深刻な「水増し問題」、中国映画の興行収入は信用できず?英メディアなど指摘―中国

配信日時:2016年1月7日(木) 19時20分
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6日、昨年ヒットした中国映画「モンスター・ハント」に浮上した興行収入の水増し問題について、映画情報サイト「Box Office Mojo」が同作品および中国映画市場の興収データ更新をしないと発表している。
2016年1月6日、昨年ヒットした中国映画「モンスター・ハント」(捉妖記)に浮上した興行収入の水増し問題について、映画情報サイト「Box Office Mojo」が同作品および中国映画市場の興収データ更新をしないと発表している。新浪が伝えた。

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英ガーディアン紙はこのほど、中国映画「モンスター・ハント」について興収の水増し問題を指摘し、さらに映画の興行成績を分析する情報サイト「Box Office Mojo」が昨年の中国映画市場について「正確なデータが得られないため、興行収入の数字を掲示しない」と発表したことを伝えた。同サイト内では、「モンスター・ハント」を単独で紹介するページがすでに削除されている。

「モンスター・ハント」については、興収24億3900万元(約440億円)で中国映画の過去最高記録を更新したとされ、昨年の中国映画市場で興収1位とも報道されている。しかし昨年8月、興収の水増し問題が浮上。映画を製作した安楽影片公司の傘下にある映画館チェーンの予約システムでは、15分ごとに同じスクリーンで上映し、すべて「満席」になっているなど、数々の不可解な現象が見られていた。(翻訳・編集/Mathilda)
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