中庭のある家づくり


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ルイス・バラガンの中庭

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バラガンの中庭・ギラルディ邸

ギラルディ邸は、バラガン邸と同じくTacubayaという街にあり、距離的にも歩いて5分ほどの所で周囲の街の雰囲気もとても良く似ている。

バラガン邸のファーサードが街のランドスケープに合わせ落ち着いたものであったとは対照的に、ギラルディ邸はバラガン特有のピンク色が外壁に塗られ街に対して主張をしている。
白い玄関から階段を横目に建物の奥へと進むと突然、強く黄色に色づけされた光が入り込む。

廊下に調子よく刻まれたスリットにはめられたガラスには黄色い塗装が施され、このような劇的な効果を作り出している。

その廊下の先、建物の最深部にはダイニングルームに面したプールがある。

このプールは、強烈なブルーとピンク色の壁で構成されており、それに天井から降り注ぐ光とプールにはられた水が加わり幻想的で強烈な空間を創出している。

ダイニングルームのもう一方は、中庭に面しており、その中庭には大きな木が一本ピンクの壁を背景に植えられている。

また、この中庭には無造作に形の異なる古い壺がおかれており独特の雰囲気を持つ中庭となっている。
 

ギラルディ邸 模型写真

ギラルディ邸 間取り
 

ギラルディ邸 模型写真

バラガンの中庭・バラガン邸

バラガン邸は、メキシコシティの郊外Tacubayaという街にある。

この地域は低所得者が多く住むことからバラガン邸の外観は、それに通りの表情を変える事のないよう質素なものとなっている。

エントランスは、とても小さく玄関を入れば、柔らかい陽が差し込にみ、訪問者を出迎えてくれる。
階段ホールから玄関にかけてピンク色の光が広がりる。これは、バラガンがよく使う手法で壁や反射板を使って効果的に太陽光を集め拡散させ、空間ごとに異なる光の表情を演出している。

特に鮮やかなピンク色は花を愛したインディオの色でメキシコの近代建築にはタブーとされていた。しかし、バラガンはメキシコの歴史と土着性に惹かれ、その鮮やかなピンク色をデザインに取り込んだ。

またバラガン邸は、プライバシーを守る為にそれぞれ性格の異なる中庭を持っている。

奥にある庭にはメキシコ特有の植物が植えられており、中庭のように三方を高い壁に覆われている。強い西日がその庭を突き抜けて居間に降り注ぐ。空間は、光と影が織り成す光移ろうものとなる。

同じレベルにあるもう一つの中庭は、とても狭く四方に高い壁がそびえ立ち青い空を切抜き、それを楽しむ空間となっている。

屋上は、高い壁で囲まれ中庭的に使われ、無限の色彩に満ちた空だけが広がる瞑想の空間となる。
 

バラガン邸の 模型写真

バラガン邸 1F 間取り
 

バラガン邸の 模型写真

バラガン邸 2F 間取り
   

バラガン邸 2F 間取り
   

バラガンの中庭・ガルベス邸

ガルベス邸は、メキシコシティ郊外にあるSan Angelという街にある。

この1955年に建てられた住宅は、バラガンの自邸を見て感銘を受けた Antonio Galvez のためにバラガンが設計したものである。

ガルベス邸の平面図はバラガン邸と類似している部分が多い。

まず街路より建物にアプローチすると右手には前庭的な要素を含む中庭が出迎えてくれる。

この中庭には、建物の壁を含む三方壁に囲われた水盤があり、水盤の揺らぎが壁に光と影のシルエットを映し出し時間の変化を刻んでいる。

ピンクに塗られた低い天井の玄関ポーチを通り建物の中に入ると水盤に面した応接室が水盤の反射によりほんのりとピンクに色づいている。

さらに奥へと進むともう一つの大きな中庭に面したリビングルームがある。

このリビングルームに広がりを与えてくれる中庭には様々な種類の木々に加えて、ピンク、ブルー、ホワイトに塗られた壁がこの中庭を形づくるように配置されている。

その白い壁にはスリットのように開らかれ明度の部屋へ続く裏導線の入り口がある。
 

ガルベス邸 模型写真


ガルベス邸 1F 間取り
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