ちたリーズシャルテ・アスティマータ(以下、リーシャ)。
彼女こそチョロインにふさわしい。というか、もうこの速さでヒロインが堕ちないと読者がついてきてくれないのかなと思ったりもした。ラノベ業界も大変だ。
リーシャの行動が無茶苦茶すぎて疑問しか湧かない
で、このリーシャなんだけど、主人公のルクスに偶然裸(というより紋章?)を見られたことに激怒して決闘を申し込んでいたのに、助けられたらすぐにコロッと堕ちちゃうチョロインさん。
その上、まだ出会って間もないのに1話終わりでは「(ルクスのことを)全面的に信じるぞ」と言葉にする。
これを聞いたとき、めちゃくちゃ薄っぺらい言葉だなと正直思った。
だって、リーシャはルクスの国を滅ぼした新王国の王女で、ルクスは滅ぼされた側の皇子だったんですよ?
まぁここに色々と事情が絡んでいるみたいだけど、そのせいでルクスとその妹は咎人となり(なぜ生きているのか不明)、生かされる代わりに莫大な借金を背負わされている。
つまり、この2人の関係は正反対なわけなのに、全面的に信用するとか……どこにそこまで信用できる要素があったのか。普通、もっともっと慎重に行動するんじゃないのか。
乱入者が現れて助けてくれたからっていうのは、理由として弱すぎない?
出会ってまもない男で、恨まれていてもおかしくないのに警戒感ゼロ。
むしろ、めちゃくちゃ嬉しそう。まぁもうデレてるから好きな人と一緒の学校に通えて嬉しいんだろうけど、ぶっちゃけ見ている側としては「え? それでいいの?」て感じ。
ルクスもルクスで、よく滅ぼした側の王女と呑気に話ができるなと思う。自分の国に愛着とかなかったのか?
そこらへんはクーデターに参加するかしないかというお誘いを受けていたみたいだし、元々滅ぼす側の予定だったのか?
なんにしても、この二人の関係が唐突に変わりすぎてついていけない。
ラノベとはこういうもの
でも、それと同時に「ラノベってこういうものだったな」と思い出した。
ヒロインとは運の悪い出会い方をするけど、すぐに堕ちる。で、また次の女が現れて堕ちる。で、また次が現れて堕ちる。ハーレム完成。敵が現れる俺TUEE。
テンプレの内容も言い方を変えれば安心してみられる展開というわけだし、それはそれでいいんだけど、僕個人の感想としては退屈。
「落第騎士の英雄譚」と「学園都市アスタリスク」が同時放送されたときも、テンプレの展開であった「学園都市アスタリスク」は途中で見るのを止めてしまったし。
なんか意外性を見せてくれないと見続けることができなくなってしまった。
でも、意外性を盛り込むよりテンプレで物語を進めた方が売れるというのも事実だし、これからもラノベアニメはこういう展開のものが放送されるんだろうなぁ…
まぁ今後もしかしたら、予想外の展開が待っているかもしれないので、一応3話あたりまでは視聴してみる予定。
まとめ
現実では起こり得ないことをラノベに求めるというのはわかるけど、それにしてもヒロインがチョロすぎて困惑した。
そんなに早く女の子が堕ちて楽しいのかな?