私たちの人生においてもっとも大切なもの。その1つは「時間」ではないでしょうか。

人は生活の中で、時間を"見る"という感覚を共有するために"時計"というツールを作りました。そのツールを利用して生活の一部や社会のルールに時間を組み込んでいくことで、時間＝便利なもの、になると同時に、時間＝私達を縛るもの、にもなったのです。

実は僕自身、数カ月前まで腕時計をつける生活とは程遠く、時間はスマートフォンで見るライフスタイルでした。しかし、ひょんなことから「腕時計をしたい！」という衝動に駆られて購入したのが、カシオの『MQ-24-7B2LLJF』です。

ハッキリ言って、"運命の出会い"　でした。このミニマリズムの境地にあるといっても過言ではない、アナログな時計は、僕のハートをがっちりつかんで離してくれません。その理由は主に3つあります。

1.着けているのを忘れてしまうほどの軽さ・薄さ

約19グラムしかないこの時計は、着用していることを忘れてしまうほど軽いのです。また、金属製パーツが裏蓋だけなので、パソコンを四六時中使う僕でも、周辺機器やPCのパームレストが傷つくことを心配しなくてよいです。

ちなみにiPhone 6 Plusの重さはバンパー付きで221.5グラムでした。

2.シンプルで見やすい文字盤

バックライトも蓄光塗料もないので、薄暗い場所で見ると若干見づらい時があるかもしれません。しかし、それを補う大きいフォントと白い文字盤のシンプルなデザインは「見やすさ」を極限まで追求しています。

3.何個買っても懐が痛まない

一つ1000円ほどのお手頃価格なので、色違いはもちろん、文字盤が若干違うモデルも大人買いできてしまいます。会社と自宅に一つずつ置いておくことだって可能です。

何十万円もする高級時計も素敵ですが、大切にするがあまりその時計に逆に支配されるのではなく、もっと気楽に時間と付き合ってみるのも楽しいものです。今までとは違ったライフスタイルを見いだせるかもしれません。

あらゆる装飾を取り除き、「時間を見る」という本来の機能を追求したこの時計。僕はこの時計で時間との付き合い方が楽しくなりました。

MQ-24-7B2LLJF｜カシオ

(tomo)