パリ=青田秀樹
2016年1月12日01時43分
フランス南部マルセイユで11日、ユダヤ人学校の教員が刃物で切りつけられた。襲ったのは15歳の少年で、逮捕された際に、アラーとイスラム過激組織「イスラム国」(IS)の名のもとに犯行に及んだ、と話したという。仏当局は、暗殺未遂、テロ礼賛の疑いなどで捜査を進めている。
検察の説明によると、少年は近くの高校に通っており、トルコ国籍だという。ネット経由でイスラム過激思想に染まった模様で、当局が把握していない少年だった。襲われた教員は肩や腕に軽いけがを負った。
マルセイユでは、パリでの連続テロ直後の昨年11月にも、ユダヤ人学校の教員が切りつけられる事件が起きている。(パリ=青田秀樹)
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朝日新聞国際報道部
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