トップページ社会ニュース一覧ホテル大量盗難 ドアや窓にこじあけた形跡なし
ニュース詳細

ホテル大量盗難 ドアや窓にこじあけた形跡なし
1月12日 18時52分

ホテル大量盗難 ドアや窓にこじあけた形跡なし
k10010368961_201601121900_201601121903.mp4
長野県の志賀高原にあるホテルで、高校生およそ170人の財布などが盗まれた事件で、貴重品が保管されていたフロントに入るドアや周辺の窓には鍵がかかっていて、細工したり、こじあけたりしたような痕は無かったことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、引き続き防犯カメラの映像解析を進めるなどして、犯人の侵入経路をさらに詳しく調べています。
この事件は、今月8日、長野県山ノ内町の志賀高原にある「ホテルサニー志賀」で、スキー合宿に来ていた川崎市の高校生およそ170人分の財布や携帯電話などの貴重品が無くなっているのが分かったものです。現金の被害額はおよそ100万円で、警察は盗みなどの疑いで捜査しています。
警察などによりますと、貴重品は部屋ごとに集めて袋に入れ、さらに段ボールに入れてフロントの中に保管されていたということです。
また、フロントのドアは7日の午後11時半には、ホテル側が鍵をかけたということですが、警察が詳しく調べたところ、ドアや周辺の窓には細工したり、こじあけたりしたような痕は無かったことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、引き続き防犯カメラの映像解析を進めるなどして、犯人の侵入経路を詳しく調べています。
このホテルでは、去年8月にも東京の学習塾の合宿で訪れていた中学生340人の財布や携帯電話などが盗まれる事件が起きていて、警察が関連についても調べています。

保管されていた現場は

生徒たちの貴重品は、ホテル1階にあるフロントで保管されていました。部屋ごとに袋に入れられ、さらに5つの段ボールに入れられて、フロント左奥の床の上に置かれていたということです。
フロントには右手側のドアか、奥にあるドアから入るようになっていますが、ホテルの関係者によりますと、7日の午後11時半の時点ではどちらも施錠されていたということです。
一方、ロビーには、去年8月の盗難を受けてフロント周辺と玄関周辺がほぼ映るように2台の防犯カメラが設置されていて、人の動きを感知して、録画されるようになっていました。
ホテルの関係者によりますと、貴重品が盗まれたとみられる今月7日から8日にかけては、8日の午前1時半ごろに男性が、午前5時ごろには別の男性が映っていましたが、これらの人物が事件と関わりがあるかどうかは分かっていないということです。
警察は、盗みなどの疑いでカメラの映像を解析し、ホテルの関係者などから話を聞いて詳しく調べています。

関連ニュース

k10010368961000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ