E4UA跡地

E4 UA標準在庫としている線材を紹介します。

■Mogami
　

Mogamiですと2944 2799 2893 2520 2549 2534辺りです。
いちばん良く使われるのが2944と2799で、この2つのケーブルでヘッドホンや
イヤホンのケーブルはほぼ全て対応可能です。
ヘッドホン・イヤホンによって合う・合わないは有りますが、総じて
2944は高域特性に優れたツイストペア
2799は中・低域特性に優れたスターカッド
な感じです。どちらも(2893も)芯線の素材は同じです。
2893は現在在庫が少なめです。

2944 2799は多色展開中のナイロン編組チューブに入れて、お好きな
色のケーブルにしていただけます。2534も芯線のみにすると、これに
入れることができます。



2520や2799の素線2本は極細の編組チューブ(一覧で★の付いているもの)
に通すことができます。
イヤホンで左右に分岐後などはこの方式が良いでしょう。
ただし極細の編組チューブは種類が少ないです・・今後拡充予定。

2520 2526は赤or白の２色のみの展開で、どちらもMogamiの中では特に
柔らかさを追究されたケーブルです。2520は芯線にポリエステルが
混ぜられており、引っ張り強度を持たせてあります。2526は極細ですが
絶縁に2944などの芯線と同じ架橋ポリエチレンが使われており、これも
また強度を出す工夫がされています。
2534 2549 2520(x2)は編組チューブは太線対応の黒のものには通ります。
他に太線用の編組チューブはこの記事にありますものも使用可能です。


■Belden
　
8412はBeldenのフラッグシップとも言えるシールドケーブルですね。
88760は被服を全てテフロンにしアルミラップシールドでシールド率100%
にした次世代フラッグシップとも言えるケーブルです。
8503はギターやエフェクターの機器内部配線材ですが、多色を生かして
三つ編みや四つ編みにして楽しんでいただくこともできます。



1804Aも標準在庫にしました。
こちらは銀メッキ4芯線で、外径2.92mmと細いので細線用編組チューブに
入ります。
Beldenの線材は種類が豊富で色々な表情を持っているのですが、こちらは
よく伸びながらも素線が細いことによる締まりも感じられる低域、さらに
銀メッキ特有の中・高域の艶というか煌きを感じられる線材です。
820円/mと若干高いのですが、この細さでBeldenの銀メッキ線もなかなか
無く、銀の音が好みの方にはかなり良い選択になるかと思われます。



■Canare

あまり使われることのないCanareですが、比較的安くで良いものを
作ってくれます。
GS-4は細身のギターシールドでハイインピーダンス対応となっています。
導電ビニール＆編組シールドでシールド率100%です。Canareはこれのみ
OFCとなっています。
L-4E5Cは細身のスターカッドマイクケーブルで、こちらも編組シールドと
なっています。
4S6はスピーカーケーブルですが、スターカッドで長距離でも安定した伝送が
可能となっています。




■立井電線 SOFTEC MIC CORD
スピーカーケーブルやRCAケーブル、マイクケーブル、パッチケーブルなどにどうぞ。
ヘッドホン用にも使えますが、ちょっと重いかもしれません。

こちらは1芯ですのでラインケーブルがメインの使い方でしょうか。
線径が4mm有り、細線用の編組チューブにはギリギリ入りません・・
これに入ると、カラフルなラインケーブルが作れるのですが・・
また2本を捻ってヘッドホン用などにも使っていただけますね。
この場合はクロストークなど皆無の、良質のケーブルとして
使っていただけると思います。
お値段はケーブル製作時90円/mとお安くなっております。



普通のステレオヘッドホンケーブルやラインケーブルとして。
太さの割にたいへん柔らかく、使いやすいです。また4芯のもの
よりだいぶ軽いですので、そんなに重量は気にならず使って
いただけると思います。
ラインケーブルとして使う際も、ツイストペアですのでフラットな
伝送が可能と思われます。勿論XLRプラグでマイクケーブル
としても十分使えるものです。
価格はケーブル製作時 100円/mです。



こちらは0.3sq(最も細いものです)で４芯のものです。
分岐タイプのケーブルや、バランス化のできるヘッドホン
(HD598やMomentumなど)で特に威力を発揮しますが、勿論
GND共通のプラグ(普通のステレオプラグ)のケーブルや
ラインケーブルにも使用可能です。

２芯と３芯のものは今後揃えていこうと思っています。
RCAやXLRのラインケーブルにはこちらを待っていただく方が
良いかもしれませんね・・


両端3.5mmのケーブルを作り、とりあえず聞いてみた感想ですが
スターカッド独特の低域が座った感じで、傾向はフラット、
NeglexOFCのような角が取れて艶が乗るような感じは無く、
そのままの音を流すようですね。カナレの音と似てると言えば
似てるかもしれません・・
ソフテックという名前の通り、大変柔らかいケーブルで、取り回しは
大変良いです。Mogami2534より柔らかいですね。重量的には殆ど
変わらないぐらいです。

外径が6.3mmとちょっと太めなので、Pailiccsシリーズは入りません。
太線用プラグからお選びください。

関連記事

• 標準在庫の線材について (07/11)
• バランスアンプ用プラグ更新 (12/05)
• 太線用の編組チューブいろいろ (11/27)

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