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トキの自然繁殖を願う祈願祭 佐渡1月12日 5時54分
新潟県佐渡市で、国の特別天然記念物のトキがことしも無事に自然繁殖し、大空に舞うことを願う、「朱鷺祈願祭」が行われました。
「朱鷺祈願祭」は、トキの保護活動をしている地元のNPOのグループが住民などに呼びかけて、毎年この時期に開いていて、11日は佐渡市の野浦大神宮に、環境省をはじめ関係者10人が集まりました。
拝殿では、トキの着ぐるみを先頭に関係者が座り、グループの代表らが玉串をささげて、トキの自然繁殖や野生復帰活動の無事を祈りました。
国内のトキは、現在、自然界で155羽の生息が確認されているほか、佐渡トキ保護センターや東京の多摩動物公園など、国内4か所の分散飼育地に合わせて188羽が飼育されています。
環境省は、ことし自然界で1年以上生存し定着したトキの数を、4年後の2020年には220羽とする目標を定める方針です。
環境省の広野行男首席自然保護官は、「ことしは新たな目標に向かってスタートする年で、多くのひなが巣立つようにと願いました。昨年40羽ほどのトキを放鳥し、それらがことしペアを形成し、繁殖することを期待しています」と話していました。
拝殿では、トキの着ぐるみを先頭に関係者が座り、グループの代表らが玉串をささげて、トキの自然繁殖や野生復帰活動の無事を祈りました。
国内のトキは、現在、自然界で155羽の生息が確認されているほか、佐渡トキ保護センターや東京の多摩動物公園など、国内4か所の分散飼育地に合わせて188羽が飼育されています。
環境省は、ことし自然界で1年以上生存し定着したトキの数を、4年後の2020年には220羽とする目標を定める方針です。
環境省の広野行男首席自然保護官は、「ことしは新たな目標に向かってスタートする年で、多くのひなが巣立つようにと願いました。昨年40羽ほどのトキを放鳥し、それらがことしペアを形成し、繁殖することを期待しています」と話していました。