仮想マシン構築アプリ「Parallels Desktop」「Veertu」「VirtualBox」「VMware Fusion」でWindows 10の起動時間テストをしてみました。詳細は以下から。


Parallels-Veertu-VirtualBox-VMware-Hero

 前回、AppleのHypervisorフレームワークを使用したVeertuを他のVMアプリと比較してみましたが、今回はWindows 10の起動時間ベンチマークテストを行ってみました。ベンチマーク環境は前回と同様で、VMアプリには新たにVirtualBoxも追加してあります。


  • MacBook Pro Retina 13-inch (Early 2015) - 技術仕様
    • CPU:Intel Core i5-5257U@2.7GHz
    • RAM:8GB
    • GPU:Intel Iris Graphics 6100 VRAM 1536MB
    • SSD:128GB PCIe
  • ホストOS:OS X 10.11.2 El Capitan
  • VMアプリ
    • Parallels Desktop 11.1.2
    • Veertu 1.0
    • VirtualBox v5.0.12
    • VMware Fusion 8.1.0
  • ゲストOS:Windows 10 Insider Preview 64bit

結果

 テスト用仮想マシンのハードウェアは2 CPU, 4GB RAMなどできるだけ同じ構成で、Windows用アドオンもインストールしてある状態にし、結果は以下の動画の通り仮想マシンの起動からWindows 10のデスクトップが出るまでの時間はVeertuはParallels Desktopに続き2位となっています。



 また、システムログからWindowsが使用できるまでになる時間を測定してくれるBootRacerを利用し、各仮想マシンの測定を3回[1, 2, 3, 4]行ってみましたが、こちらでも同様の結果となったので、VeertuはスナップショットやGPUなどの機能が充実すればMac App Storeで購入できる仮想マシン構築アプリとして人気が出るかもしれません。


BootRacer-Windows10-on-VM

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