(cache) サーチナ|豚肉が暗闇で青く光った まるで「怪談」、中国最新食品事情 




豚肉が暗闇で青く光った まるで「怪談」、中国最新食品事情


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 重慶市に住むJさんは5日朝5時ごろ、目が覚めた。のどが渇いていた。水を飲もうと台所に行った。夜はまだ明けていない。Jさんは置いてあったプラスチック製の比較的大きな容器の中味が「幽霊のような青い光」を発しているのに気づいた。何だろう。近くに寄って見た。驚いた! Jさんの妻が買ってきた豚肉だった。重慶晨報が伝えた。  中国は肉食の歴史が長い関係で、肉を買ってきて自分で加工品を作る人もいる。Jさんの妻はソーセージを作ろうと、豚肉を20キログラムほど買ってきた。Jさんの妻の流儀だと、まずは豚肉を適当な大きさに切ってから塩水につけておく。特に冷蔵する必要はないので、台所に置いておいた。  暗いキッチンで不気味に光る豚肉を見て、Jさんはたまげた。驚いて電灯をつけた。すると別段、光っては見えない。普通の豚肉だった。  噂が広がり、近所に住む人が次々にやってきた。暗闇に置くと、肉の1片1片がぼおっと青い光を出している。Jさんによると、洗ったら光らなくなりかと思い、何度も洗ったが、それでも光った。光の青みが増したようにも思った。  通報を受けた行政の食品監督部門の人がやってきて、豚肉のサンプルを持ち帰った。成分を分析するという。豚肉が光る原因が判明するのはこれからだが、豚を飼育する際に燐分を含む飼料を大量に与えたので、肉が燐光を発している可能性があるという。  燐光とすれば、燐分の含有量が基準を大幅に超えているのは明らかだ。燐分でないとしても、食用に適した豚肉とは考えられない。  食品監督部門の関係者は「光る豚肉は食べないでください」と呼びかけた。(編集担当:如月隼人)