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二つの鼓動

『二つの鼓動』遂に発売!

~ 松村雄策さん ~

初めて松村さんの文章を読んだのは
確かジョンレノンが殺された翌月の「ロッキング・オン」での
ジョンレノンへの追悼の文章だった。
1981年1月、僕が中学3年の時のことだ。
あれから、毎月欠かさずに松村さんの文章を読んでいるから
もう、27年以上にもなることになる。

松村さんが書いた70年代の原稿をまとめた
「アビーロードの裏通り」という本は自分にとってのバイブルで
高校生の頃、本がすり切れるくらい何度も何度も読んだ。
文章がロックで、それがロールしてるもんだから大変だ。
読んでるだけで音が聞こえてきた。
ビートルズを毎晩聴いたように
松村さんの言葉をいつもポケットに入れて学校へ行った。

PEALOUTの初期に松村さんと知り合って
ライヴを観にきてもらったり、一緒にお酒を呑んだり
その時の嬉しさをわかってもらえるだろうか?
PEALOUTのことを松村さんの文章の中に見つけた時の嬉しさが
とんでもないくらいのものだったことをわかってもらえるだろうか?

そんな僕が、ソロアルバムを出す時にどうしてもしたかったのが
松村さんにライナーノーツを書いてもらう、ということ。
(※同じように福岡在住のとても大好きな文章を書く
 柴田美代子さんの二人にどうしてもお願いしたかった)
ファースト、そしてセカンドとこの夢が叶って
なんて幸運なんだろう、と本当に思う。

そして、今月号の「ロッキング・オン」の松村さんの文章で
新しいアルバム「二つの鼓動」について触れられている。
その最後の2行を読んだ時、心がふるえた。
そして、ふっと肩の荷がおりたような気持ちになった。

週末から近藤智洋&ザ・バンドファミリアでの東名阪ツアーがある。
時間のある人は是非、
時間のない人はなんとか時間を作って
なんとしてでも観て欲しいと思うライヴだ。

『近藤智洋』から『二つの鼓動』へ。
新しい近藤智洋を歌って行こう。
 
 
 
 
(※2008/7/2に更新)
 
 
※「二つの鼓動」の発売日!
音が形になってみんなに聴いてもらえるのは
ずっと変わらず嬉しいね。
形にできて良かった〜とホッとする気持ちも大きいのです。

そして、松村さんと柴田さん。
ソロのスタートとなる「近藤智洋」「二つの鼓動」に
ライナーノーツを書いてもらえたのは
ほんとに嬉しかったなあ〜。

さあ、今日は柳川に戻って
明日から今年のライヴ、ツアーがスタートします。
良いスタートにしたいと思ってます。
よろしくです!

で、今回はツアー中、アーカイヴ更新するのは難しそうなので
アーカイヴ、次の更新は1/13(水)の予定です〜

ではでは〜!
 
 
 
 
            〒he picture postcard from KDTH