ウワサの保護者会「失敗にこそ 価値がある」 2016.01.07


今日の「ウワサの保護者会」なんですけれども番組初ゲストをお迎えしようと。
おっゲスト!あっあの方です!篠原さんそろそろ始まりますよ〜。
ドリンクね自分でドリンクバーでね用意しないと。
篠原信一さんです。
よろしくお願いいたします。
尾木ママ初めましてじゃないんですよね?何度かお会いしてますんではい。
体は大きいんですけど心はそんなに意外と小さいところもありますよね。
そうですねあの…。
随分突っ込んだ…。
尾木ママ褒めてくれてるのか落としてくれてるのかよく分からない。
ただまあほんとに自分こう見えてですねほんとにね心が純粋で…。
(笑い)今でも少年の心を持ったまま大きくなったような。
「ウワサの保護者会」にやって来た大物ホゴシャ〜ズ篠原信一さん。
篠原さんは4人の子を持つお父さん。
子どもたちはのびのびと好きな所で好きなように過ごしママがそれを見守る。
でも最低限のルールである「柵」はありもし出る事があれば…。
篠原パパのお叱りを受ける!篠原さん流「放牧教育」皆さんどう思いますか?…は聞いた事ありますけど「放牧」?「放牧」です。
「放任」というのは何をしようが我関せずっていう事でしょ。
ではなくて「放牧教育」。
基本的にはもう自由にして構いませんよと遊んでこいよと。
何しても構わないぞと。
ただ柵がありますよね。
柵を越えるような事があれば注意をする叱るって事ですね。
例えば柵ってじゃあ何なの?と。
これはほんとに「人に迷惑をかけないウソをつかない」最低限の事しか私は怒らないというか注意しない。
例えばボール遊びしてた。
友達の家のガラス割っちゃった。
これ正直に言ってきたら全然僕怒らないですね。
これを人づてに聞いたりすると「お前何で正直に言わへんねん」ってバッと怒ります。
今回はホゴシャ〜ズが子育ての失敗談を告白。
そこから見える育児のヒントを篠原さんと探るぞ。
(犬の遠ぼえ)見れば長男の肌には…血がツーッと流れていた。
なんと長男の親指には…実はこのホチキス翌日次男が学校で使うため金のなる木さんが出して準備しておいたもの。
しかし小6の長男には危険な事は知っているだろうと注意せず油断していた。
幸いケガは大した事なく医者にペンチでスッと針を抜いてもらい…なかなかホチキスをあんなふうにしてしまうとは…。
ぐっさり刺さっていて。
「また刺さったら抜けるね」って言われて「ええ〜!」と思って。
いやいやこういう事を経験して覚えるんですよ。
じゃいい経験で?
(篠原)逆にある意味。
ほんとにほんとに。
「そんなの押したら刺さるに決まってるだろ」と。
「これがホチキスだ」と。
「次気ぃつけろ」ぐらいな感じで。
ちょっと油断じゃないんですけどうちの子なんてあの…4歳ぐらいの時ですかね。
どぶ川にねカニか魚がいると。
ずっと下向いててそのまま落っこちて。
パックリ開いて。
だからホチキスでそれこそバンバンバンってホチキスでとめられましたけど。
またやるからやめてほしいと思って言っちゃいますよね。
何とか防止しようっていう。
私がケガさせたって…。
ダメでしょそんな事じゃ。
もっとケガさせないと。
大ケガはダメですよ。
命に関わるとか。
そんなんはダメですけどちょっと骨折れるとか。
いやいや極端に言えば最悪ね。
手の骨折れるとか。
ちょっとぐらいのねそういういろんな遊びをした中でのケガするとこれすると危険だなっていう事でちゃんとそこで学んでいくと思いますし。
ちょっと過保護すぎますね。
過保護っていうか思い入れが強すぎるっていうか。
もちろん痛い事をさしたくないというのは分かるんですけど。
ちゃんと判断力を育てるような保護のしかたをしないと判断力が育たなくなっちゃうからね。
例えばですねバーベキューをするにしても自分の場合は「バーベキュー今日するぞ」と。
子どもたち喜びますよね。
炭もあれも全部子どもたちにつけさすんで。
なかなかつかないですよね。
「熱っ!」って言いながらでもそれはもう全部火起こすまで全部やらすんで。
やらせますね。
パチパチパチパチいいだした。
ついたついた。
今度煙がね煙たいからもう嫌だってなるんですよね。
言葉悪いですけど「バカか」と。
(笑い)言葉悪いですよね。
まあまあ自分の家では普通なんですけど。
「よく考えろ」と「お父さんの方に煙来てるか?」と。
来てない。
「風がこう流れてるから煙そっちに行くからこっちに回ってきてあおげ」という事を小さい頃からそんな感じで。
基本的には全て子どもたちにやらすというような。
すご〜い!すばらしいですね。
柵があるだけじゃなくて中身もありますよ。
バラエティーと柔道家の篠原さんしか知らなかったけどもうこれ教育語れるわ。
申し訳ないんですけどほんとそれほどじゃないんですけど…。
ちょっとちょっと。
とても初めてとは思えない…。
真っ青な空の下。
公園で娘と逆上がりの練習をしていたヌーさん。
上手上手!ヌーさん泣いていらっしゃいますもんね。
親のエゴが出てきてしまいまして。
それで一日ちょっとショックでですねあっ自分ができるようになるようにしようと思ってスクワットを始めたんですね。
先日リベンジで逆上がりをもう一回チャレンジしたんですよ。
そしたらできたんです。
わあよかった。
ちなみに肝心のお嬢さんは逆上がりは?そしたらですね娘も一緒になって横でやってて。
そしたら結構できるようになってきて。
言ってもダメなんだよ。
篠原さんどうですか親が手本を見せるという。
これは自分だったらねわざわざね子どもの前でみえを張ろうという感覚すらないですね。
自分だったらですよ。
「別にできなくても全然恥ずかしくない」と。
「だってお父さんもできひんもん」というような感じで言いますね。
基本的には自分が悔しい自分がやりたいと思わすような方に持っていきます。
友達はできるし俺だけできひんとかなるんやったらじゃあ悔しかったら頑張れと。
ただできなくても恥ずかしい事ではない。
それで「じゃあいいや僕はできなくてもいいや」って開き直っちゃったら…?それは放ってます。
そのままです。
いいんですね。
それで全然自分はいいと思います。
だからそれが恥ではないっていうところなんですよ。
でも学校でできる人いい点できない人悪い点になるんです。
だから学校は学校なの。
(笑い)お母さんとお父さんは違うよって。
だから僕よく言うんですけど同心円の価値観を持ったらダメなんですよ。
学校はそういう価値観いいわけ。
学校の仕事なの。
でも親は違いますよ。
その子を丸ごと認めなかったら子どもは逃げ場がなくなっちゃう。
そうか逃げ場になるって事か。
学校の尺度で家まで持ち込んで…。
持ち込んだらダメ。
今ね成績って出ましたけど成績がいいからじゃ何なのってなるんですよ自分からすると。
ああいいね〜。
「知らんわ何よ?」って聞いたら「俺受け身うまいやろ」って帰ってきたらしいんですね。
投げられて。
「あんたどう思う?」って言われたんで「お前最高やないか」と。
柔道なんか頭ケガしないように受け身ができたら最高やと。
「お前偉い」と。
「受け身うまいらしいな」と。
こんな感じですよ。
世界チャンピオンになるみたいな方一芸があってそれで頑張るならいいけど何にもなかったらとりあえず勉強よってなるんですよね。
いやいやたまたまね今言われるようにたまたま自分は世界選手権とかオリンピックに出させてもらいましたけど…イヤイヤ?イヤイヤ入ったんでだからほとんど練習とかサボったり…先生に怒られる先輩に注意されるという事でやってただけですから。
俺にもできるとというところでね…俺もオリンピック世界選手権全日本選手権…。
これねすごいですよ目標持つと。
今までは練習時間めちゃくちゃ長いんですよ。
2時間が。
これが目標持ってからの練習っていうのは「えっもう終わり?」っていうぐらいの。
このね目標持つか持たないかというところの…。
世界がガラッと変わったんですか?
(篠原)いやもうほんとね。
結局ね今自分の経験もあるから子どもたちにはあんまりギャンギャンギャンギャン言わないんですよ。
結局自分が目標持てば自分でも世界選手権オリンピックに出れたんだから。
これをね「お前何でできひんねん」とか「練習せい」とか…勝つ喜びうんぬんというのは本人が勝ちたい。
そういう事か…。
負けた時に「お前は何で負けたんだ」…「悔しくないんか」って聞いた時に「悔しい」って泣いてるんですよ。
あれは多分ね親先生に怒られて泣いてるだけですから。
なるほど。
そうなんだぁ。
そういうふうにしててもある時目覚めてこれだと思ったら目標持ってがぜん頑張るようになるっていう事がちょっと信じられないっていうか。
このままほっといたらこのままダラーッとして…。
楽な方へ楽な方へ流れちゃうんじゃないかって。
これね教育の専門家から言うとそんな子は誰もいない。
そうやってしてダメにしたのは全部親です。
親と学校。
そんな子いない。
人間の本能です。
長女を怒っているうちについつい気持ちがヒートアップしたチェリーさん。
そのあと気持ちを落ち着かせようと風呂に入り上がってみると…。
友達の家近所の商店街など思いつく限りの場所を捜したが見つからない。
警察にも「捜索願い」を出した。
マンションの防犯カメラを調べてもらったところどうやら外に出た形跡はない。
仕事を切り上げ帰宅した…開けてみると真っ暗な中に…しかし長女は…。
何でママが泣いてるの?大ごとでしたね。
大ごとでした。
中1ぐらいだと怖いですよね。
ほんとに遠くに行っちゃうかも…。
悪い方に悪い方に考えちゃって。
今までもやっぱり何度か言ってしまってたんですね。
「もう出て行きなさい」で出て行った事はなかったので大丈夫だろうと思ったらとうとうほんとに出て行ってしまって。
同じ経験あります?「出て行きなさい」って言って外に出して鍵を閉めて。
夕顔さんはどうですか?言いたくないな〜。
私もしょっちゅう出すんですよ。
でもね外に出すって事はそれなりの事をしたから「出て行きなさい」とかねいう事だったわけですよね。
1回目ではそこまで私もヒートアップしないんですけど何度も何度も同じ事をやらかすともうバーンと。
ですからお風呂で落ち着いていらっしゃる…。
そうですね。
まさかその間に出て行くとも思わないので。
ヌーさん落ち着ける方法って何か?昔お巡りさんをしてたんで…。
あら!ヌーさんが。
少しクールでいられる自分が身についてるっていうのもあるのかな?私の場合はまずその場から一旦隣の部屋に移動します。
私が?私が。
「6秒ルール」みたいな感じで。
(金のなる木)ありますよね。
フーッてクールダウン。
6秒でいいんですね。
6秒ルールってアンガーマネジメントの基礎編ですね。
お願いね。
チェリーさんはどうやって娘さんとは仲直りを?一晩たって自分も冷静になってほんとに今回の件は反省したのでお手紙を娘に書きまして「二度と私は絶対に出て行けとは言わないから二度とあなたも出て行くような事だけはしないでくれ」っていう。
心を通わせたわけですねそのあと。
そうですね。
子どもが今まで出て行かなかったのが出て行くようになっちゃったというのこれ子どもが成長している証拠なんですよ。
出て行ける力が備わってきたの。
大したもんなの。
親子といえども対等な人間同士なんですね。
だからあんまり上から押さえつけるような事を大きくなって自立心がついてきた子どもにやっちゃうとじゃあ出て行きますよって。
僕ら教師から見てると子どもも大したもんだなと思うの。
それからお母さん今ねチェリーさんすてきだなと思うのはお手紙書くというのはすごくいいと思うの。
失敗しちゃったら「ごめんね」ってわびるというのも親にとってはすごく大事だと思う。
ちなみに今4人のパパでいらっしゃってお嬢さんと息子さんいますが…全然違いますね。
差別じゃないのね?どういう区別を?基本的に男の子には怒る時には「ダメだろう」と怒りますし女の子の場合お姉ちゃんの場合は基本嫁さんに「お前言え」と。
(金のなる木)それは何でですか?
(笑い)嫌われたくないから。
それだけ?自分にも子どもにも厳しい夕顔さん。
いつも目指すは…。
ゴールデンウィークに娘たちとの旅の計画を立てていた夕顔さんは…。
…と2か月かけ準備をし2泊3日の完璧な船旅プランを練り上げた。
ホーホッホッホッホ…旅行初日。
渋滞を考え時間に余裕を見て自宅を出た夕顔さん一行は…でしょ〜。
ホーホッホッホッホ…乗船まで時間があるので一旦港を離れ近くの土産屋に行く事にした夕顔さん。
ご当地の名物弁当まで買い込み…あれ?何で?どうして?何が起きたの〜!?慌ててチケットを確認する夕顔さん。
6時ではなく…16時と書かれているではないか!そう…ショボーン。
思い出すと泣けます。
ほんとに。
いい話じゃないですか。
(夕顔)そうなんですけどでも16時と6時を間違えるんですよ。
2か月かけて計画してるのに。
もうその間違え方のバカっぷりに自分ですごいへこんじゃったんですよ。
会社だったら辞表レベルでしょ。
人生の辞表と思って私もう終わったと思って。
うちの娘って結構どんな失敗しても大丈夫大丈夫っていうタイプでね。
(チェリー)すご〜い!でもすごいっていっても学校で忘れ物しても「友達が貸してくれたから大丈夫」とかテストで悪い点とっても「まあ次から頑張ればいいから大丈夫」って笑っていてそれを私はすごい「そんなんじゃダメだ」ってずっと言ってきたんですよ。
いざこの時は「大丈夫だよ」っていうひと言に助けられて。
私が否定してきたものがこんなに力を発揮する事があったんだという事に気付いたんですよねその時は。
お子さんに励まされたって感じですか?それも言い過ぎじゃないですか?ちょいちょいあったんじゃないですかね?気がついてないのよ。
子育てって深いっていうか私は何を子どもたちに教えてきたんだろうってすごい考えました。
その晩ほんとに。
子どもたちのためだと思っていたところに救われた?はい。
それがすごい思い出になったでしょ?すごい思い出に。
今でもみんなで話しますね。
「フェリー乗りたかったねぇ」ってみんなで笑ってるんです。
僕らよく言うんですけどそれ逆に夕顔さん体験されたから次からは「大丈夫よ」って言ってあげてよ。
言う前に大丈夫って思ってるんですけどね。
篠原さんはやっちゃったな〜という経験というと?「やっちゃったな〜」って自分的にはないんですけどね。
常に僕…
(笑い)あれ?なんかさっき出てましたけど。
でもほんと基本的にはねこうこうこうこうでは計画立てたりしないんで。
例えば試合のねイメージトレーニングよくしなさいって言うじゃないですか。
あれはね必要だと思いますよ。
でも自分には合わない。
イメージどおりにいかなかったらどうしようって思っちゃうんです。
こういうふうにやろう順序立てても一つ狂うとみんな狂ってくる。
そういう意味ではほんとね…人に負けたらどうしようと思うからその分俺には練習しかないと思うから練習しただけです。
じゃあ篠原さんが生まれたのは…と思いますね。
柔道に関してはですね。
今日はなんか深くて面白いひとときでした。
子育てっていうのは失敗するものだともうねはなから思った方がいいの。
失敗の共有っていうのも大事ですよね。
その失敗をどう楽しめるかっていう。
篠原さんなんかしっかりね余裕を持ってすごいなと思った。
バラエティーしか見てなかったからごめんなさいね。
Dialogue:0,0:23:38.60,0:23:41.95,Default,,0000,0000,0000,2016/01/07(木) 22:25〜22:50
NHKEテレ1大阪
ウワサの保護者会「失敗にこそ 価値がある」[字]

柔道シドニーオリンピック銀メダリスト篠原信一さんが登場!「育児にまつわる失敗」をテーマに、経験談も交えて、保護者たちと熱く語る。篠原流教育論に、尾木ママも絶賛!

詳細情報
番組内容
柔道シドニーオリンピック銀メダリスト篠原信一さんが登場!今回のテーマは「育児にまつわる失敗」。育児で直面する問題について、保護者たちと熱く話し合い、解決のヒントを探り出す。「のびのび育てる“放牧教育”」「子どもの叱り方」「“よい負け方”とは?」など、選手時代のエピソードや、1女3男の父としての体験談を交えて語られる「子育てへのこだわり」。その驚きの篠原流教育論に、尾木ママも絶賛!
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,篠原信一,【司会】高山哲哉,【語り】宮島史年

ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:8635(0x21BB)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: