【巨人】亀井「負けない」橋本「130試合出る」沖縄出発、外野争い開戦
2016年1月11日6時0分 スポーツ報知
巨人・亀井善行外野手(33)と橋本到外野手(25)による外野定位置争いが10日、開戦した。同じ左打ちで強肩強打が持ち味の2人は、藤村大介内野手(26)とともに羽田空港発の飛行機で自主トレ先の沖縄へ出発した。亀井が「チームが強くなるためには若い人が上がって来ないといけないけど、そこで僕が負けないようにしたい」と意地を見せると、橋本到も「第一印象は大事だと思うので、キャンプをいい状態で迎えたい。130試合出場を目標にしたい」と闘志を燃やした。
今季は長野、立岡、大田らに加え4番候補・ギャレットの加入で、より一層ポジション争いは激化する。昨季2度の戦線離脱を経験した亀井は「僕は僕なりにやりたい。我慢が大事になってくる」とけが防止のために“オレ流トレ”で調整する方針。「でもオープン戦からしっかり結果を出していかないといけない」と力を込めた。
一方で橋本到は「亀井さんは150キロのインハイの真っすぐをカットして粘る。あれは簡単にはできない」と先輩の技術を盗み、打撃技術向上を狙う。沖縄には約10日間滞在予定。南国の地で、ひと足早いバトルを繰り広げる。(安藤 宏太)