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【プロ野球】

亀井「便利屋」でアピール 代打でも控えでもVのために

2016年1月12日 紙面から

自主トレを公開した亀井(右)は橋本到(中)、藤村とともに下半身の強化に取り組んだ=那覇市で(井上学撮影)

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 何でもやる。巨人の亀井善行外野手(33)が11日、藤村、橋本到とともに那覇市での自主トレを公開した。外野の定位置争いは今季も激戦だが、亀井にとっては恒例行事。「便利屋」の仕事も引き受け、存在価値をアピールする。

 復活を目指す長野に成長株の立岡。さらには大田に橋本到、アンダーソン。メジャー通算122発のジョーンズも加入した。そんな状況にも免疫ができている。「毎年のこと。周りを見ず、やるべきことをやって、100%の準備をする。それで負けたらしょうがない」と腹をくくった。

 肩、足、打撃。すべての面で主力クラスの能力はある。昨季は規定打席に11届かなかったものの、4年ぶりとなる100試合出場(109試合)。今季もこだわるのは試合数だ。「代打とか控えの仕事もある。チームで動いているわけだから、チーム力で優勝したい。何でもやります」と力を込めた。

 自身初となる那覇での自主トレは、この日が初日。午前中は主に下半身強化のメニューを組み、午後からは室内練習場でバットを振った。「まずは土台作りですね」。最終目標は新指揮官の胴上げ。使い勝手の良さでは球界随一の亀井は、チームの重要なピースの1枚として生きる決意だ。 (井上学)

 

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