隣の家に住んでる友達がボードゲームマニアなおかげで、最近はいろんなアナログゲームに触れる機会が増えてきました。今日プレイしたのは『スパイフォール』というゲーム。
人狼と同じくコミュニケーションゲームで、会話に会話を重ねて遊ぶゲームです。なかなか楽しい上に外国語学習にも使えるんじゃないのと思いました。詳しくは後述。
どんなゲーム?
プレイヤーの中にたった一人紛れ込んだスパイと、その他のエージェントたちで戦うゲームです。
ゲーム開始時、プレイヤーにはカードが1枚ずつ配られます。この時「SPY」と書かれたカードが配られたプレイヤーがスパイ、ロケーションカードが配られたプレイヤーがエージェントとなります。
ロケーションカードにはすべて同じ場所と、プレイヤーごとに違う役割が書かれています。例を挙げると、ロケーションカードの場所が「カジノ」だった場合、エージェントは皆「カジノ」のカードを持っており、役割には「ディーラー」「常連客」「バーテンダー」とかが書かれてるわけです。ゲームには24種類の異なるロケーションが含まれています。
ゲームが始まると、開始プレイヤーから誰かひとりを選んで質問をしていきます。質問は何を聞いてもOKです。そしてどう答えてもOK。エージェントはこの質問を手がかりにしてスパイをあぶり出し、スパイはロケーションカードに書かれた場所がどこなのかを推測します。スパイを特定できればエージェントの勝ち、特定される前に場所がどこか当てられればスパイの勝ちとなります。
英語でやるとかなり頭使う
これ1時間くらいプレイしたんですが、結構頭使います。ヘトヘトになりますよ。
スパイに場所をさとられないためには、特定されやすい質問は避けないといけないし、かといってあまり曖昧な質問をしていてもスパイだと疑われてしまう。質問に答えるときもしかりで、馬鹿正直に答えていると簡単にスパイに場所がバレますからね。スパイになったらまた大変。怪しまれないように気をつけながら、周りの質問に耳を傾け、あらゆる手がかりを集めて場所を考えないといけないしで。
また1ラウンド8分間の時間制限があるんで、悠長に質問考えてられないんですよね。次は何を聞こうか、こういう質問にはどう返そうか、とかいろいろ考えてると、どんどんおでこのあたりが熱くなってきます、笑
疑問文の教材にいかがでしょう
これ、短い時間で即座に質問を考えないといけないので、英語の疑問文の練習に使えるんじゃないかと思うんです。特に有効な手がかりを得るためには5W1Hを使った疑問文が必要なので、この辺の基礎が怪しいレベルの人には持ってこいかと。
今日出てきた質問はこんな感じ。
- あなたはここで何をしているんですか?
- どれくらいの頻度でここに来ますか?
- どういった服を着ていますか?
- どんな風景が見えますか?
こういった疑問文が3秒以内に出てこない場合は、これで遊びながら練習するとよいかも。ゲームの中で使った英語って、案外と記憶に残るんですよ。情報と体験が結びつくからですかね。もちろん英語以外の外国語でも応用がきくでしょう。
文法基礎固めの予行演習には瞬間英作文がオススメ。一度この本で練習すると会話の瞬発力が段違いに変わります。
最後に商品リンクでも貼りたいところなんですが、日本語版の在庫がどうも少ないようで、以下のショップでしか在庫を見つけられませんでした。
一応 Amazon で並行輸入品も買えますが、むっちゃくちゃ高いので、アナログゲームショップの直営サイトから買ったほうが良いかと思います(商魂ゼロ)。
今日は頭使いすぎてヘロヘロなので簡単にこのあたりで。おやすみなさいませ〜。