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110番通報 緊急性ないものが20%余1月10日 5時02分
1月10日は「110番の日」です。去年1月から11月までに全国の警察が受け付けた110番通報は840万件余りで、このうち、緊急の対応を必要としないものが全体の20%余りを占めたことが分かり、警察庁は緊急性がない場合は全国共通の短縮ダイヤルなどの利用を呼びかけています。
警察庁のまとめによりますと、去年1月から11月までに全国の警察が受け付けた110番通報は841万9738件で、前の年の同じ時期より10万4000件余り、率にして1.2%減りました。
このうち携帯電話やスマートフォンなど移動電話からの通報は587万8357件で、全体の70%を占め、統計を取り始めた平成4年以降、最も多くなりました。
また、通報の内容別では交通事故や違反など「交通関係」の通報が268万件と最も多く、次いで犯罪や不審者に関する情報提供が113万件などとなっています。
一方、悩み事の相談や交通規制の要望など緊急の対応を必要としない通報は184万1757件で、全体の22%を占めました。警察庁は緊急の対応が本当に必要な事件や事故への対応が遅れるおそれがあるとして、緊急性がない場合は全国共通の短縮ダイヤル「#9110」や警察署の相談窓口の利用を呼びかけています。
このうち携帯電話やスマートフォンなど移動電話からの通報は587万8357件で、全体の70%を占め、統計を取り始めた平成4年以降、最も多くなりました。
また、通報の内容別では交通事故や違反など「交通関係」の通報が268万件と最も多く、次いで犯罪や不審者に関する情報提供が113万件などとなっています。
一方、悩み事の相談や交通規制の要望など緊急の対応を必要としない通報は184万1757件で、全体の22%を占めました。警察庁は緊急の対応が本当に必要な事件や事故への対応が遅れるおそれがあるとして、緊急性がない場合は全国共通の短縮ダイヤル「#9110」や警察署の相談窓口の利用を呼びかけています。
緊急性のない通報とは
警察庁によりますと、去年1月から11月までに全国の警察が受け付けた110番通報のうち、緊急の対応を必要としない通報のなかには、そもそも警察の対応を必要としないものも多く含まれています。
例えば「電話番号案内は何番か」、「ウナギを食べたら骨があった。ウナギに骨があるのか」といった問い合わせや、「パチンコで勝てない」、「寝たいのに寝れない」、「医師が薬を出してくれない」、「1人でいるのが寂しい」などの個人的な悩みの相談があるということです。
また、警察に関係する内容であっても、緊急の対応を必要としない通報としては「夜になると、暴走族が走り回るのでなんとかしてほしい」、「自宅付近の道路を駐車禁止に指定してもらえないか」といった要望や、「持ち物をなくした。どうしたらいいか」、「運転免許証の更新手続きについて教えてもらいたい」などの手続きに関する照会の電話が多いということです。
例えば「電話番号案内は何番か」、「ウナギを食べたら骨があった。ウナギに骨があるのか」といった問い合わせや、「パチンコで勝てない」、「寝たいのに寝れない」、「医師が薬を出してくれない」、「1人でいるのが寂しい」などの個人的な悩みの相談があるということです。
また、警察に関係する内容であっても、緊急の対応を必要としない通報としては「夜になると、暴走族が走り回るのでなんとかしてほしい」、「自宅付近の道路を駐車禁止に指定してもらえないか」といった要望や、「持ち物をなくした。どうしたらいいか」、「運転免許証の更新手続きについて教えてもらいたい」などの手続きに関する照会の電話が多いということです。
110番通報のポイント
110番通報をすると、警察官からいつ、どこで、何があったのか、犯人や逃走した車の特徴、現場の状況、通報者の名前や連絡先の主に6つの項目について聞かれます。警察は事件や事故を目撃したら、ためらわず、速やかに110番通報し、落ち着いて正確にはっきりと話してほしいとしています。
また、携帯電話やスマートフォンから通報する時には警察で場所が特定できなかったり、電話が途切れたりすることがあるため、通話中はなるべく移動せずに、住所や、目印となる交差点や建物を伝えてほしいということです。もしも住所が分からず、近くに目標物も無い時には電柱や信号機、それに道路標識に貼られた管理番号を伝えることで住所が特定できるシステムが、全国42の都府県で運用されているほか、ステッカーに住所が書いてある自動販売機も多いため、活用してほしいとしています。
また、携帯電話やスマートフォンから通報する時には警察で場所が特定できなかったり、電話が途切れたりすることがあるため、通話中はなるべく移動せずに、住所や、目印となる交差点や建物を伝えてほしいということです。もしも住所が分からず、近くに目標物も無い時には電柱や信号機、それに道路標識に貼られた管理番号を伝えることで住所が特定できるシステムが、全国42の都府県で運用されているほか、ステッカーに住所が書いてある自動販売機も多いため、活用してほしいとしています。