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成人の日 東京ディズニーランドで成人式
1月11日 11時57分

成人の日 東京ディズニーランドで成人式
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成人の日の11日、千葉県浦安市では東京ディズニーランドで成人式が行われ、おなじみのキャラクターが新成人の門出を祝いました。
浦安市は毎年、東京ディズニーランドで成人式を行っていて、11日は華やかな振り袖やスーツを着た新成人1400人余りが出席しました。
式では、ディズニーのおなじみのキャラクターがステージでダンスを披露して門出を祝い、新成人たちは歓声を上げながら写真を撮影して楽しんでいました。
大学2年生の男性は「育ててくれた親に感謝しながら、人の役に立てるような大人になりたい」と話していました。
一方、成人式では、浦安市の松崎秀樹市長が、新成人に向けたあいさつの中で、「日本産科婦人科学会のデータ」だとして、「出産適齢期は18歳から26歳を指すそうだ」と述べたうえで、「人口減少のままで今の日本の社会、地域社会は成り立たない。若い皆さん方に大いに期待したい」と述べました。
これについて松崎市長は式のあとの記者会見で、「産まなければ人口は増えないし、率直な思いだ。超高齢化社会でどれだけ若い人たちが大変な時代を迎えるか、新成人が次の時代を考えていかないといけないということを率直に伝えた」と説明しました。

市長発言に新成人の女性は

松崎市長の成人式での発言について、出席した新成人の女性からはさまざまな声が聞かれました。
保育士を目指しているという大学2年生の女性は「少子化なのでしかたないと思う。自分もそれぐらいの年齢までに子どもを産みたいので、1回出産で仕事を休んでも、戻って働ける就職先を選びたい」と話していました。また、芸術を学んでいる大学2年生の女性は「理想はそれぐらいの年齢で結婚、出産をすることだが、どうなるのか想像がつかない」と話していました。
一方、理学部に通う大学2年生の女性は「出産のタイミングは決められたくない。経済的な面もあるので、自分のタイミングがよいときに子どもを産みたい」と話していました。また、別の女性は「私たちの世代は、経済的に専業主婦になるというわけにはいかないと思う。22歳で大学を卒業して4年後までに出産となると会社にも迷惑をかけるのではないかと不安だ」と話していました。

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