上海=金順姫
2016年1月11日00時08分
中国河南省開封の農村に建設されたばかりの黄金色の巨大な毛沢東像が、今月に入って突然取り壊されたことがわかった。共産党機関紙・人民日報系のサイト「人民網」によると、地元政府が手続きの不備を問題視した。建国の指導者である毛沢東については中国でも評価が割れており、像の建設が話題を呼んでいた。
中国メディアによると、毛沢東像は高さ36・6メートル。企業家や現地住民が資金を出し、約300万元(約5300万円)をかけて造られた。昨年3月に着工し、12月におおむね完成した。
ネット上には「慈善事業に使うべきだ。ひどい無駄遣いだ」といった意見が書き込まれていた。
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朝日新聞国際報道部
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