こんにちは
昨日は成人の日ということで
各地で成人式が催されていました。
僕自身、もう20年前の話になるんだけど
どんな成人式だったかあんまり覚えてないや。
んでもって本題。
これ、スッゲー気持ち分かります。
小学生だった頃に見ていたアニメや読んでいた漫画。
大抵の作品が、10代の少年少女を主人公にしていたので
自分自身大人になったっていうか、そういった
ジュブナイル的な願望から卒業する年になったんだなと
思うとさびしくなったもんでした。
そんでもってふと気づいたら、現在40歳。
時の流れっていうのはコワイもんだなぁ。
20歳だった当時と現在を比べた時、
自分はもう大人になったんだと実感させられる瞬間に
遭遇する事も増えてきます。
数年ほど前、同級生の経営するバーに
高校時代の先生が来る。AMのことを覚えてて
会いたいといっていたのでよかったら来てよとの
お誘いを受けて、その先生に会いに行ったことが
ありました。
先生は僕の事を覚えていて、ドアをくぐった
瞬間に僕を見つけて「おーAM!懐かしいなオイ」と
笑顔を見せてくれました。
話を聞いているとその先生は現在、ある都立高校で
教頭を務めているとのこと。先生が
「あの俺が、今は教頭だぞ。時間って早いよな」というので
僕は
「その地位を得るために教育長と寝たんだろ、どうせ」と
その当時みたいに悪態をついたら頭をひっぱたかれました。
※本当にこういう学生だった。
「お前、ほんと変わらないな」と先生は笑っていましたけど
その言動がどれだけ失礼かはわかっています。
ギャグマンガの主人公に憧れる学生だったころは、
そういうことを考えずにウケをとれそうだなと思ったら
マンガみたいな傍若無人な言動を吐いていました。
現在は、もうそういうことができなくなっている。
古い知人と会う時「変わっていない自分」を
演出している自分がいる。周囲もそれを分かっている
だろうけど「変わらないAM」の言動を懐かしんだり
楽しんだりしてくれている。そして帰宅時の電車で
その時の会話を振り返りながら
あぁ、自分も大人になっちゃったんだなぁと感じるのです。
成人式で暴れたって、所詮は単なる大勢のバカのひとり。
誰の記憶にも残りません。
今回の話みたく、僕個人を覚えててもらっているというのは
本当にありがたい話だと思います。だから、僕は僕を
演じ続けてやる。
子どもを生きればおとなになれる [ クラウディア・ブラック ] |
※時が経つ=大人になるという勘違い。