こんばんは。
1月7日木曜日ニュースほっと関西です。
では、きょう最初のニュースです。
平成17年、107人が死亡したJR福知山線の脱線事故。
脱線した電車が衝突したマンションの一部を保存する工事が始まりきょうは作業員5人が1階部分などの測量作業を行いました。
悲惨な事故の記憶を伝えていくために現場をどのように保存していくべきなのか遺族の皆さんは、さまざまな思いを抱いています。
電車が衝突したマンションです。
11年間そのまま残されていましたが保存のための工事がきょうから始まりました。
平成17年4月、兵庫県尼崎市のJR福知山線で起きた脱線事故では電車がカーブを曲がりきれずに線路脇のマンションに衝突し107人が死亡562人がけがをしました。
現場の9階建てのマンションはJR西日本が買い取ってそのままの形で残されてきましたが去年3月、1階部分から4階部分までの一部を残しマンションの前に慰霊碑を設置する案を決定しました。
JR西日本などによりますとマンションの一部を保存する案について遺族のおよそ7割が賛成している一方ですべてをそのままの形で保存するよう求めている遺族もいるということです。
保存案に賛成した遺族の1人大森重美さんです。
オペラ歌手を目指して大学の専門の学科に通っていた長女の早織さんを亡くしました。
大森さんは当初マンションを保存すること自体に反対でした。
しかし事故から10年がたち次第に記憶の風化も進む中で事故の再発防止を訴え続けるためにもマンションの一部を保存すべきだと考えるようになりました。
一方、マンションのすべてを残すべきだと訴え続ける遺族もいます。
上田弘志さん。
次男の昌毅さんを亡くしました。
昌毅さんはマンションの柱に激突した2両目に乗っていました。
上田さんは、きょう現場に足を運び着工の様子をみずからビデオカメラで撮影しました。
今後、工事が本格化すればマンションのそばに近づくことすらできなくなるからです。
遺族や被害者の思いは事故から11年がたとうとする今も揺れています。
また現場に設置する慰霊碑の内容や会社が保管している事故車両の保存の在り方など残されたままの課題もあります。
JR西日本には遺族や被害者と対話を重ね十分に、その思いをくみ取っていくことが求められています。
JR西日本は、ことし3月ごろから大型のクレーンなどを使って解体作業を始める計画で2年後の平成30年夏ごろまでに工事を終えることにしています。
交通事故でけがをした際の通院日数を水増しして保険会社から保険金およそ30万円をだまし取ろうとしたとして京都府城陽市にある整骨院の院長と患者が詐欺未遂の疑いで逮捕されました。
警察は、この院長が別の複数の患者の保険金百数十万円をだまし取った疑いもあるとみて実態を調べています。
逮捕されたのは京都府城陽市にある楽々屋整骨院の院長、田中康弘容疑者と48歳の患者の男です。
警察によりますと田中院長らはおととし、この患者がバイクの運転中に、けがをして治療を受けた際、通院日数を水増しして保険会社に申請し治療費分の保険金およそ30万円をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。
保険金の請求が、およそ60日分だった一方、別の医療機関で全治およそ1週間の捻挫と診断されていたことから不審に思った保険会社が警察に相談して不正が明らかになったということです。
警察によりますと田中院長は容疑を認め患者に話を持ちかけて保険金をだまし取ろうとしたと供述している一方、患者は水増しはしていないと容疑を否認しているということです。
警察は田中院長が同じ手口で別の複数の患者の保険金百数十万円をだまし取った疑いもあるとみて実態を調べています。
大阪・門真市のマンションの部屋で25歳の女性の切断された遺体が見つかった事件で逮捕された知人の女が女性が着ていた服を捨てたと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
これまでの捜索で服は見つかっていないということで警察が捨てられた場所の特定を急いでいます。
先月、大阪・門真市舟田町のマンションの部屋で冷凍庫などから切断された遺体が見つかりこの部屋に住む自称イラストレーターの森島輝実容疑者が死体遺棄などの疑いで逮捕されました。
警察が遺体の血液を鑑定した結果、近くのシェアハウスに住む知人でアルバイトの渡邊佐和子さんとDNAの型が一致しました。
警察によりますと森島容疑者は容疑を認め遺体を切断して隠したなどと供述していましたがその後の調べに対し渡邊さんが着ていた服を捨てたと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
先月、警察がマンションの部屋を捜索した際、渡邊さんの所持品などは見つからず所在が分からなくなっていましたがその後の捜索でマンションの敷地内からスマートフォンが見つかったことが分かっています。
一方、服は、これまでに見つかっていないということで警察が捨てられた場所の特定を急いでいます。
続いてシリーズでお伝えしていることしにかけるです。
きょうは7人制ラグビー男子の日本代表で同志社大学ラグビー部の松井千士選手。
ことしのリオデジャネイロオリンピックでメダル獲得を目指しています。
体格の大きな選手が多い世界の舞台で互角に戦うための挑戦に密着しました。
左から松井が走ってきてさあ一気に抜くのかスピードで振り切る!7人制ラグビーの日本代表松井千士選手です。
去年11月に行われたオリンピック予選。
出場選手の中で最も多い9つのトライを奪う活躍を見せオリンピック出場権獲得の立て役者となりました。
松井選手の最大の武器は50メートル5秒8の俊足です。
所属する同志社大学でも主力としてトライを量産してきました。
しかし世界を見据えたとき課題もあるといいます。
松井選手の体重の推移データです。
入学したときは70キロしかありませんでした。
その後、体重は80キロ台前半までは増えましたが頭打ちとなっています。
スピードとパワー。
松井選手が同時に発揮できると考える目標の85キロには一度も届いていません。
体格の大きな外国の選手とぶつかっても簡単に倒されないような体を作りたいといいます。
課題の克服へ松井選手は自分自身にノルマを課しています。
朝昼晩の3食をたっぷり食べることそれに1日6食、食べることです。
寮の朝食です。
朝から大盛りのごはんと格闘しています。
大学の授業の合間にも間食。
肉体改造のために妥協はしません。
激しい練習を控えていても間食はとります。
寮に戻ってからの夕食もボリューム満点です。
デザートは餅。
徹底して炭水化物を摂取しています。
オリンピックで輝きたい。
体重を増やしたうえで理想的な筋肉をつけようとウエイトトレーニングも欠かさず続けています。
自慢の俊足に体の強さが加われば鬼に金棒。
日本のエースが文字どおり一回り大きくなれるか注目されます。
松井選手は今後オリンピックに向けて今月下旬から来月上旬にかけてニュージーランドで行われる強化合宿から本格的に代表チームに合流するということです。
こんばんは。
スポーツです。
先ほどの松井選手も活躍した全国高校ラグビー大会はきょうが準決勝。
大阪の東海大仰星高校が決勝進出です。
2年ぶりの優勝を目指す東海大仰星は2連覇を狙う東福岡と対戦しました。
先制された東海大仰星は前半6分。
相手のミスをトライに結び付け逆転します。
その3分後、またも相手のミスをチャンスにつなげます。
すべて攻撃的にいったと東海大仰星。
前半を19対3と大きくリードして折り返します。
後半は東福岡に激しく追い上げられます。
24分にはディフェンスを破られ3つ目のトライ。
2点差に迫られます。
しかし東海大仰星は最後まで集中力を切らしませんでした。
東福岡の反撃をしのぎきり2年ぶりの決勝進出です。
第2試合、先手を取ったのは石見智翠館。
試合開始早々相手ディフェンスの隙を突いて抜け出します。
最後はキックのボールを押さえてトライ。
島根代表として初のベスト4の勢いを見せます。
しかし、その後は5年ぶりの優勝を狙う神奈川の桐蔭学園が底力を見せます。
力強いフォワードの突進。
バックスもスピードある展開で石見智翠館を突き放しました。
桐蔭学園も2年ぶりの決勝です。
決勝は、おととしと同じ顔合わせ。
今月11日に花園ラグビー場で行われます。
東海大仰星の2年ぶりの優勝を期待しましょう。
プロ野球、阪神は抑えのオ・スンファン投手が抜けたリリーフ陣の強化として大リーグのパドレスからマルコス・マテオ投手を獲得しました。
マテオ投手はドミニカ共和国出身の31歳。
体重100キロを超える体から力のある速球を投げ込む右ピッチャーで大リーグではリリーフとして通算70試合に登板しています。
スポーツをお伝えしました。
こんばんは。
気象情報です。
きょうは北部を中心に雨が降りましたが一部、中部にも雨雲が流れ込んでぱらついた所もありました。
これは上空に寒気が流れ込んでいる影響です。
そして、この寒気の影響を受けてきょうは近畿北部を中心に冬本来の寒さが戻ってきました。
日中でも10度に届かなかった所もありました。
また、この時間の各地の気温見ていきますと、この青い表示はすでに5度を下回っている所です。
そして今夜このあとは標高の高い所を中心に、どんどんと冷え込んできそうです。
あす朝は氷点下の冷え込みとなる所も多くありそうです。
また、あすの夜以降になりますと近畿北部では雨から次第に雪へと変わる見込みです。
そしてあさっては、その北部、雪が降りそうです。
2016/01/07(木) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
ニュースほっと関西[字]▽リオで飛躍誓う桜のエース〜7人制ラグビー・松井千士選手
▽リオで飛躍誓う桜のエース〜リオデジャネイロオリンピックで活躍が期待される7人制ラグビーの注目選手、同志社大学の松井千士選手の素顔に迫ります。
詳細情報
番組内容
▽新年のスタートに合わせ、活躍が期待される人や新たな挑戦をする人の決意や意気込みをリポートする「ことしにかける」。4回目は京都からです。2015年のワールドカップで、強豪、南アフリカを破るなど話題を集めた日本のラグビー。2016年夏のブラジル・リオデジャネイロオリンピックでも、7人制ラグビーでの「桜のジャージ」の活躍が期待されています。注目選手のひとり、同志社大学の松井千士選手の素顔に迫ります。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理
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ニュース/報道 – ローカル・地域
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