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インフルエンザ まもなく流行入りの可能性
1月12日 16時51分

全国のインフルエンザの患者数が1医療機関当たり0.89人と、流行入りの目安となる「1」に迫っていて、国立感染症研究所は「まもなく流行入りが発表される可能性があり、ワクチンの接種など対策を取って欲しい」と呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月3日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週から500人余り増えて4290人となりました。
この結果、1医療機関当たりの患者数は0.89人と、全国の流行入りの目安とされる「1」に迫る値となりました。
都道府県別にみますと、秋田県が7.55人、沖縄県が6.09人、北海道が2.71人、福島県が1.87人、新潟県が1.76人などとなっていて、31の道府県で前の週より増加しています。
インフルエンザの流行入りは、例年12月に発表されますが、今シーズンは年が明けても発表されておらず、年明けにずれ込むのは、9年前の平成18年から19年にかけてのシーズン以来です。
国立感染症研究所の砂川富正室長は、「まもなく全国的な流行入りが
発表される可能性がある。今からでもワクチンを接種するとともに、手洗いやせきエチケットなどの対策を徹底してほしい」と呼びかけています。

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