一般的には障害者同士の結婚はなかなか上手くいくのが難しい、離婚率も高いと言われています。その為、結婚の話を相手側の親に話に行った時には反対されることも多いそうです。
独身で彼女もいない私が偉そうなアドバイスをすることも出来ないので、友人達の話なども踏まえながら、出来る限り役に立ちそうな話をしていこうと思います。
確かに、障害者は結婚するならなるべく健常者と結婚したほうが上手くいくかもしれません。でも、それはあくまで一般論でしかなく、障害者同士だからお互いの苦労を分かり合うことが出来て、結婚生活が上手く言っている夫婦も沢山存在します。
障害者というのはまず、「婚約」ということ事態が壁になります。そこを乗り越えたのだから、あとは二人の話し合いで結婚するかどうか決めるべきでしょう。そういうデリケートな話題に第三者が(しかも本人達のことを知らない)口を出すべきでは無いと思うのです。
健常者でも結婚が上手くいかない人は多い
この日本の景気の状況も関係しているのかは分かりませんが、日本の離婚率は年々高くなっていっています。
出典 2つの離婚率で見る離婚の実態 - NTTコム リサーチ 調査結果
2000年頃をピークに若干は下がっていますが、それでも高い水準にあります。
この統計は勿論、障害者なども含まれているのでしょうけれど、主に健常者が対象となって統計をとっているはずです。
健常者でもそうなのですから、障害者だから、とそれだけを理由に尻込みするのはなんか違うかな、というのが私の考えです。あくまで私の考えなので鵜呑みにしないでくださいね。
障害者だからと結婚の権利を否定されていいものか
障害者だって健常者と同じで結婚する権利は認められるべきものです。
確かに、暗い話をすると私の叔父は小児麻痺を患っていて奥さんは腕が義手でした。結婚生活も上手く行っているとはいえませんでした。そういう障害者同士は結婚生活でも壁が多い、といい現実はあります。
しかし、だからといって結婚してはいけない、という風に「障害者の結婚の権利」を否定されるのは間違っていると私は考えます。障害者にだって結婚する自由はあるし、上手くいかなかったらその時はその時です。それは自分が選んだ道だから自己責任な部分もあるわけで、それは結婚を選んだ障害者も覚悟を決めて結婚を選ぶわけです。
さて、この相談者である障害者カップルはそういうことも総合的に考えて「結婚」というものに迷いが生じているのでしょうけれど、この人と結婚しても上手くいかないな、と思えば結婚しなければいいけれど、多少喧嘩したくらいで結婚を諦めるのはやっぱりなんか違うな、と思うのですよ。
結婚なんて健常者同士の結婚、カップルでも多いですよ。喧嘩しないカップル・夫婦が幸せとは限らないのです。喧嘩するほど仲が良いカップルだって沢山いるのですから。(個人的には喧嘩のしすぎは良くないと思っていますが。)
だから、そういうことも含めて、最終的には二人で話し合って決める、というのが最善なのではないでしょうか。
最後に
独身で彼女もいない人間にこのような相談を持ちかけられて動揺を隠せないのですが(笑)少しでも力になりたいので、私なりに無い頭を絞って私なりの考えを書いてみました。
役に立つかどうかは分かりませんが、あなたたちの結婚が上手く行って欲しい。障害者同士の結婚の上手くいく例を私自身ももっと観たいのです。
だから私はあなた達カップルを応援します。例え上手くいかなくても自分たちを責めないようにしてくださいね。
幸せな結婚報告、楽しみにしていますね!
だいちゃん(∀)