他人から見える自分は、好きな自分かどうか?
最近話題になっている、ベッキーの不倫問題。世間の声としては「タレントの中でも屈指の真面目でいい子がなぜ不倫を…?」という意見が多いのではないでしょうか。ベッキーの性格が本当に真面目かどうかは正直わかりませんが、周りからの印象というのは自分自身の性格を決めるのに大きな影響を与えるんだと改めて思いました。ベッキーの場合、外見というよりも、恋愛スキャンダルがほとんどない・恋愛よりも仕事を頑張ると公言・いつでも明るく前向きな性格から「真面目でいい子」というイメージを植え付けられていました。
これは、芸能人に限ったことでありません。以前の記事で書いたように、私は小さい頃から周りから「大人しい」と言われてきました。これは紛れもない事実なのですが、その当時はそう言われるのが嫌でした。嫌だとは言っても、「大人しい」から脱却することはできませんでした。当時の理想の自分は「普段はぼーっとしていても、いざとなったらいろんな人とペラペラ喋れる人」でした。何という矛盾!
つまり何が言いたいかというと、他人から見える自分は好きな自分かどうか?ということです。「大人しい」と言われて、やったー!と思う人はなかなかいないと思いますが、例えば「明るい」と言われて、「そうそう、私は明るいの!明るい自分が好き!」って思えたらいいのですが、「本当は別に明るくないのに…無理してるのに…」と言う場合もあるわけです。そこから「本当の自分って何!?」と中二病のように拗らせていく。中学生くらいの時期ならよくあることですが、大人になってからもこのように悩んでいる人は結構多いような気がします(ベッキーがそうだったかどうかはわかりませんが、今回の事件を受けて何となく心配になってしまいました)。
まずは自分の好きなところを大事にする
他人から言われることは確かに自分に当てはまっているかもしれません。けど、自分の性格は自分で決めればいいと私は思っています。私は確かに「大人しい」けど、それは大勢の中で目立ちたくないという思いがあるからで、少人数であったらワイワイしたり冗談を言い合ったりすることも好きです。そういう意味で私は「大人しい」自分が好きです。好きなところを認めると、すごく楽になります。そして、周りもそういう人が集まってくるので快適です(旦那も友人が少ない)。
外見に関しても同じようなことが言えると思います。例えば、下手に「モテ」を意識して好みではない服を着るよりも、自分の好きな似合う服を着る方が、生き生きと過ごせますよね。
夫婦それぞれ得意なことを頑張る
性格とはまた別ですが、好きなものこそ上手なれということわざがあるように、趣味や特技を極めるというのも大事なことだと思います。特に結婚してから、自分にできることを頑張るということが二人で生活していくうえで大切なことだと思うようになりました。
私はひとり暮らし歴は長いけど、家事がそんなにできるわけではないし、女らしさもないし、働くのも嫌いだし、という三重苦だと思っていました。でも、旦那は料理を全くしない人なので、クックパッド通りに作るという私の料理レベルでも十分「料理ができる」人になりました。そしてありがたいことに旦那は作った料理を何でも食べてくれるので、作り甲斐があり少しですが自信もつきました。こんな風に考えると、自分の得意なことって意外とたくさん隠れているような気がします。苦手なことを無理してやるよりも、夫婦それぞれが得意なことを頑張ることで、自信がつき生活が上手く回っていくような気がします。
ちなみに漫画の中にある「年賀状の宛名書き」ですが、
@krkw_asahi 手書きで書くなんて偉いです!あさひさん字が上手だからいいですね‼︎
— ミキコ (@mikikofuufu2) 2015, 12月 23
Twitterでミキコさんが褒めてくださって、「あ、これも特技なのかも…!」と気付かせてくださいました(勝手に貼り付けてすみません、そしてありがとうございました!)。