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鎌倉の大仏 清掃などであすから2か月拝観不可に1月12日 5時00分
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観光名所として知られる神奈川県鎌倉市の大仏が、清掃作業のため、13日から2か月間にわたって拝観できなくなるのを前に、11日、作業の無事を祈願する法要が行われました。
国宝に指定されている鎌倉の大仏は、1252年に鋳造された青銅製の仏像で、風雨にさらされて汚れやさびが目立つため、13日から2か月間、傷み具合を調べる調査や清掃作業が行われ、この間の拝観ができなくなります。
これを前に、大仏がある寺の高徳院では11日、大勢の参拝者が見守るなか、法要が行われ、関係者が作業の無事を祈願しました。
鎌倉の大仏が拝観できなくなるのは、昭和34年から36年にかけて大仏に補強や耐震対策を施した「昭和の大修理」以来、55年ぶりです。
訪れたオランダ人の男性は「大仏が大きくて驚きました。鎌倉に来た大きな理由の一つが大仏だったので、見られなくなる前に来ることができてよかったです」と話していました。
調査などを行う、東京文化財研究所保存修復科学センターの森井順之主任研究員は、「建立から750年が経過した大仏様を傷つけることがないように、慎重に作業を進めます」と話していました。
これを前に、大仏がある寺の高徳院では11日、大勢の参拝者が見守るなか、法要が行われ、関係者が作業の無事を祈願しました。
鎌倉の大仏が拝観できなくなるのは、昭和34年から36年にかけて大仏に補強や耐震対策を施した「昭和の大修理」以来、55年ぶりです。
訪れたオランダ人の男性は「大仏が大きくて驚きました。鎌倉に来た大きな理由の一つが大仏だったので、見られなくなる前に来ることができてよかったです」と話していました。
調査などを行う、東京文化財研究所保存修復科学センターの森井順之主任研究員は、「建立から750年が経過した大仏様を傷つけることがないように、慎重に作業を進めます」と話していました。