『酒場放浪記』吉田 類が酒場指南!この酒場に行っときゃ間違いない Vol.1

『酒場放浪記』吉田 類が決める「ミシュラン?これが私の三ツ星店だ!」

星の数ほどある東京の酒場を楽しむには、TPOに合わせた店選びも肝要。いつも例のガイドブックから店を選んでいるようなのはかえってダサいのだ。

そこで、酒場を知り尽くした酔人・・・失敬、粋人である『酒場放浪記』でお馴染の吉田類さんに「これぞ名店」の教えを乞うてみた。本日から4日連続で連載し、いずれも呑ん兵衛ならずとも行きつけにしたい程の名店揃い!

初回である今回は、吉田類さんが選ぶ、あの格付け本には載らない「これが俺の三ツ星店」をご紹介!

覆面調査どころか、飲みながらお客さんと記念撮影を繰り広げ、サインを提供する吉田さんが決めるそのお店とは・・・・

ジョッキを片手にご機嫌な様子の吉田類さん「ビールがグイグイ進む、絶品メニューが豊富だね!」

ボリュームたっぷりの焼きとん盛り合わせ¥725(5本)

庶民の胃袋を支える王道居酒屋はここ!『やきとん まこちゃん』(新橋)

昭和43年創業。数多の飲み屋がひしめき合う新橋烏森口で、長年にわたり暖簾を守り続けるばかりか、現在では界隈で5店舗を展開しているというから恐れ入る。ひとりでも多く座れるようにという配慮からだろう。

電車の網棚を思わせる荷物を置ける棚が天井からつり下げられており、店内には机と丸椅子がぎっしりと並んでいるが、それでも連日連夜満員御礼が当たり前、といった繁盛ぶり。

居酒屋での1品目にはやっぱりコレ!な定番、煮込み¥465

吉田類さんが店に贈った色紙に書かれていた店名をプリントした、という揃いのTシャツを着た店員さんが、ジョッキや皿を持って客の間を飛び回っている。

看板メニューは、いわずもがなの「焼きとん」。大ぶりに切って串に刺したもつを、ベテランの職人が備長炭の薫りが立ち上る店頭の焼き台で、手際よく焼き上げる。鮮度に自信アリだから、基本はさっと焼き。こっくりと濃厚な甘めのタレは、なるほど酒の進む味。

煮込みやポテトサラダ、ハムカツなどの居酒屋の定番メニューも、実に〝らしい〟味がする。価格と味とにシビアな新橋の呑んべえを惹きつけ続ける秘訣は、基本に忠実な商いぶりにあり、と見た。

満員電車さながらの店内。取材時は、類さんがいることに気付き記念撮影を求める人多数!

■プロフィール
吉田類 高知県出身の酒場詩人。BS-TBS「吉田類の酒場放浪
記」は、飄々としたキャラクターで大人気番組に。高知県観光
特使及び仁淀川町観光特使としても活躍。最新刊『酒場詩人の
流儀』(中央公論新社刊)が好評発売中!

明日は、吉田類さんがおすすめする、明治創業の古典酒場に隠された伝統を教えて頂く。お楽しみに!


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