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【プロ野球】ヤクルト・山中が競輪トレで下半身強化2016年1月11日 紙面から
ツバメのサブマリン・山中浩史投手(30)が10日、熊本市内の熊本競輪場で、熊本・必由館高野球部の同期で、競輪のA級選手として活躍する松岡孝高(よしたか、30)と初めて合同自主トレを行った。競輪場のバンクをレース用自転車で走ったり、室内で練習用のローラーの上でこいだりして約3時間汗をかくと「乳酸たまりまくり」と、最後は倒れ込み、しばらく立ち上がれなかった。 「これだけ下半身に効くトレーニングはなかなかない。野球につながると思う。この時期にしかできないことだし、毎年やりたい」と充実感を語った。 ソフトバンクから移籍2年目の昨年は、自身の初登板から負けなし6試合連続白星を挙げ、優勝に貢献した。これは、金田正一の開幕9試合連続勝利に次ぐ球団2位の記録だったが、大胸筋を肉離れして夏以降離脱。古巣との日本シリーズで登板できなかったのは大きな悔いになった。今季は「投げる試合は全部勝って日本一に貢献したい」と、金田超え&古巣への雪辱を誓った。 そのためにも「力強い球を投げるため、ケガをしないためには土台作りが大事」と、下半身強化がこのオフのテーマ。元日は初日の出を見ながら地元・熊本県天草市の海岸をランニング。高校時代に毎年行っていた、同県内の3333段という『日本一の石段』上りも6日に実行した。仕上げは「下半身なら競輪選手に聞こう」と、この合同トレを松岡に申し込んだ。元投手の松岡は「自転車はけがをしにくいし、上半身も下半身も体幹も鍛えられる。いいところに目を付けたと思う。プロ野球は自分もあこがれた道。少しでも長く、人の記憶に残る活躍をしてほしい」とエールを送っていた。 (竹村和佳子) PR情報
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