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3歳女児死亡 体に複数の傷 日常的に虐待か
1月12日 11時54分

3歳女児死亡 体に複数の傷 日常的に虐待か
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埼玉県狭山市のマンションで、3歳の女の子がやけどを負った状態で遺体で見つかり、母親と同居していた男が保護責任者遺棄の疑いで逮捕された事件で、女の子の体にはやけどのほかに暴行を受けたような複数の傷があったことから、警察は日常的に虐待を受けていたとみて調べています。
この事件は、今月9日に狭山市新狭山のマンションの部屋で、藤本羽月ちゃん(3)の遺体が見つかったもので、羽月ちゃんが、顔をやけどしていたにもかかわらず放置したとして、母親で無職の藤本彩香容疑者(22)と、内縁の夫の大河原優樹容疑者(24)が、保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたものです。
警察は12日、2人の身柄をさいたま地方検察庁に送りました。調べに対し、2人は「病院に連れて行かず何もしなかった」などと供述し容疑を認めているということです。
警察によりますと、去年6月と7月の2回、近くの住民から「子どもが玄関前に出されている」などという通報があり、警察官が藤本容疑者の自宅を訪問して確認しましたが、羽月ちゃんに虐待を疑わせる形跡はないと判断し、児童相談所には知らせなかったということです。
しかし、遺体で見つかった羽月ちゃんには、やけどのほか体に暴行を受けたような複数の傷があったことから、警察は羽月ちゃんが日常的に虐待を受けていたとみて、やけどの原因や死亡したいきさつを調べています。

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