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【米アカデミー賞】三重の中垣さんに科学技術賞、CG着色で「アバター」「ハリポタ」などで使用

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【米アカデミー賞】
三重の中垣さんに科学技術賞、CG着色で「アバター」「ハリポタ」などで使用

 米アカデミー賞を主宰する映画芸術科学アカデミーは、映画への技術開発面での貢献に与えられる科学技術賞を、三重県桑名市在住のエンジニア、中垣清介さん(35)らに授与すると発表した。

 中垣さんは英国のソフトウエア会社に在籍し、同僚3人も選ばれた。立体のコンピューターグラフィックス(CG)に効率よく着色するソフトウエア「MARI」を開発し、高解像度で大量のデータを扱うことを可能にしたと評価された。

 MARIは大ヒットした映画「アバター」や「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」など近年のCGを使った作品で幅広く使用されているという。

 中垣さんは「とてもうれしく思います。私たち4人だけでなく開発に携わった皆が受賞したものだと思います」とコメントした。

 授賞式は2月13日にカリフォルニア州ビバリーヒルズで行われる。(共同)

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