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NHKが見つめた水俣
水俣病の公式確認からことしで60年になることから、NHK熊本放送局は過去に放送した水俣病に関するドキュメンタリーの上映と関係者による対談のイベントをきょう水俣市で開きました。
「NHKが見つめた水俣」と題したイベントは、今もさまざまな課題が残る水俣病について考え、未来への教訓を伝えていこうと開きました。
水俣市の水俣病情報センターにはおよそ150人が集まりました。
まず、半世紀にわたって患者に寄り添って水俣病の研究や治療を行い、4年前に亡くなった原田正純医師を取材した昭和48年のドキュメンタリーを上映しました。
上映後に妻の寿美子さんと、長年取材してきた熊本放送局の東島大記者が対談し寿美子さんは「夫はもう1度に水俣に行きたいと言いながら亡くなった。今でも患者さんを見守っていると思う」と話しました。
このあと、平成3年に水俣市で開かれた国際会議の際に胎児性患者が撮影した写真の展示会を開こうとした患者たちの姿を追った番組を上映しました。
そして、主人公にあたる胎児性患者の半永一光さんや坂本しのぶさんのほか番組を制作した熊本放送局の吉崎健ディレクターらが患者たちの取り組みや今後について話しました。
NHKでは、水俣病公式確認60年となることし、ニュースや番組、イベントなどで水俣病問題について取り上げていきます。
01月11日 19時11分