【巨人】村田、レギュラー奪取へ「弾」より「率」優先
2016年1月12日6時0分 スポーツ報知
巨人の村田修一内野手(35)が11日、定位置奪取へ、自主トレ先のグアムで大決断を下した。「ホームランを30本打って打率が2割より、ホームラン2、3本で打率3割の方がレギュラーとして使いやすい。ホームランでファンを魅了するのもプロだけど、そのためにはまず試合に出てフィールドに立たないと」。岡本とのレギュラー争いへ、打率を優先することを決めた。
悲壮な決意があった。横浜時代の07、08年のホームラン王も、昨季は103試合出場で打率2割3分6厘、自己ワーストタイの12本塁打。「ホームラン王っていっても昔の話。現実を受け入れないと」。プロ入り後初めて1年間通してバットを短く持つことを決め、ポジションを奪いにいく。
ティー打撃を行ったこの日、母校・東福岡高がサッカーの全国高校選手権で優勝。「おめでとうございます。僕も頑張ります」と意気込んだ。