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仙台で「震災アーカイブ」のシンポジウム1月11日 20時30分
東日本大震災の記憶の風化を防ぐため、被災地の自治体などが発生当時の写真や資料を集めてインターネット上で公開する、「震災アーカイブ」と呼ばれる取り組みについて話し合うシンポジウムが、仙台市の東北大学で開かれました。
このシンポジウムは仙台市にある東北大学の災害科学国際研究所などが開いたもので、宮城県や青森県などの被災地の自治体の担当者や大学の研究者など170人余りが参加しました。
シンポジウムでは、各地で進められているそれぞれの取り組みについて担当者が報告しました。
この中で、宮城県の担当者は、震災の記憶の風化を防ぐため、これまで収集した資料を広く活用してもらえるよう、公開のしかたにも工夫が必要だと指摘しました。
また、青森県の担当者は、写真に映っている人物の顔を、個人情報保護の観点から、特定できないようにぼかす作業が大変だなどと話しました。
シンポジウムを主催した東北大学の今村文彦所長は、「震災の風化を防ぐためにも、利用者が必要とする記録を的確に把握できるよう、アーカイブの取り組みに協力を続けていきたい」と話していました。
シンポジウムでは、各地で進められているそれぞれの取り組みについて担当者が報告しました。
この中で、宮城県の担当者は、震災の記憶の風化を防ぐため、これまで収集した資料を広く活用してもらえるよう、公開のしかたにも工夫が必要だと指摘しました。
また、青森県の担当者は、写真に映っている人物の顔を、個人情報保護の観点から、特定できないようにぼかす作業が大変だなどと話しました。
シンポジウムを主催した東北大学の今村文彦所長は、「震災の風化を防ぐためにも、利用者が必要とする記録を的確に把握できるよう、アーカイブの取り組みに協力を続けていきたい」と話していました。