都電荒川線。
東京に残る数少ない
路面電車が走る線の1つ。
この沿線をぶらりとしてきました。
で、分かったのが
・甘いものが好き
・食べるのが好き
って人は絶対に楽しめるということ。
あなたが楽しんでも良し。
そういう人をデートに誘っても良し。
というわけでぶらり旅の内容を
見ていきましょう。
目次
なぜ都電荒川線なのか
そもそもなぜ都電荒川線に
興味を持ったのか。
実は、私の住んでいる早稲田には
都電荒川線が通ってるんです。
matome.naver.jp
路線図はこんな感じ。

「いつか乗ってみたいなぁ」
ぐらいには考えていたのですが
調べもせず、結局行くことが
できていない状態でした。
そんなある日「火曜サプライズ」
という番組でこの沿線の特集が。
parasarawalker.com
なんでも「おしるこ焼き」なんてものが
食べれるというではないですか。
甘いもの、特に和菓子に目がない私です。
で、調べてみると
何とたった400円で1日乗車券を
購入することができるではありませんか。
これは行かないわけにはいかないでしょ。
というわけで食べるの大好きな
彼女を誘い都電荒川線での
ぶらり旅を実現させちゃいました。
早稲田駅より出発
というわけで早稲田駅より出発。

1日乗車券は車掌さんに欲しいと伝えると
手に入れることができます。
左上にINと書いてますが
車掌さんに見せるだけで乗車できるので
1回もどこかに入れることは
ありませんでした。
なぜINと書いているのか笑
ま、ま、そんなことは置いておいて
都電荒川線の旅へ参りましょう。
鬼子母神前駅
最初に降りたのは鬼子母神前。
ここでの目的は
美味しいメロンパンが食べれる
「おいしいメロンパン」と
安産子育ての神さんを祀ってる
鬼子母神。
おいしいメロンパン
「おいしいメロンパン」は
鬼子母神前駅徒歩20秒ほどの
ところにありました。
本当の名前は
アルテリア・ベーカリーというみたいです。
もうね、ここまできたら
香りがヤバイ!
この香りを嗅いでどうして
素通りで切るかってぐらい。
というわけで早速購入。
そして食べる。
断面はこんな感じです。
え?なに?
美味しそうに見えないって?
いやいや、軽く持って
割ってみただけでこうなるんですよ!
つまり中はふわっふわ、
外はカリッカリ。
美味しくないわけがない。
鬼子母神
メロンパンで小腹も満たしたので
鬼子母神へ向かいます。
「美味しいメロンパン」から
3分ほど歩いたら着きました。
立派な神社です。
ちなみに鬼子母神とは
安産や子育ての神さん。
昔、子どもを食べまくってた鬼が
自分の子どもを食べられたのを
きっかけに改心し神様になったらしい。
なんとも身勝手な話、、、
けどいつでも改心すれば
変われるって事なのかもしれませんね。
ま、それは置いといて
彼女のお姉さんがもうすぐ
出産するので鬼子母神さんに
その安産のお礼を。
神様にお願いするときは
それが叶ったことかのように
お礼を言うのがポイントですよ。
そうすると神さんが
「あれ?そうだったけ?叶えたっけ?」
って勘違いして
ほんまに叶えてくれるんだそう。
ぜひ、お試しあれ。
そんでもって鬼子母神の
面白いところって
他にも色んなものがあるところなんです。
鬼子母神の中には多数の鳥居があったり、
謎に駄菓子屋があったり、
大黒天という茶屋まであります。
大黒天で食べれるのはおせん団子という
あんこと醤油味の団子。
あ、もちろん食べました。
美味しかったですよ^^
ちなみに、おせん団子というのは
昔この神社に子どもが千人いたという
理由から名づけられたんだとか。
千人いたかは定かではないですけど
それだけ愛に溢れた
ところだったんでしょうね。
庚申塚駅
次なる目的地は庚申塚。

ここでは絶品の餃子を
食べることができました。
ファイト餃子
その絶品餃子を食べれる店の名は
「ファイト餃子」
tabelog.com
最近移転したらしく
庚申塚を出て右の巣鴨の方へ
しばらく歩いたところに
店舗がありました。
着いたのがお昼時だったのも
あるんですが、まさかの行列に遭遇。
そんなに美味いのでしょうか?
いやはや、これは
さらに期待が高まる。
で、花札でまさかの逆転負けを
食らいながら待つこと30分。
ようやく店舗の中へ。
中はカウンター席とテーブル席があり
25人ほどが食べれる空間で
壁にメニューが貼ってありました。
色々あるように見えて
実は餃子とラーメンとチャーハンと
おしんこのみという
少数精鋭のメニュー。
話を聞くとそれでも客足が絶えないらしい。
さらにここの餃子は
餃子好きからしたら相当有名で
移転した開店日には
わざわざアメリカから来る人も
いたぐらいなんだとか。
そんな話を聞いて
さらに期待が高めていると。
今回頼んだのは餃子と
チャーハン。
「ん?これが餃子? 」
と思いました?
実はここの餃子は
ホワイト餃子という餃子なんです。
ホワイト餃子とは千葉県のローカルフードで
ふっくらカリッという食感が特徴の餃子。
食べてみるとほんまに
ふっくらカリッ!って食感が。
中もめちゃくちゃ
詰まっていてジューシー。
餃子というよりは
小龍包に近い感じです。
けど小龍包ではない。
あれはまさしく
「ホワイト餃子」という
新しい食べ物なんでしょう。
さらにここのホワイト餃子は
フランスパンの生地を
使っているらしいです。
そりゃ美味いに決まってますわ。
断言しましょう。
これは一度は食べないと損です。
ちなみにここの店から
お取り寄せもできるそうなので
気になったあなたはぜひ。
庚申塚駅までをぶらり
美味しい餃子を食べた後は
また庚申塚駅へ戻ります。
しかし、またその道中が良い。
蒟蒻しゃぼんという
コンニャクイモを用いた
石鹸のお店や、
めちゃくちゃ美味そうな
大学芋を売っている
おいもやさん。
彼女が大学芋大好き
ということで購入。
蜜が「これでもか!!」
ってぐらいかかってました。
これも文句なしの美味さ。
ただ、芋はお腹にたまりやすいので
他に食べたいものあるときは
考えて買いましょう。
一番少ない200gでも
結構なボリュームでした。
他にも靴屋さんとか
和菓子屋さんとか雑貨屋さんとか
色んなものがありましたよ。
庚申塚駅でおはぎ
お次は庚申塚駅にある甘味処。
これ、実は街中じゃないんですよ。
まさかの駅のホームなんですよ。
都電を見ながら甘いものが食べれるという
一風変わったお店。
この甘味処の名は「いっぷく亭」
やきそばと甘味のお店です。
1人ワンオーダーということで
私は大好物のおはぎを頂くことに。
見てください、この断面。
米とあんこが1:1いや、
もはやあんこの方が多い!
そりゃもう最高の一品でした。
少しあんこが多くて甘ったるく
感じるんですが、お口直しのために
まさかの塩昆布が付いてるんです。
ほっこりするちょっとした心遣い。
最高のお店で路面電車を見ながら
甘いものを食べて
小休憩を挟むのもまた一興です。
飛鳥山駅
甘いものを食べてほっこりしたところで
電車に乗り込み次の目的地へ向かいます。
次の目的地は飛鳥山駅。
ここには都内で一番低い山と
言われている飛鳥山が。
3つの博物館
飛鳥山にはモノレールや
蒸気機関車、都電の展示、3つの博物館など
ゆっくり回れる場所が多数。
今回はモノレールのこと
をすっかり忘れてしまっていたので
3つの博物館のうちの1つ、
飛鳥山博物館へ行くことに。
中には無料で見れる展示と
有料の展示があります。
ちなみに有料の展示は
都電の1日乗車券を持ってると
割引になるのでめちゃくちゃお得。
まずは無料の展示。
こんな感じで昔の人の
使っていた道具が展示されており
1つ1つに説明があります。
実際に手に取ることが
できるものもいくつかありました。
昔の井戸。
この滑車がほぼ木だけでできているのに
めちゃくちゃスムーズに動くんです。
人の知恵には感心させられます。
他にも四角のテレビがあったり、
かまどがあったり、
脱水が手動の洗濯機があったり。
今の生活の便利さへのありがたさを
実感させてくれました。
有料の展示は無料のをさらに
広げたものが展示されています。
米を入れておいた倉庫に
昔の人の住居。
そして貝塚という昔の人の
ゴミ箱のようなものも。
貝塚は始めてみたのですが
「いや、どんなけ貝食べてん」
ってぐらいの高さ笑
ちなみに貝塚からは人の骨も見つかっており
貝塚がただのゴミ捨て場では
なかったらしいです。
きっと貝であれ人であれ
命は命だったのでしょう。
昔の人の生活を知ると
今がどれだけ恵まれているか
実感できます。
ほんまに文明の発展に感謝です。
王子→三ノ輪→早稲田
飛鳥山を楽しんだ後は
いよいよおしるこ焼き!
のつもりだったんですが
食べ過ぎてお腹が減ってないのと
あんこを散々食べてもう甘いのは良い
ということで予定変更。
とりあえず終点の三ノ輪まで行って
達成感に浸り
早稲田まで折り返すこと。
ひとまず終点の三ノ輪へ
終点まで行きたいという
理由のみでたどり着いた三ノ輪駅。
花が植えてあります。
植えてある花を見て満足し
早々に折り返しました笑
移動中の電車の中では
今日訪れた場所や食べたもの、
次回行きたいところなんかを
話して次に繋げるのもありかもしれません。
早稲田でバッティング
今回のコースでは
食べてばっかだったので
最後は身体を動かしましょう。
都電荒川線早稲田駅の近くの
バッティングとテニスができる
「早稲田オートテニス」へ。
www.spot.town
ここではバッティングが
1000円で4セット打つことができます。
かっこいいところ見せるも良し
どっちがより打てたか勝負するのも良し
教えてあげるのも良し。
やっぱりスポーツは
仲良くなる最高の手段の1つです。
かかった金額
・1日乗車券・・・800円(400円×2人)
・ランチ(ファイト餃子)・・・約1500円
・食べ歩き・・・約2000円
・バッティングセンター・・・1000円
合計5300円
感想
率直に言うと、都電荒川線のぶらり旅は
近い場所のはずなのに
非日常を味わえるという
プチ旅行気分を味わせてくれました。
都内をぶらつくよりも
人が少なかったからかもしれません。
コンテンツの量もちょうど良く
丸い1日かければ
ほぼすべて回れるのではないでしょうか。
しかし、食べ物のクオリティが高いので
また定期的に行きたくなる。
都電荒川線のぶらり旅は
食べるのが好きな私のような人にとっては
魅力の詰まった最高のコンテンツに
なること間違いなしです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上が都電荒川線ぶらり旅の内容です。
美味しいものを食べ、
歴史に触れ、
自然に触れ、
身体も動かして、
非日常感を体験する。
それでも2人でかかった金額は
5000円ちょい。
今回は食べ過ぎた感もあったので
ちゃんと計画していけば
さらに金額を抑えることもできます。
さぁ後はあなた次第。
1人でのんびりしてくるも良し
気になる人を誘っていくのも良し。
あなたが、もしくはあなたの気になる人が
甘いものや美味しいもの好きならば
最高の時間になるでしょう。
ぜひ最高のぶらり旅を
満喫してきてください。