ニュース

デヴィッド・ボウイが69歳で死去、がんで18か月にわたる闘病生活

デヴィッド・ボウイが1月10日に亡くなったことがわかった。

これはボウイのオフィシャルFacebookページで明らかにされたもの。死因はがん。18か月にわたって闘病生活を送っていたという。1月8日に69歳の誕生日を迎えた2日後だった。

1947年にロンドン・ブリクストンで生まれたボウイは、1964年にDavie Jones and the King Bees名義でデビュー。1966年にデヴィッド・ボウイ名義による初シングルをリリースし、1967年に1stアルバム『David Bowie』を発表した。

その後『Space Oddity』『he Man Who Sold The World』『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』といったアルバムを発表し、グラムロックの旗手として活躍。ナイル・ロジャースをプロデューサーに迎えた1983年のアルバム『Let's Dance』は世界的なヒット作品となった。活動休止期間を挟んで、2013年には約10年ぶりのオリジナルアルバム『The Next Day』を発表。1月8日にはニューアルバム『★(Blackstar)』をリリースしていた。

また俳優として大島渚監督『戦場のメリークリスマス』に出演し、坂本龍一と共演したほか、アート作品の制作や執筆など様々な分野で活動。2013年にはイギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館でボウイの回顧展『David Bowie is』が開催され、2017年には日本での開催も決定している。

デヴィッド・ボウイ 撮影:Jimmy King
デヴィッド・ボウイ 撮影:Jimmy King
画像を拡大する(1枚)

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

Got a minute ? 動画これだけは

David Bowie“Blackstar”

69歳の誕生日にリリースされた最新アルバムのオープニング曲であり、10分近い大作。活動当初から新しい音楽芸術のあり方を模索し続けてきたデヴィッド・ボウイ、50年以上経った今でもその姿勢は変わりません。音楽も映像も全てが挑戦的です。