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独 昨年末に暴行事件起きた町で外国人襲われる
1月11日 21時11分

独 昨年末に暴行事件起きた町で外国人襲われる
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先月、北アフリカからの難民などが暴行事件を起こしたとみられる、ドイツ西部のケルンで、10日、シリア人など複数の外国人が何者かに襲われてけがをし、警察は、極右による難民や移民に対する暴力などへの警戒を強めています。
ドイツ西部、ケルンの警察当局によりますと、10日夜、市内の中央駅の近くで、パキスタン人6人が20人ほどのグループから暴行を受け、このうち2人が病院で手当てを受けました。
また、そのおよそ20分後、今度は39歳のシリア人の男性が5人のグループから暴行を受けてけがをし、警察は傷害の疑いで捜査を始めました。
ケルンでは、先月31日の大みそかの夜、中央駅の周辺で複数の女性が男たちから乱暴されたり財布などを奪われたりする事件が起き、北アフリカの難民などが関わっていたとみられています。
今回の事件の背後関係などは分かっていませんが、地元のメディアは、大みそかの事件のあと、暴走族やサッカーのフーリガンなど極右とみられるグループがフェイスブック上で、ケルン市内で暴力行為を行うことを示し合わせていたと伝えています。
ケルンの警察当局によりますと、大みそかに起きた事件の被害届はこれまでに500件を超えていて、ドイツのデメジエール内相は11日に行った演説の中で、「全く容認できない」と強く非難しました。
警察は、極右による難民や移民に対する暴力などへの警戒を強めています。

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