2016/01/12 Tue 05:57更新

主犯格の男に懲役13年の判決

去年4月、白山市内で、殺害された男性の遺体が見つかった事件の裁判員裁判で、金沢地方裁判所は主犯格とされる男に対し懲役13年を言い渡しました。この裁判は白山市中奥町の無職、田中宏和被告が去年4月、男ら4人と共謀し住所不詳の水上龍さんを殺害したうえ、その遺体を遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われているものです。田中被告は起訴事実を認めていて、裁判では「刑の程度」が争点となっていました。金沢地方裁判所で開かれた裁判員裁判で田中聖浩裁判長は「被告はあらかじめ犯行に使う道具を準備したり犯行現場を下見したりするなど計画的だ」と指摘。さらに「被害者の頭を鉄パイプやバールで何度も殴るなど殺害方法は悪質だ」とも述べました。その上で、懲役18年の求刑に対し懲役13年の判決を言い渡しました。今回の裁判員裁判は事件に暴力団員が関わっていることから、金属探知機による手荷物検査が行われるなど厳重な警戒のなかで進められました。裁判員を務めた会社員の男性は「裁判所から出るときだれかに後をつけられたらどうしようかと不安を感じました。しかし選ばれたからには任務を果たそうと思いました」と話していました。