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【スポーツ】

<首都スポ>大学ラグビー 帝京大無敵7連覇 次はTL王者と対戦

2016年1月11日 紙面から

帝京大−東海大 前人未到の7連覇を達成し、笑顔で記念撮影をする帝京大フィフティーン=秩父宮ラグビー場で(河口貞史撮影)

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◇ラグビー大学選手権<決勝> 帝京大27−17東海大

 帝京大、前人未到の7連覇!! ラグビーの第52回全国大学選手権決勝は10日、東京・秩父宮ラグビー場に1万6669人の観衆を集めて行われ、帝京大が27−17で東海大を破り、同大が持つ大会記録を更新する7連覇を達成した。6大会ぶり決勝進出の東海大は初制覇を逃した。前半31分に先制された帝京大は3分後に追いつき、後半1分にSO松田力也(3年・伏見工)のPGで勝ち越し。その後3トライなどで着実に加点した。帝京は日本選手権(31日・秩父宮)で、トップリーグ王者(24日決勝)と対戦する。

 序盤の苦戦は、強さを引き立てるスパイスでしかなかった。

 7連覇の金字塔に挑む帝京大は、主将の坂手淳史(4年・京都成章)と副将のCTB金田瑛司(4年・伏見工)がともにケガでベンチスタート。ゲームキャプテンを務める予定だったFB森谷圭介(4年・正智深谷)も試合3日前に負傷。中軸3人を欠いた王者に、東海大はスクラム、モールを猛然と押し、タックルでプレッシャーをかける。司令塔のSO松田も自由に動けない。前半31分、東海大が先制トライ。スタンドに陣取った赤いシャツ姿の帝京ファンが不安そうにざわめいた。

 「でもあれで落ち着きました」と松田。続けて「すぐ円陣で話しました。『全然自分たちのラグビーができていない。ボールを動かそう。攻めよう』と」。

 直後のキックオフからだ。相手陣に攻め込んだ帝京大は、連続攻撃から松田が果敢に突破。「マークがいっぱい来ているのは分かってたから、その分スペースがあく」。その読み通り、DFが自分に集まったところで左WTBの竹山晃暉(1年・御所実)へ鮮やかなラストパスを送り、同点に追いつく。

 そしてハーフタイム。岩出監督から「勝ちにこだわらず、厳しさを楽しめ」、坂手主将から「一人で背負い込まずに思い切りやれ」と声をかけられた。

 「自分では、そんなに緊張してたつもりはないんです」と松田は苦笑するが「そこからは、厳しい試合も楽しめました」。

 後半開始1分に勝ち越しのPGを成功。6分には自陣から豪快な突破でFB重一生(3年・常翔学園)のトライにつなぐ。司令塔の覚醒が、王者の強さをよみがえらせた。

 残り4分。肘をテープで固めた坂手主将がピッチに入る。「待ってたぞ」とチームメートが迎える。ケガ人が続出しても揺るがない強さを見せつけた無敵軍団。連覇はこの先どこまで伸びるのだろう。 (大友信彦)

     ◇

 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中

 

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