韓国国防省、米戦略兵器の追加展開も=空母派遣検討か、北朝鮮は反発
2016年01月11日 14:38 発信地:韓国
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【1月11日 時事通信社】韓国国防省報道官は11日の記者会見で、北朝鮮による「水爆実験」を受けて米軍のB52戦略爆撃機が韓国上空に展開したことに関連し、「その他の戦略資産(兵器)を追加で展開させることについても、韓米が緊密に協議している」と述べた。北朝鮮は米韓のこうした動きに反発している。
報道官は「戦略資産」について具体的に説明しなかったが、原子力空母や原子力潜水艦、B2爆撃機などが想定されているとみられる。
これに関し、聯合ニュースは、定例の米韓合同演習「フォール・イーグル」の一環として例年3月ごろ実施される海上訓練を前倒しし、米海軍横須賀基地を母港とする原子力空母「ロナルド・レーガン」を朝鮮半島周辺に展開させる案が検討されていると伝えた。
米軍の戦略兵器展開は、北朝鮮の「水爆実験」に対抗する示威行為。韓国軍が南北軍事境界線付近で拡声器による宣伝放送を再開したことを受け、北朝鮮がさらなる軍事挑発に乗り出さないよう抑止する狙いもある。
これに北朝鮮は不安感を抱いているもようだ。11日付の労働党機関紙・労働新聞は「米国は今、南朝鮮(韓国)に核戦略爆撃機を投入するなどして、情勢を戦争直前に追い込んでいる」と反発。「米国が軍事力でわれわれをどうにかしようとするのは、愚かな行為だ。実現できない妄想だ」と強調した。(c)時事通信社
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