【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は10日、昨年の自動車の国内販売台数が前年比10.4%増の183万台で、過去最高を記録したと発表した。
個別消費税の引き下げ(8月27日~12月31日)や新車発売効果、多目的レジャー車(RV)の需要拡大などが追い風となった。
このうち韓国車は前年比7.7%増の156万台、輸入車は同27.9%増の28万台だった。
輸入車のうちBMW、フォルクスワーゲン(VW)、メルセデス・ベンツ、アウディ、ポルシェなどのドイツ車のシェアが60.7%に達した。
一方、昨年の国内生産台数は前年比0.7%増の456万台だった。輸出減少や労働組合の時限ストによる生産低下にもかかわらず健闘した。
昨年の輸出台数は同2.8%減の298万台。北米や欧州連合(EU向けなどが好調だったものの、ロシアや中南米、中国など新興市場の景気減速が響いた
輸出額は同6.4%減の458億ドル(約5兆2800億円)。軽自動車の輸出増加や価格競争の激化による平均輸出単価の下落が影響した。