読まれるブログの文章
はてなブログに登録し、1年以上経ちました。お蔭さまで読者登録が千人を越え、それなりに読まれているブログに成長できたと感じています。本当に皆さんのお蔭です。
この1年間、ブログ系の書籍、そして他人のブログを読み、沢山勉強させていただきました。私が感じた「読まれるブログ」について考えてみます。
1 読者への気配りがあること
ブログを始めた時、読者のことを考えていたでしょうか?
ミクシイやフェイスブックで日記を書いていた人が、そのままのノリでブログを書くと不親切になります。
理由は、読者が”友人知人”から、”全世界に住む他人”にまで広がるから。
検索でブログに来た人や、たまたま目に入ったからブログに訪れた読者のことを考えてみて下さい。
あなたのブログを読んだ時、初めて来た人に配慮がないブログだったら、それ以上読みません。一般的でない言葉が書かれていたり、身内ネタで終始していたら、数秒で「戻る」をクリックするでしょう。
例えば、お役立ちネタであれば自分の説明はあまり必要ないですが、自分のことを書く場合、最低限の前情報を入れなければ、読み手に伝わらないのです。
例えば、私は北海道札幌市に住んでおり、地元では札幌駅のことを通称「サツエキ」と呼びます。でも、北海道以外の人が「サツエキ」と書いてあってもなんのことだかわかりません。
そういう小さな気配りが無いと、不親切になってしまいます。リアルに会うなら、わからない単語は質問できますが、ブログでの出逢いは一度きり。リピーターになってくれるチャンスを逃したことになるのです。
2 読者にストレスを与えない
どんなに良い事が書いてあっても、イラストや写真が少なく、字がゴチャッと固まっているページは読みません。読み続けるのがストレスだからです。
もし、堀江貴文さんやイケダハヤトさんのような尊敬している方が「これ絶対読んで!」と宣伝されていたとしても、私はストレスになる文章を読む気力がありません。
逆に、読みやすくさえしてあれば、時間に任せて最後まで読んでしまうということになります^^
3 読者にとって良いブログとは?
中谷彰宏さんという作家をご存知でしょうか?彼の作品は、とても文章が短く俳句のように言葉が凝縮されています。本の中で、「私の本は短い時間で良い情報を沢山入れるようにしてある」と書かれていました。
短時間で良質の情報収集ができる、これが読者にとって良いブログではないでしょうか。(そんな私は長文ブログです。この記事も長文でゴメンナサイ)
付け加えると、できれば短時間で「ストレスなく」というのが求められています。多くの方は日常の仕事や家事で疲れていて、プライベートの娯楽や情報収集は楽したいのです。文字だけのブログよりイラストや画像の多いものが好まれます。
ストレスが少なく、さらに面白おかしく伝えてくれるサイトなら楽しめます。例えばヨッピーさんやARuFaさんのような優れた企画力で、笑いながら情報収集させてくれるものは最高です。
4 世の中の人は活字を好まない
インターネットにはワクワクする記事が沢山ありますよね。そんな世界に足を踏み入れる、世の中のブロガーのほとんどは文章が好きだと思います。活字を自分で書き続けられる人は、そもそも活字が好きなんです。
ですが、ここ大事なんですけど・・・
世の中の人は、ブロガーが思うほど、そもそも活字を読みません(爆)。YOUTUBEで動画を見たり、テレビを見たり、紙なら雑誌や漫画を読む程度です。真剣に本を読む人は少数派です。
なので、文章の書き方については、最低読めるレベルまで努力で持っていけば良いと思います。それより自分らしい写真が撮れたり、イラストが描ける等のプラスアルファの理解を助けるツールを使いこなせたほうが、文字だけのブロガーより読者に”親切”なのです。
5 最低の文章力でいい
「てにをは」がちゃんとしていない文章は読みづらいので、最低限読める文章を書きましょう。スマホで流し読みされることを前提に、短めの文章で、漢字を適度に使い、句読点や読点を付けて、シンプルであればOKです。
こちらのサイトがわかりやすかったです。端的な文章が一番です。
5年以上ブログを書いて分かった上手な文を書く9つのポイント 知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ
自分の文を推敲するときは
削れるところがないか目を光らせてみましょう。
読みやすさに大切なことは追記や補足より削除です。
本文より抜粋でした。
私も、ブログを書く際、もともとの文章から一記事にするまで2~3割は削ります。削って削って残った文章には、本当に言いたいことが凝縮されていると思うのです。
6 ブログは流し読みされている
「シンプルな文章の書き方」 ― 読まれなかった文章をカイゼンしてわかったこと : earth in us.
だけどアクセスログを見ているうちに気がついた。
ほとんどの人は、「さーっと」流し読みしているだけだ。これはショッキングな話だけど、自分がだれかの文章を読むときのことを考えれば、カンタンに想像がつく話だ。
「意味分からん」「むずしそう」「長いよ」。
パッと見で何を言っているのかわからないなら、すぐ直帰。
そうなんです!ほとんどの人は流し読みだという事実・・なので、見出しと大切な部分を太字にしてあげて、流し読みで意味が伝わるようにしてあげましょう。それが、親切です。そして、親切心のないブログはあっという間に離脱されます。
7 テンプレートを使うという方法も
文章が得意でない方は、一から考えるのは難しいでしょう。何もないところに書き始めるより「型」を使い、それに沿うと一記事ができてしまいます。
ブロガーのかん吉さんの記事より
1行目 【事実】 その日にあったことや自分がやったことを書く
2行目 【気づき】 その事実を通して気づいたことを書く(反省する)
3行目 【教訓】 その気づきから導き出されたことを教訓としてまとめる(次の行動の目標を作る)
4行目 【宣言】 その教訓を活かして、できている自分の姿を描く(イメージを描く)
4行から膨らませて、ボリュームを持たせれば一記事できそうです。
まとめ あなたの考えを、沢山の人に伝えよう!
毎日考えていることをそのまま書く、これは単なる日記です。そこから一歩進んで、自分の文章を人に見てもらうには、少しの作業が必要なのです。
湧き出た想いのパーツを上手に繋げ、余計な部分を省き整理する。イラストや画像を挿入し、タイトルを付けて「完成品」として世に出す。
「完成品」になれば、あなたの考えは沢山の人に伝わります。拡散され読者も増えていくのです。あなたの考えはそのままで素晴らしい。あとはちょっとの手間をかけて、「完成品」にまで仕上げましょう。
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