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【プロ野球】巨人・内海 復肩へ沖縄走り切る2016年1月11日 紙面から
“ゴッパチ”を走破する。復肩を目指す巨人の内海哲也投手(33)が10日、那覇市内で山口や宮国らとの自主トレを公開した。約7時間に及ぶ猛練習でランニング距離は10キロ超。沖縄の大動脈でもある国道58号(国頭−那覇)の県内距離約125キロを自主トレ期間の12日間で“走り切る”計算だ。 午前9時半に始まった練習は夕暮れ時まで続いた。「(取材陣への)公開日なので、『見せ練』です。『盛った』状態でやりました」と冗談でかわしたが、復活にかける決意は明らかだった。 特に目立ったのがランメニュー。ラグビーボールを使ったタッチフットを約1時間、160メートル走を24本。ウオーミングアップなどを含め、推定総距離は10キロに及んだ。 那覇での自主トレを打ち上げる21日までの実働は12日間。国道58号も走破できるペースだ。これも、昨年までのグアムから拠点を沖縄に移した効果。内海自身も「(暑すぎる)グアムではできないメニュー。練習量は数段、上がっています」と手応えを口にする。 昨年は3月に左前腕部の炎症で出遅れた影響もあって2勝止まり。「昨年は痛さを味わったので怖さや不安はあるけど、克服しないと前に進めない」。マイコラス、ポレダ、菅野の3本柱に内海も加われば、盤石の先発ローテが確立する。由伸巨人の浮沈は、かつて「エース」と呼ばれた左腕の復肩にかかっている。 (井上学)
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