ちょ、ちょっとまって。8Kカメラかとおもったら8mmフィルムカメラだったよ
スティーブン・スピルバーグ、クエンティン・タランティーノ、クリストファー・ノーラン、J.J.エイブラムス。名だたる映画監督が「いいね!」しているみたい。
コダック、攻めます。攻めすぎです。なんとフィルムのスキャンサービスラボも立ち上げての、スーパー8カメラのコンセプトモデル「KODAK Super 8 Camera」を発表しました。
スーパー8とはコダックが開発したフィルム規格で、生まれ年は1965年! 2016年現在はフィルムの入手が難しく絶滅寸前。しかし、まさかコダック自身がリバイバルするとは。
ファインダーではなく液晶モニタがつき、SDカードスロット、USB端子、HDMI端子も備わります。アナログとデジタルのハイブリッドカメラになっています。レンズマウントはCマウント。古き16mmシネカメラや一部の8mmカメラで使われていたもので、ヴィンテージなレンズをつけて撮影が楽しめる仕様なのが面白そう。
デジタルで撮影後、動画編集ソフトのフィルタを使ってアナログライクな絵にすることもできますが、100%エミュレートできるわけではありません。フィルムならではの味わいを生かした作品が作りたい方は注目すべき1品。市販されるのは2016年の秋頃で、価格は400~750ドルになる見込みです。
source: Kodak
Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文]
(武者良太)