行儀の悪い子どもを見ると、何だか嫌な気持ちになりますよね。
「自分の子どもはそうなってほしくない」と思う方は、株式会社パワーキッズ創業者・立石美津子さんの著書『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』を読んでみませんか?
実は、この本を読むと普段やりがちな親の行動で子どもの行儀は悪くなってしまう、ということがよ~くわかるのです!
それでは、実際どんなことを親がやってはいけないのか? 立石さんの著書を参考にしつつ、具体的に説明していきます。
■1:大きくなってからしつけを始めている
まず、「まだ小さいのにしつけなんて……」と思って、放任するのはNGです。
立石さんは、「悪い習慣は大人になってからつくのではなく、小さいうちから親が付けている習慣」だと言います。
「”品性”は、大きくなってからは身につかず、生まれてから幼児期の間にしか養われません。したがって、しつけは子どもが生まれたらすぐに始めましょう」
例えば、「机から下りなさい!」と怒ってばかりいるお母さんがいます。ガミガミ言っているのに、子どもがちっとも言うことを聞きません。
これは「小さいから机にのっても、まぁいいか!」とある期間、何も注意しないで途中からしつけを始めているので、怒ったり叩いたりしないと机から下りなくなってしまっているからです。
赤ちゃんでも机の上に乗ったとき、普段より少しばかり怖い表情と低い声、声のスピードもゆっくりと「机から下りてください」と言うと、いつもと違う空気を察し、0歳・1歳児でも机から下ります。