【2016年版】Twitter広告の種類・ポイントを徹底解説
今やWebマーケティングにSNS活用は欠かせません。
近年はFacebook広告やインスタグラム広告に注目が集まっていますが、日本国内で2000万人近いユーザー数を持つTwitter広告もプロモーションの手段として無視することはできません。
Twitterは2015年11月17日に、セルフサービス型の広告提供の開始を発表しました。
これまではYahoo!プロモーション広告経由でしか出稿できなかったのが、今後はTwitterの管理画面から直接出稿できるようになり、利便性が向上しています。
参考
Twitterでセルフサービス型広告がスタート!中小企業でも手軽に出稿が可能に - ネットマーケティングレポート:ITproマーケティング
今回は、Twitterでどのような広告が出稿できるのかをご紹介します。
Twitter広告の利用は拡大傾向に
Twitterは、140文字以内の文章を投稿するだけのシンプルなSNSです。
いつでもどこでも気軽に利用できるため、SNSの中でもリアルタイム性や拡散力が非常に高いといえます。
また、Twitterが公開している情報によると、「60%のフォロワーが、Twitterがきっかけで中小企業から商品を購入」しており、Twitter上でコミュニケーションを測ることがコンバージョンにつながりやすいことが窺えます。
Twitterユーザーのコンバージョン率の高さから、Twitter広告にも注目が集まっており、Twitter社の2015年第3四半期(7~9月)の決算では、売上が前年同期比で約60%の伸びを見せています。
参考
Twitter、広告が好調で予想を上回る増収、赤字幅縮小 - ITmedia ニュース
Twitter広告の6つの種類
Twitter広告は、以下のつの目的に対応したキャンペーンを提供しています。
1.フォロワー獲得
フォロワーキャンペーン
2.ホームページへの誘導またはコンバージョン獲得
ウェブサイトキャンペーン・コンバージョンキャンペーン
3.ツイートのエンゲージメントアップ
ツイートエンゲージメントキャンペーン
4.アプリのインストールまたは起動
アプリインストール、アプリエンゲージメントキャンペーン
5.見込み顧客獲得
リードキャンペーン
6.動画再生
プロモビデオ
各キャンペーン内容を解説
1.フォロワーキャンペーン
フォロワキャンペーンは、自社アカウントのフォロワーを増加させることを目的としており、ユーザーとの長期的な関係を構築したい場合に有効です。
「プロモアカウントタイムラインや「おすすめのユーザー」の枠など、あらゆる場所に表示されるため、リーチに自社アカウントを表示させることができる広告です。
広告経由でフォロワーを獲得できた時点で課金が発生します。
2.ウェブサイトキャンペーン・コンバージョンキャンペーン
ウェブサイトクリックキャンペーンは、ターゲティングしたユーザーに対して自社アカウントのツイートを表示させ、ホームページへの誘導、またはコンバージョンすることを目的としたキャンペーンです。
ウェブサイトへキャンペーンとコンバージョンキャンペーンは、課金発生ポイントで分けられいるため(誘導した時点で課金か、コンバージョンした時点で課金か)、目的や状況に合わせて使い分けましょう。
3.ツイートエンゲージメントキャンペーン
関連性の高いオーディエンスへのリーチを広げることができます。
自社アカウントの通常ツイートをプロモートすることも、ターゲティングするオーディエンスに対してのみ訴求できるツイートを作成することも可能です。
ターゲティングしたユーザーがエンゲージメント(フォローやいいねなどの能動的なアクション)した場合にのみ料金が発生します。
エンゲージメントしなかった場合は、どれだけインプレッションが発生しても無料です。
4.アプリインストール、アプリエンゲージメントキャンペーン
Twitterモバイルアプリプロモーションは、モバイルアプリのインストールの促進を目的とした広告です。
アプリ広告がユーザーのタイムラインに表示されることで、モバイルアプリをダウンロード、または起動するようユーザーに働きかけることができます。
新規ユーザーの獲得はもちろん、アプリをインストールしたまま放置しているようなユーザーに再び起動を促すこともできます。
「アプリクリックあたりのコスト」 の課金システムを採用しているため、ユーザーをApp StoreまたはGoogle Playに誘導した、またはアプリケーションを直接開いたクリックに対してのみ課金される設定が可能です。
5.リードキャンペーン
リードキャンペーンは、自社に興味がありそうなTwitterユーザーのメールアドレスを収集することを目的とした広告です。
自社ツイートにLead Generationカードを設定するだけで、ビジネス活用できるリードを簡単に獲得できるようになります。
6.プロモビデオ
「プロモビデオ」は、ユーザーのタイムラインに自社のプロモーションビデオを配信できる広告形式で、自社に関心を持つユーザーに効果的にリーチすることができます。
自動再生機能もあるので、ユーザーが自分のTwitterタイムラインをスクロールしてビデオ画面が表示され始めると同時に、ビデオが自動的に再生されます。
動画はテキストや画像に比べて訴求力が高く、目に止まりやすいので、ブランディングやファン獲得に大きな効果を発揮する可能性が高いでしょう。
まとめ
Twitetr広告の種類とポイントをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
比較的若い層のユーザーのアクティブ率が高いTwitterは、瞬間的な拡散力については非常に優れた効果を発揮します。
Twitterのユーザー層と自社のユーザーがマッチするのであれば、広告手段の1つとしてTwitter広告を活用してみてはいかがでしょうか。
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