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中国軍艦の領海侵入には自衛隊派遣も1月12日 10時25分
中谷防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、中国の軍艦が沖縄県の尖閣諸島の沖合などで日本の領海に侵入した場合、海上警備行動を発令し、自衛隊を派遣する可能性があるという認識を示しました。
沖縄県の尖閣諸島の沖合では、4年前の国有化以来、中国海警局が日本の領海への侵入を繰り返しており、このなかには中国海軍のフリゲート艦を改修したものもあることが分かっています。
これに関連して、中谷防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、「去年5月の閣議決定で、わが国の領海などで国際法上の『無害通航』に該当しない外国軍艦への対処について、切れ目なく対応すべく体制を構築している」と述べました。
そして、中谷大臣は、中国の軍艦が日本の領海に侵入した場合の対応について、新たな対処方針は決定していないとしたうえで、「海上保安庁などで対応が困難な場合には、海上警備行動を下令して、自衛隊が対応するのが一般論としての原則だ」と述べ、海上警備行動を発令し、自衛隊を派遣する可能性があるという認識を示しました。
一方、中谷大臣は、北朝鮮による核実験を受けてアメリカ軍の戦略爆撃機が韓国の上空に展開したことについて、「地域の平和と安定、安全に対して役割を果たすというアメリカ側の強い意思の表れだと理解している」と述べました。
これに関連して、中谷防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、「去年5月の閣議決定で、わが国の領海などで国際法上の『無害通航』に該当しない外国軍艦への対処について、切れ目なく対応すべく体制を構築している」と述べました。
そして、中谷大臣は、中国の軍艦が日本の領海に侵入した場合の対応について、新たな対処方針は決定していないとしたうえで、「海上保安庁などで対応が困難な場合には、海上警備行動を下令して、自衛隊が対応するのが一般論としての原則だ」と述べ、海上警備行動を発令し、自衛隊を派遣する可能性があるという認識を示しました。
一方、中谷大臣は、北朝鮮による核実験を受けてアメリカ軍の戦略爆撃機が韓国の上空に展開したことについて、「地域の平和と安定、安全に対して役割を果たすというアメリカ側の強い意思の表れだと理解している」と述べました。