よしもと新喜劇【「すち子のどちらがお好み?」】 2016.01.08


(すっちー・ナレーション)
すち子が働くお好み焼き屋の主人が入院中に息子夫婦がお店を大改装しようとする
昔ながらのお店の雰囲気を壊したくないすち子は店を守ることができるのか!?
それでは「よしもと新喜劇」始まりま〜す!

(場内拍手)
(安世)そうそうそう。
そうやったんや!へえ〜。
ねえでもさぁお好み焼きなんて久しぶりに食べるなぁ。
ねえおなかすいた。
まだ出来てないんかな?これ。
(2人)熱っ!
(信濃)何をしてんねん。
絶対熱いに決まってるやろ!あほやなほんまに。
そんなんやから大学落ちんねん二人とも。
(新名)いやお前だけ大学合格したからってそこまで言うことないやんけ。
(信濃)落ちたから言うてんねや。
まっとにかくな俺来年大学で待ってるから頑張ってや!
(新名)安世ちゃん頑張ろか。
(安世)うん頑張る!
(信濃)せぇ〜の!
(2人)エイエイオー!
(信濃)熱い〜!熱い!何してんねんお前ら!
(新名)なんか勢いでつい…。
(信濃)「つい」やない。
押しつけんのやめてもう。
(新名)ごめんごめん。
でも安世ちゃん来年こそは絶対合格しような!
(安世)合格したい!頑張る!
(信濃)頑張ってや!
(2人)せぇ〜の!エイエイオー!
(信濃)熱い!熱い!なんで手が上にのってくんねん!
(新名)いややっぱりお前だけ大学合格したん腹立つわ。
(信濃)腹立ってたんかいなお前は。
(安世)分かるけどさ。
ねえねえそんなことよりここのお店口コミで評判よかったから来たけどほんまにおいしいんかな?
(新名)何言うてんねん安世ちゃん。
ここはな隠れた名店っていわれてるらしいで。
(安世)全然知らんかった!
(信濃)そうや。
(青野)にいちゃんらこの店初めてか?
(信濃)ああそうなんですよ。
(青野)ここのお好み焼きは大阪…いや日本一やな。
(3人)へえ〜。
青野)うまいなぁ。
あの〜手作りソースがもう最高や!
(信濃)そうですか。
癖になるで。
まあわしはくせ者やけどな。
(2人)ははははっ!
(中川)わはははっ!
(信濃)あの…すみません。
(中川)ははははっ!
(信濃)なんで笑ってるんですか?
(中川)ええっ?
(信濃)なんで笑ってるんですか?
(中川)靴がちっちゃいいうて…。
(信濃)そういうこと!?そこで笑うてるんですか?
(中川)そうそうそうそれだけやで。
(信濃)なんや?それ。
(青野)それだけやないねや。
この店はな女将さんがものすごいええ人でな常連のお客さんが迷惑するいうてテレビの取材全部断っとんねや。
(信濃)えっ!?
(青野)ほんま人情のあるええおふくろみたいな人や。
(信濃)そうなんですか。
(新名)ああ〜岳夫そろそろこれ焼けてんちゃう?ひっくり返してもらおうや。
(信濃)呼ぶわな。
(安世)ああ〜楽しみやなぁ。
(信濃)すみませんすみませ〜ん!・
(すっちー)は〜い!
(安世)ねえ早く食べたいねぇ。
しゅっ!
(信濃)うわ〜おいえっ!?おい!カンカンカンカン!
(信濃)いやいやちょっと…。
「カンカンカンカン」いうて…。
「カンカン」って…。
わおっ!
(信濃)何をしてんねん!はははっ!
(信濃)何をしてるんですか。
はははっ。
(信濃)「はははっ」やなくて。
どっから出てくるんですか!?カウンターからでございます。
(信濃)分かってますよ!そういうことやなくて出方ですよおかしいんは。
高さを生かした接客をモットーとしておりまして高ければ高いほどいいと勘違いしております。
「勘違い」言うてますよもう。
申し訳ございません。
間違うてますからそれ。
お詫びに飴ちゃんあげますんでねぶってください。
(信濃)「ねぶって」?おねぶりくださいごめんなさい落としちゃいまして。
はいねぶってくださいね。
(信濃)「ねぶる」ってなんすか?ちょっと飴ちゃんまきますんで少々お待ちください。
飴ちゃんでございます。
(信濃)えっ?飴ちゃんでございます。
(新名)あの…すみません誰に飴配ってはるんですか?最近ハトがよう来るんよ。
(新名)ハトに配ってはったんですか?ハトに飴ちゃんあげたらだめです。
ああそうですか?すみませんそんなことよりひっくり返してもらっていいです?かしこまりました〜。
ええ感じやね。
こっちがおにいさんのやね?はいいきましょ。
せぇ〜のよいしょ!
(安世・新名・信濃)おお〜!青のりどうしましょ?
(新名)お願いします。
はいこちらお嬢さんのかな?はいいきますよ。
せぇ〜のよいしょ!
(安世・新名・信濃)おお〜!青のりどうしましょ?
(安世)私大丈夫です。
こちらおにいさんね。
せぇ〜のよいしょ!
(信濃)ああ〜!ちょっと!
(2人)わあっ!
(すっちー・中川・青野)フゥ〜!カンカンカン!
(信濃)「フゥ〜!」やない!「カンカンカン」やないですよ。
何してるんですか!はい。
(信濃)いやいや「はい」やなくて。
僕に言うことあるでしょ!青のりどうしましょ?
(信濃)そういうことちゃうねん。
落ちてんねんから食べるわけないでしょ。
食べないの!?
(信濃)当たり前や!ちょっと落ちただけなのに食べないの!?
(信濃)当たり前でしょ?こっち汚れてっけどこっちきれいなのに。
(信濃)食べるかそんなもん。
食べないんだ。
(信濃)熱熱熱っ!何してんのおい!なんじゃこのオバハン!もうええわほかの人呼びます。
すみませんすみませ〜ん!・
(清水)は〜い。
(信濃)何やってるんすか。

(清水)はいはいはいはい。
あっすんませんねお客様ほったらかしでね。
(清水)どうしました?
(信濃)「どうしました?」やない。
このオバハンどうなってるんですか?
(清水)なんかしたんですか?
(信濃)落ちたお好み焼きね僕に食べさそうとしたんですよ!
(清水)あんたまたそんなしょうもないことしたんか。
申し訳ございません。
すぐ作り直しますんでね。
(信濃)いいですキャンセルします。
(清水)いやちょっと…。
じゃあキャンセル料8万4000円頂きますけども。
(信濃)なんでそうなんねん!
(清水)もうお代結構なんですんません。
(信濃)当たり前でしょ。
帰ろう!
(安世)行こう!もう何なん?
(新名)なんやねん腹立つな!二度と来たくないわ!
(安世)私も!二度とこいつと来たくない。
なんで俺やねん!
(清水)ええっ?ちょっと。
清水さんのせいですよ。
(清水)いやお前のせいやあほ!ほんまええかげんにせぇよお客さん毎回怒らして。
仕事をやる気ないねやったらなもう辞めてくれへんか?ちょっと待ってください。
経営者でもないおたくになんでそこまで偉そうに言われんとだめなんでしょうか?確かに違うよ。
でも先輩として言う権利があんねや。
先輩が指導してるんですか?そういうことや!そりゃ私も先輩がもうちょっとイケメンやったら指導に従いますけども。
これじゃあどうもね!あんた何が言いたいねん?とんだシケメンや言うてます。
誰がシケメンやおい!シケってません別に俺は!なんだ?この色のトレーナーは。
いやかまへんやないか気に入って買うとんねん。
阪急電車の椅子みたいです。
いやぽいけどやなおい!こうやったら文字が書けます。
いや電車の椅子はな。
こうやったら消えます。
消えへんねんこれは!しょうもないことばっかり言うて。
もう仕事しなさい仕事!シケってんな〜。
あぁ〜あ。
・シ〜ケメンメン
(「天才バカボン」の替え歌)なんや?その歌おい!お前「・バ〜カボンボン」みたいに言うたのう今。
お前ケンカする気満々やないかこれおい!態度悪ない?私よく勘違いされるんですけどいちばん反省してるときの態度これなんです。
(清水)おかしいやろそんな態度。
なんでフワフワ揺れとんねんこないして…。
いや「こい」言うてるやんほら!「かかってこい」言うてるやん!叱ってください。
ばかな私を叱ってくださいって言ってんです。
いやまったくそうは見えへんぞお前。
しばいてるやん完全にほら!このオバハン…ええかげんにせぇよほんまに!ちょっと何すんのよあんた!辞めてまえほんまに…。
(青野)待て待て待ておい!おい!もう…ケンカなんかやめとけもう!黙れ桑田佳祐のバッタもん!
(清水)ええっ?誰が桑田佳祐のバッタもんやねん。
桑田佳祐のバッタもんみたいな顔して。
(青野)違う違う。
悔しかったらサザンオールスターズの歌歌てみぃ。
「いとしのエリー」とか歌てみぃ。
・泣かした全然似てへんやないの!あんたが歌え言うからちょっと歌ったのに。
すっ込んでろ!
(清水)なんやその言い方は。
(中川)ちょっとすち子さんほんまにええかげんにせぇよ。
わしら客やぞ。
そんな態度ないやろがい!なんですの?元「阪神タイガース」の川藤さんみたいな顔して。
誰が元「阪神タイガース」の川藤じゃ。
悔しかったらモノマネしてみぃ。
(川藤幸三のモノマネ)ええか?わしがお前どう見てもお前…元「タイガース」の川藤や。
ええかげんにせぇよほんま!めちゃめちゃ似てるやんか。
(清水)そっくりやで。
ええ〜!すごいわ。
似てた?ありがとう。
(清水)えらいもんでそんなん見たら怒り収まってきた。
うん収まっちゃったね。
(清水)すみませんねほんま。
ちょっと片づけますねほんとね。
ほんと最近の若者はね食べ物を粗末にしやがる。
あなたが変なこと言うから悪いんでしょ。
ほんとに腹が立つもう…。
(清水)何してんの!?ちょっと!何を投げ捨ててんねや!あとでちゃんとしますから。
今したらええやろそれやったら!やいやい言う…。
(中川)ほな行こか。
おおきに!
(清水)ありがとうございます。
(青野)ごちそうさん。
あの…またツケといてな。
(清水)いやでもお二人さんもうそろそろ3か月ですから次来たときは払ってくださいよ。
(中川)うん…。
3か月ためてるんですか?
(清水)そうや。
これはあきません。
もう今日払ってください。
(中川)いやいや…。
タダで飲み食いされたら困ります。
(中川)ちゃうねんわしらももう仕事がないからもう金もない…。
あか〜ん!
(中川)頼むわ…。
あか〜ん!
(中川)そこをなんとか…。
あか〜ん!
(清水)誰やねんお前は!偉そうに言うな!女将さんがそれでええ言うてるからそれでいいの!甘いんですよほんとにもう。
(清水)あっ言うてたらその女将さんが帰って来た。
あんた従ってたらそれでええ。

(和子)ああ〜今日も張り切って働こうかね〜。
ごめんください。
どなたですか?女将の桑原和子がお買い物から帰ってまいりました。
お入りください。
ありがとう。
(清水)もう〜女将さんけったいな挨拶やめてくださいよ。
(和子)ああ〜ごめんごめん。
ちょっと女将さん聞いてください。
この二人がねツケを払わないんですわ。
今日は払わしましょ。
(和子)言うてあげなさんな。
今不景気でっしゃろ?ああ〜ええよあのねあるとき払いでいいから。
甘いですわぁ。
(青野)おおきにな。
出世したら払うがな。
ひひひっ。
お前が出世なんかするかあほ!
(清水)やめろそんな言うてもう。
(和子)言いなさんなもう…。
こんなことしてたらいつまでたってももうかりませんよ。
よろしいか?商売はねお客さんが第一。
もうけは二の次。
分かりますけど。
(清水)さすが女将さん言うことが違いますね。
見習いますよほんとにもう。
ああ〜それはそうとすち子さん向かいのご主人のお好み焼きあれ焼けてんのか?ああもう出来ますわそれ。
(清水)ああそうなん?そうやってちゃんと仕事しといたらええ。
(島田)おじゃましますぅ〜。
(清水)次から次ともう…。
(島田)おお〜悪い悪い。
ああ〜一の介さんちょうど出来上がってますよ。
(島田)ああそうかおおきにな。
はいはいはいはい。
(島田)よいしょ。
エビのトッピングしときましたからね。
おいしいですよ。
青のりどうしましょ?
(島田)おうたっぷり掛けといて。
かしこまりました〜。
(清水)どこに掛けてんねん。
ちょっとお前。
こらこらこらこらこら!どこに青のり掛けてんねんお前。
(和子)ああ〜。
(島田)なんやねんお前。
ちょっとねてっぺんが寂しかったもんですから。
(島田)寂しいいうて掛けるな。
でも一の介さんこうやって見るとたこ焼きみたいですよね。
じゃかましいわあほ!
(和子)じゃあちょっと試食を。
(島田)「試食」じゃない。
何をしてんねん何を。
もう〜。
ごめんなさいこっちでしたよね。
(島田)それでええそれでええ。
マヨネーズどうしましょ?
(島田)おう掛けといて。
じゃあ私の秘技マヨネーズビームでいきましょう。
マヨネーズビーム。
(3人)おお〜。
(清水)すごいなおい。
そんな離れてんのに掛けれんの?いやこぼしとったんかいおい!なんやねんなお前。
至近距離じゃないとね。
(清水)すなよほんだらもう。
あとからしどうしましょ?
(島田)からしいらん。
(和子)じゃあミルクはいかがですか?
(島田)えっミルク?ミルク。
ほれ!
(すっちー・島田・清水)わあっ!
(和子)ちょっと掛けたろか。
「掛けたろか」やあれへんがな。
ちょっと早う和子さんしまって。
もうええか?挟みないなこれ。
痛いやろ?神経ない。
なんやねんそれほんまに。
和子さんはいつまでも元気やな。
ねえ元気でしょ。
(和子)いやいや皆さんそう言うてくれはるけどね元気そうに見えて年には勝てません。
もうこのごろはちょっとね一生懸命頑張り過ぎたらねめまいが時々ふらっとしまんねん。
はぁ〜もうぼちぼち引退せないかんかなと思ってます。
引退!?
(島田)引退って店やめんの?
(和子)店は続けてやりますよ。
あとはこの清水君に任そうかなと思ってますねん。
よう頑張ってくれてるもん。
ちょっと…僕ですか?そうよ!あんたに任すわ。
ソースの作り方はね私がいろいろ教えてあげるからそれを店の売りにして頑張ってちょうだい。
ありがとうございます!頑張ります!ははっ!清水さん二人三脚で頑張っていきましょう。
(清水)できるかぁあんたなんかと。
さっきまで偉そうにしやがって。
俺がそういう立場なったらなあんたなんか即クビやからのう。
クビにしたら殺すからのう。
(清水)殺すってなんやオバハン。
(和子)ちょっと頼む仲ようしてぇな。
仲ように店守って。
(島田)そやけど和子さん息子さんいてんのにええの?
(清水)待ってください。
女将さん息子さんいてはるんすか?
(島田)そうか君ら全然知らへんかったかな。
最初はなこの店手伝うててんけどな突然なイタリアンの店を出したいいうてな夫婦で10年前東京へ出ていきよったんや。
そうなんですか。
(和子)そうよ。
年賀状出してねそこにひと言付け加えてね「お母ちゃんぼちぼちしんどいから引退するかも分からんよ」っちゅうようなことを書いたんですよ。
普通あるでしょ?なんか返事か電話でも。
な〜んにもないのよ。
薄情やね。
(和子)水くさいというか…そんな子は帰って来たとしても店継ぐことは絶対ないでしょう。
だから清水君にお願いしますわ。
(清水)分かりました。
頑張ります。
(和子)お願いしますよ。
ねっ?ここは任せよ。
(清水)ほなゆっくり休んどいてください。
やっときますんでね。
(和子)ああ〜清水君。
じゃあ…。
(清水)いや何してますの?「また」。
(清水)口で言うてそんなこと。
ほんまにもう…。
いや〜でも任されることなったら頑張らんとあかんな。
(島田)清水君よかったな。
(清水)ありがとうございます。
清水さん清水さんのここをこれでキャッとしていい?
(清水)死んでまうわそんなんされたら!妬むなよそうやってな。
(島田)あっえらいこっちゃ!急ぎのな仕上げるのちょっと忘れてた俺。
(清水)ああ〜そうっすか。
(島田)ちょっとこれ持って帰るわ。
(清水)ほなあとですち子さんに持っていかせますわ。
(島田)すち子さんすまんな。
頼むわな。
えらいこっちゃがなほんま…。
(清水)えっ?ちょっと何してんねんお前!ちょっとおい!・
(島田)熱ぅ〜!
(清水)当たってるやんもう!デリバリーですやんか。
どこがやねんお前今の。
投げ捨てただけやろ。
調子乗ってるわ。
(オクレ)こんにちは〜…。
(清水)なんじゃ…。
声出てませんやんか今の。
野良犬が入ってきたわ。
しっ!しっ!犬ちゃうわ。
(清水)失礼やお前。
申し訳ございません。
お巡りさんどうかしました?ああ〜あのね最近新手の詐欺がね増えてるんで注意して回ってるんですよ。
(清水)そうですか。
怖いね詐欺師って。
ほんでそれでその…詐欺師の写真というか手配書みたいなんないんですか?手配写真ねあの〜交番の金庫に入れてますよ。
(清水)持ってこんと意味ないでしょそんなもん。
みんなに見てもらわんと。
(オクレ)ああ〜そう。
分かりました。
ほな十分笑わしたんで帰ります。
(清水)笑わしてませんよいっこも!0笑かしですよ今んとこまだあなた。
帰らせへん。
帰らせへんでそんなもん。
(清水)おいたまには仕事して帰れあんたほんまに。
毎回ヘラヘラ…。
真ん中おいで真ん中おいで。
なんかしぃなんかしぃ。
(清水)なんかせぇなんかせぇ。
(オクレ)「0笑かし」って…。
(清水)0笑かしやないかまだ。
1笑かしして。
これでなんかして。
これでなんかおもろいことしぃ。
(清水)おうこれで。
できるやろ。
はよ。
くくくっ…ふふっ…。
ああ〜今日は寒い…いや暑いなぁ。
ははははっ。
むちゃくちゃやないのあんた!
(オクレ)重たいうちわ。
ふふふっ。
何言うとんねやほんま。
(清水)おもろいおっさんやなほんまに。
手配写真持ってきます。
(清水)お願いしますよ。
ほんまにもう…。
あほ〜。
(清水)誰があほやねんおい!あほはお前や!なんでもかんでも信じるからなあんたは。
頼むよ。
(耕一)懐かしいなぁ。
ええっ?全然変わってないなぁ。
ちょっと清水さんもだん焼きみたいなおっさん来た。
誰がもだん焼きやねん。
(清水)すち子さん何がもだん焼きや。
ぶた玉やん。
やかましいわ。
誰がぶた玉やほんまに!ぶたモダンやろ。
(耕一)1つにすなぶたモダンって。
(清水)冗談ですよ。
お客さんですか?
(耕一)あっいや客やないねん。
へえ〜。
あら?このレジまだ使うてんねや?
(清水)ちょっとやめてもらえます?ちょっと清水さん。
ん?何?あの男怪しいわ。
もしかしたらあの警察官が言うてた詐欺師ちゃいますか?
(清水)はあ?物色してるんよほら!
(清水)早い決めんの…。
私もうあれ退治しますわ。
任してちょうだい。
(清水)ちょっとあかんって。
こらぁお前〜!
(耕一)痛い痛い痛い!パンパンパンパン!
(清水)ちょっと待ってって!
(和子)どうしたの!?大きな音がパンパン…。
お母ちゃん。
耕一!「お母ちゃん」「耕一」ということは息子さん!?清水さんやり過ぎやわ。
(清水)いやお前やこれ!ええかげんにせぇよほんまに。
(耕一)痛いなもう!なんやの!?こいつら。
もうちゃんと教育しときや。
(和子)分かった分かった。
そんなことよりあんたなんや?急に帰って来て。
どんな風の吹き回しや?いやいや急に帰って来た方がびっくりするかな思うてな。
元気そうやな。
まあな。
あっ嫁も一緒やねん。
(和子)えっ?
(清水)はっ?お〜い!
(あき恵)こんにちは!ブッサイクやな〜!オーマイゴッド!
(清水)誰に言うてんねん。
失礼じゃない?初対面なのに。
なんなの?もだん焼きの嫁はんもんじゃ焼きみたいな顔してます。
もんじゃ焼きみたいな顔ってどんな顔?ぐちゃぐちゃってことですよ。
失礼ね。
なんなのよ!?
(清水)じょ…冗談ですから。
(あき恵)冗談じゃない…。
あっお義母さ〜ん!ご無沙汰いたしております〜。
(和子)二人一緒に…どういうことやの?
(あき恵)あなた。
(耕一)あっああ…。
実はな俺らがやってたイタリア料理屋が潰れてしもてな。
(和子)あっそう。
(耕一)まあそれでこの年から次の仕事見つけるのもなんやし…。
お母ちゃん年賀状に「そろそろ引退しようかな」って書いてたからあき恵と相談して俺たちでこの店継ごうかな思って帰って来たんや。
(清水)はあ?何言うてますの?今までほったらかしてたくせに!急に帰って来て店を継ぐ…そんな虫のええ話あるわけないでしょう!ねえ?女将さん。
耕一!店継ぎなさい!
(清水)ええ〜!?
(和子)継いでほしかったんよ。
その言葉待ってたんやがな。
(耕一)よかった〜。
(和子)部屋で話しまひょ。
(耕一)立派に継いでみせるから。
(和子)ありがとうありがとう。
(清水)いやいやいやさっき僕に任すいうて…女将さん!
(あき恵)繁盛させてみせますから。
(清水)ちょっと!はぁ〜はっはっはっ!
(清水)何笑うてんねんお前は!ほぉ〜ほっはぁ〜はっはっはっ!
(清水)どんだけはまってんねん。
ほぉっほぉっほぉっほぉっ!ほぉっほぉっほぉっほぉっ!ほぉっほぉっほぉっ!
(清水)ゴリラやないかお前は!はぁ〜はっ!うっとうしいわ。
そんな吹く?黙っとけお前は!いやさっきはごめんなあんなこと言うたけど…。
いやいやいや私の本心はねあんたに暖簾分けしたいの。
ほんまですか!ありがとうございます!ふん!ざまぁみろお前は!
(耕一)お母ちゃん簡単に暖簾分けしたらあかんで。
(和子)せぇへん。
(清水)いやいやいや…ちょっと!はぁ〜はっはっはっ!笑うなお前は!やめろそれ!そうか〜。
耕一君夫婦にこの店を継がすことになったんか。
そうなんすよね。
和子さんもなまああの〜それをいちばん望んでたからそれでよかったんちゃうか?それ自体は僕もいいんですよ。
ただ問題なんがあの奥さんなんですよ。
(島田)あっあき恵さんか。
くせ者でねこの店を若者向けにするいうていきまいてるんですよ。
あらら。
ほんで和子さんはどない言うてんの?ああ〜それがねちょっと緊張の糸が切れたせいなのか分かんないんですけどもめまいが激しなったいうて今検査入院してるんですよ。
だからお店の状況のことはまったく知らない状態なんです。
へえ〜そやったんか。
なるほどな。
ねえあなたここら辺りにある汚くて古いもん全部捨てちゃいましょう。
(清水)あの調子ですよ腹立つ!
(あき恵)これもいらない。
(島田)ああ〜耕ちゃん。
なんかこの店継ぐことになったんやて?
(耕一)はい。
またこれからもよろしくお願いします。
(島田)こちらこそよろしく。
(あき恵)どうもふふふっ。
(島田)どうもどうも。
(あき恵)あなた無駄口たたいてる暇はないのよいろいろとやることがいっぱいなんやから。
あっそうや清水さんその汚いエプロン脱いでちょうだい。
代わりにこれ着て。
(清水)ちょっと待ってください。
女将さんの許可なく制服着替えれませんし第一この店にこんな制服似合いませんよ。
あのねこの制服が似合うような店に変えていくつもりだから文句言わないで。
あのね僕はこの店の雰囲気が好きでここを修業の場に選んだんです。
これは僕だけの気持ち違いますよ。
きっとすち子さんも同じ気持ちでいますよ!何から始めましょう?
(清水)何着替えてんねんお前!何からしましょう?
(清水)もうなんやねんこれ。
深海魚みたいな顔なってるやん。
気持ち悪いわぁ。
深くかぶり過ぎやから。
ちょっともうほとんど見えておりません。
ほな脱いで。
ああ〜浅くかぶればいいんだ。
そうや。
ああ〜もう目が乾く。
(清水)あほと違うかこいつ。
っていうかなんや!?この格好。
私はあき恵さん側に付きますんで。
(清水)なんやと?こいつ。
(あき恵)清水さん私のやり方が気に入らないんだったら辞めていただいても結構よ。
そうじゃそうじゃ。
辞めろ辞めろ。
アルバイト情報誌読め読め〜い読め〜い。
辞めろ〜。
読め〜い。
(清水)こいつほんまに腹立つな!立て立て〜腹立て立て〜い立て〜い腹立て〜い。
立て立て〜い腹立て〜い。
むかつくわ〜!つけ〜つけ〜むかつけつけ〜い。
つけ〜いむかつけつけ〜いつけ〜むか〜むかつけ〜い。
(清水)くっそ〜!くそ〜くっそそ〜そ〜。
くっそ〜そ〜くっそそ〜そ〜。
骨粗しょう症〜。
(清水)関係ないやろ最後!・
(松浦)この辺りやと思うたんやけどな。
おかしいな。
あっあったあったここや。
(桜井)あっはい。
おお〜。
ちょっと待っとってや。
分かりました。
(松浦)すみませんNGK運送ですお荷物お届けにまいりました。
(清水)運送会社の方ですか?
(松浦)はい。
(清水)なんでギター持ってますの?これはね仕事で絶対いるんです。
(清水)絶対?そうですか。
(松浦)はい。
あっお荷物どうしましょうか?
(あき恵)中に入れてちょうだい。
(松浦)分かりました。
お〜い持ってきてくれ。
(桜井)はい。
ピーピーピー
(ギターの音)
(松浦)バックします。
(清水)いらんことせんでええ。
いやトラックちゃうし見てたら分かるしそんなん。
(松浦)安全確認でいるんですよ。
(清水)なんやねんそれ。
っていうかなんや?これ。
(あき恵)布めくって。
(松浦)分かりました。
じゃあいこうか。

(ギターの演奏)
(松浦)・うう〜
(清水)何してんの?・この布の向こうに新しい世界がある・さあベールを取り外せ
(松浦)・その前に一つ深呼吸・高鳴る鼓動抑えて・さあベールを取り外せ
(松浦)・その前に
(清水)もうええ!しつこいな!はよめくってくれる?そんなしょうもない歌歌わんと。
(松浦)分かりました。
いくぞ。
321。
ビィーン
(ギターの音)
(清水)なんやねん?その音。
よりにもよってなんや?その音は。
(あき恵)すてき。
(清水)なんや?この看板。
「お好み焼きダイニングKAZU」?いやちょっと店の名前まで変わってるやん。
(松浦)我々はこれで失礼します。
(あき恵)ご苦労さま。
(清水)な…なんや?これ。
ちょっとあき恵さん「お好み焼きダイニングKAZU」って書いても下町の人間ピンときませんわ。
せめて「キングカズ」にしましょう。
(清水)いや余計分からんよ。
余計分からん。
あほと違うかお前。
(あき恵)あのね私が新しくオーナーを務めることになるのよ。
だからお店の雰囲気をがらっと変えたいの。
内装業者も呼んでんのよ。
いやちょっと待ってください。
それはおかしいですわ〜。
いや私ねこのユニホームとか看板ぐらいやったらええな思いましたけど内装変えてしもたらもうこの店じゃなくなっちゃいます。
なんなの?すち子さんまで反対すんの?それならあなたも辞めてもらったっていいわよ。
(清水)またこんなん言う。
ちょっと一の介さんなんとかしてくださいよこれ。
(島田)わしに任しとけ。
おい耕ちゃんこれでええんか?
(耕一)まああき恵がこれでええ言うから。
(島田)耕ちゃん!何を考えとんねん!ええっ?奥さんの言いなりやないかい!情けないのう!関係ない人は帰ってちょうだい!!はい!撤収〜!
(清水)ちょっと一の介さん!いやちょっと…ちょっと待って。
話違うやんか一の介さん!ダメぇ〜!
(清水)何がやおい!あのハゲほんま…。
(あき恵)あなた内装業者の人が見積もりに来るからそやから準備しといてちょうだい。
分かった。
(清水)ちょっとすち子さんこのまま話進んだらやばいから内装業者来たら邪魔したろうぜ。
妨害しましょ。

(いちじま)失礼します!
(清水)びっくりしたおい!けったいな声してますねおたく。
なにわ工務店の者ですが!
(いちじまだいきのモノマネ)何です?
(清水)まねせんでええお前!なんでまねしてんねん?
(あき恵)あなた話聞いて。
(耕一)内装の件ですよね?
(いちじま)あっ早速ですが内装のご相談させてもらいます!あの…声が高すぎて内容が入ってけぇへんわもう。
後ろの人と代わってもらえます?
(諸見里)しょれではしゃっしょく…。
余計分からん!余計何言うてるか分からんわこれ。
ないしょうはでしゅねあとのシュタッフでしゃしていただきましゅ。
もう「しゅぽしゅぽしゅぽぽ」にしか聞こえへん。
いや言うてましぇんよ。
ないしょうはでしゅねあとのシュタッフでしゃしていただきましゅ。
「内装はですねしゅぽしゅぽしゅぽぽ」?いや…。
あの〜よう聞いてくだしゃい。
ないしょうはでしゅねしゅぽしゅぽしゅぽぽでしゅ。
言うてるやん!言うてるやん。
いいえ。
言うてましぇんよ。
(いちじま)おい!お前はっきりしゃべれや!あなたにしょんなこと言われるしゅじあいないでしゅよ。
俺ちゃんと会話できてるわ!お前できてないやろ!僕だってちゅたえたいでしゅでもちゅたわらないからしゃあない…。
それはお前が悪いねやろ!何なんしゅか!
(耕一)おいおい…何してんの?ケンカせんと…。
ちょっとやめなさいよもう!
(高い声で)やったろやないか!しゅぽしゅぽしゅぽぽ!
(耕一)入れ代わっとるやないか!入れ代わってるよもう。
あの〜ちゃんとしゃべれる人呼んできてくれる?
(いちじま)すみません。
出直してきます。
よしこうなったら連絡すっか。
しょもしょもしょこしょこしゃべられへんじょ。
(2人)ははははっ!
(耕一)お前らしか分かってへんぞ!
(あき恵)なんなの?あの二人は。
どうでもええけど邪魔せんくても話進まんかったな。
ほんまやね。
(耕一)ひとつも話できひんかった。
(清水)っていうかあき恵さん女将さんの許可なくこの内装変えるのよくないです。
(あき恵)もうほんとにいちいち文句が多いわねあなた。
ああ〜この人としゃべってたら疲れてきたわ。
あなた奥の部屋で肩もんでちょうだい。
(耕一)肩だけでええんか?ひっひっひっひっ。
(清水)何考えてねん気持ち悪い。
あの二人はほんま。
こうなったら女将さん帰って来るまでな俺らは絶対闘い抜くからな!闘いましょう!
(2人)エイエイ…。
エッエイエッエイオッオー!どこでいったらええねん俺!「ガガガッ…」ってなるわお前。
やりなさい。
ほんまもう!
(清水)くっそ〜ほんま腹立つ。
(裕)どうも〜。
失礼します。
い〜やっマキバオーが来たわ。
誰がマキバオーやおい。
それ馬のアニメでしょ。
(清水)失礼な。
すみません。
どちらさんですか?私吉本テレビで「グルメ万歳」っていう番組のディレクターしてます吉田と申します。
(清水)ちょっと…テレビ局の方?
(裕)はい。
申し訳ないですけど常連さんに迷惑かかったらあかんので取材とかお断りしてるんです。
いやオーナーさんから連絡頂いたんですが。
えっ?あの女!はぁ〜。
ちっ!あの〜なんかの手違いですわ。
うちそういう取材はNGなんです。
帰ってください。
いや帰るわけにはいきませんよ。
帰ってください!オーナーさんに会わないと。
帰ってくれへんねやったら痛い目に遭わすよ。
痛い目?はあ?どういうことですか?オーナーさん呼んでもらって…。
(清水)重いんで頑張って。
まあまあ重めのをね。
(裕)任せろ。
はいはいはい。
頼んますわほんとに。
お願いしますよ。
オーナーさん…。
わあ〜おい!何しとんねやおい!オバハン何しとんねんまじで。
おおっ!?待て待て待て待て。
おいおいおいおい。
お前何しとんねやほんまに。
自分で脱いだね。
脱いだわけやないねん。
脱いだんちゃうねやほんまに。
帰りなさい。
帰らへん言うてんねん。
オーナーに会わなあかんねん俺は!帰れ言うてるやろ。
オーナーに会わなあかん言うてるやろ。
わあ〜おい!わあ〜おい!わあ〜おい!おい…。
来ぉへんのかいおい!来んのかな思うてこっち。
来ぉへんのかい!来んのかな思うてこっち。
来ぉへんのかい!なんかしゃべれやお前も!おおっ!?やっぱりお好み焼きとご飯…。
なんの話やお前は!マイクみたいにせんでええねんそんなもん!おおっ!?う〜んキャベツの甘み…。
言うてる場合かほんまに!ええかげんにせぇよほんま!帰りなさい!帰らへん言うてんねんまじで。
なっ?おいおい何しとんねん。
つま先やめろほんまにおい!つま先はやめろまじでなほんまに。
顎やめろお前!顎やめろこらぁほんま!脇やめろ。
脇やめろ。
脇やめろ。
毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!毛細…なんで聞こえへんねやお前!この距離やど?「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ脇〜!」という部分がちょっと聞き取りにくい。
そう言うたんやお前!最初から最後まで全部聞こえとるやないかほんまに。
おかしいんちゃうんか?お前。
乳首ドリルすな。
乳首ドリルすな。
ドリルすな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
すな。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルせんのか〜い!
(裕)ドリルせんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかな思うてこっち。
せんのかい。
すんのかい!
(場内笑い)すんのかい。
すんのかい。
すぅ〜〜〜〜〜〜〜んん〜〜〜んん〜〜〜んん〜〜〜…。
なんやねんこれ〜!うわっなんやねんこれまじでほんまに。
ふざけてんのかい。
すんのかい?すんのかい。
すんのかい?すんのかい。
すんのかい?すんのかい。
はっはっはっ…すんのかい?すんのかい。
すんのかい?すんのかい。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルドリルドリルせんのかい?ドリルドリルドリルせんの…すんのかいお〜い!すんのかいおい!フゥ〜!
(裕)なんの拍手やこれは!いらんねんそんなん。
ちゃうんかい!?調子に乗んな!わあ〜おい!全然乗ってないやないかい。
ちゃうんかい!?ほんまに。
騒々しいわね。
何してたの?「ドリルすんのかいせんのかい」です。
(清水)分からんよそんなん。
絶対分からん。
(裕)ほんまにもう。
吉本テレビの者ですが。
テレビ局の方!?はい。
なんで裸なんですか?「ドリルすんのかいせんのかい」です。
(清水)伝わらん言うてんのに。
(あき恵)あの…すみませんテレビの取材なんですけどね改装後に来ていただきたいんです。
改装後?2週間後ぐらいでお願いしますわ。
あっそうですか。
分かりました。
じゃあ失礼します。
ほんまにもう。
いつもありがとう。
言うてる場合かほんま!ぼけ〜!帰れあほ!
(あき恵)何してんのよまったく。
あなた肩もみの続き。
いや…ドリルしようや。
せんでええよそんなんおい。
ええかげんにせなあかんであれ。
またお客さんや。
(安井)失礼しました。
(清水)いやいや違うがなちょっと!おいおいばかかお前らちょっとおい!
(安井)すんませんすんません。
(清水)今なんの報告に来たんや?
(安井)申し訳ございません。
私ですね株式会社NGKソースの安井と申します。
(清水)えっソース会社?
(安井)はい。
そしてこちらが社長の吉田です。
(清水)えっ!?こんな金髪やのに社長ですか?
(ヒロ)ソーッス。
(清水)ダジャレかいおい。
なんや?
(安井)実はですね私どもの調査でこちらのお好み焼きソースが全国でいちばんおいしいという結果が出たんです。
(清水)それほんまですか!?ソーッス。
(清水)またかいなもう。
しつこいなこの人。
(安井)それでよろしければそちらのソースを我が社の工場で大量生産して販売さしてもらいたいと思いやってまいったんです。
(清水)ちょっと待って。
大量生産?そうです。
(清水)「ソーッス」違うんか最後。
なんで急に真面目になってんねん。
(安井)いかがですか?あのねそういう話ならお断り。
うちの秘伝のソースのレシピ教えるわけにいきませんので。
ほんまですわ。
そんなね工場で大量生産して女将さんの味が出せるわけないんですわ。
そんなんがね市場に出回ったら迷惑です。
帰ってください。
(安井)ちょっと待ってください。
(清水)待てません。
帰って…。
ちょっと待ってちょうだい。
いいお話やないの〜。
受けますわ。
(清水)あんた何を言うてんねや。
お店に来てお店で食べるから値打ち…価値があんねや。
あのね清水さんそういうしょうもないこだわりは捨てなあかんわよ。
しょうもないってなんですか?あのねあき恵さんこだわりって大事でしょうが。
こだわってなんぼじゃないですか。
こだわりは必要ないの。
女将さんがこだわってきたからこういういいお店になったんです。
こだわりはいらないって言ってるでしょう。
(ヒロ)ちょっと待ってもらえますか。
いいですか?ソースが売れるとですねこのお店はもうかるわけです。
このお店がもうかったらどうなりますか?皆さんの給料もアップするんです。
こだわりなんか捨てましょか。
(清水)しばいたろかオバハン!ころっと変えるなよ意見を。
しばきなさい。
しばいてもええよ。
ただこだわりは捨てます。
お前何考えてんの?ほんま。
しばくと同時に捨てるから。
「パ〜ン!ポ〜イ!」や。
えっどういうこと?「パン!ポイ!」「パン!ポイ!」。
そのうち「ポイ!パン!」なるわ。
逆なってるやんそれ。
「ポイ!パン!」。
ばかはほっときましょうよ。
(清水)お前やそれは!ほんまに…。
(ヒロ)契約の方してもらえますか?
(あき恵)もちろんです。
あっここではなんですから奥の部屋へどうぞ。
(清水)そんな契約許しません!動くんじゃない!
(清水)ああ〜!怖い怖い!おいこらぁお前の首ガッて…ジャッ…出る〜!何言うてるか分からんオバハン!お前ええかげんにせぇよ。
金で魂まで売りやがって。
お前はそんなに金が大切なんかい!?ソーッス!まねせんでええねんあいつの!ファイト!
(鮎美)はい!
(2人)はい!はい!
(鮎美)はい!
(2人)はい!はい!はい!
(幸恵)はい!
(多希子)はい!
(耕一)おい反対や反対!戻っていっとるがな。
はい!
(耕一)「はい!」やあれへんがな。
(幸恵)ああ〜すみません。
失礼しました。
(耕一)けどなにわ工務店さんべっぴんぞろいやね。
(幸恵)ありがとうございます。
(多希子)でも私たち力がないのでいつもこうやってリレーで運んでるんです。
(耕一)なるほどな。
じゃあ請求書もらえる?
(鮎美)はい!
(多希子)はい!
(幸恵)はい!
(耕一)すっと渡しぃなこれは。
リレーいらんよ。
(鮎美)女性は力がないので。
(耕一)いやこれ紙切れやんか。
はい?
(耕一)やかましいわほんまに!「はい?」やあれへんがな。
(あき恵)今日はこれぐらいでいいわ。
営業しながらやからぼちぼち変えていこうと思って。
(いちじま)ではまた明日来ます。
(諸見里)しょれではしちゅれいしましゅ。
(耕一)聞き取れるようになってきたね。
(多希子)ああ〜でも女性でお店のオーナーって憧れるわよね〜!
(鮎美・幸恵)分かる〜!
(いちじま)じゃああの女の人みたいになりたい?
(3人)絶対嫌!
(諸見里)しぃ〜!聞こえるで。
(あき恵)丸聞こえやほんま!何言うとんねん大して変わらん。
なめとったらあかんぞほんま!怒るでしかし!
(耕一)おっさんやないか。
(あき恵)おっさんじゃないのこれはやっさんなの。
(耕一)どっちでもええわ別に。

(清水)見てくださいほんまに。
これですよこれ。
ああ〜これな。
内装がまるっきり変わってるでしょう?
(あき恵)まったく文句ばっかり言ってるわね!ほんとに辞めていただいて結構ですからね!そうだ辞めろ辞めろ〜。
(清水)お前は黙れほんまに!
(島田)なんや?これ。
別の店みたいになってるがなこれ。
(あき恵)関係のない人は黙ってて。
黙れ黙れ〜。
ほんでハゲろハゲろ〜。
やかましいわ。
何言うとんねん。
ハゲ過ぎて死ね〜。
おい言うとくぞ。
ハゲ過ぎてな死んだ人なんか一人もいてへんわい!それの日本第一号なれ〜。
やかましいわあほ!こいつだけはほんまに腹立つのうお前は!なああき恵俺やっぱりこれはやり過ぎやと思うねんけどな。
文句あんの?文句とかそういうんじゃないけど。
ちょっと一杯行こか。
まいど。
(清水)ああ〜いらっしゃい。
(青野)あれ?改装したんかい?
(清水)あっ…実は女将さんの息子さん夫婦が店継ぐことになったんですけど女将さんの許可なく内装変えてしもたんです。
(青野)へえ〜。
まあええわ。
とりあえずビールちょうだい。
(清水)すぐ入れますね。
(あき恵)かなわんわ真っ昼間からビール飲まれてもう!こんな人たちが来るから若いお客さんの足が遠のくのよねもう!見るからに汚らしい格好でうちの店の雰囲気とそぐわないっていうのよ!まったくいい迷惑だわ!
(青野)おいどういうことや!?
(清水)失礼ですよ。
常連さんに謝ってください!
(あき恵)なんで謝らなくちゃいけないのよ?ほんとのこと言っただけでしょう。
(清水)はあ?
(あき恵)はっきり言っときますわ。
聞きましたよ?おたくらうちの店の方にツケがあるんでしょ?それやったらそのツケ今すぐ払ってちょうだいよ。
払われへんねやったらさっさと帰ってちょうだい。
(青野)あのなわしらは和子さんにツケがあるんや。
あんたにとやかく言われる筋合いないんじゃい!
(あき恵)私は新しいオーナーなんです。
オーナーはお客様を選ぶ権利っていうのがあるんですよ。
(青野)ああ〜そうかい。
ちっ。
中川さんもう帰りまひょ!
(清水)いやちょっと待って。
下がっとってくださいもう!
(中川)これはひどいんちゃうか?
(清水)ほんますんません。
(中川)わしらもここ好きで飲みに来とんねやろ。
そういうの分かってるんちゃうか?いつも支えてもうてますんで…。
ほんとすみませんでした。
そやろ?だいたいな汚い服がどうたらこうたらこの店にそぐわへん…ほなこの店にそぐう服ってどんなんや!?言うてみぃ!いえあの〜好きな格好で…。
わしらここが好きやから飲みに来とる言うとるやろがい!ありがとうございますいつも。
ほんとに感謝してます。
あのなわしら昨日今日来た人間ちゃうねん。
なっ?みんなが好きやしこの場所が好きやから飲みに来とるんよ。
それをなんや?出ていけやの…。
むちゃくちゃやないかい!いえいえ…ほんますみません。
あとでちゃんと言うときますんで今回だけは許してください。
新しい…。
帰れやはよ!飲みたいねやったらおったら?もうちょっとやね〜ん。
甘えるな急に。
おってください飲むんやったら。
(中川)もうええもうええ。
帰ろ!
(青野)今日は払うて帰ったらぁ。
(清水)ちょっと待ってください。
また来てくださいね。
じゃかましいわい!
(島田)あぁ〜あ…。
こんな変わり果てた店をな和子はんが見たらながっかりするわ!
(清水)ほんまやで。
久しぶりやな〜お店に入んの。
ただいま〜。
(清水)ちょうどええとこに。
これ見てくださいよこれ!あら!何!?これ。
(清水)あき恵さんが勝手にやったんです。
それに今常連さんに失礼なこと言うてね怒って帰らしたんですよ!
(和子)なんということ…。
失礼します。
(あき恵)あっNGKソースの方!
(和子)どなた?
(清水)うちのソースをここの工場で大量生産する言うてるんです。
(和子)耕一!これはどういうことなんですか!?
(耕一)いや俺は乗る気やなかったんやけどあき恵が「今の時代こういう商売していかんと」って言うから。
(あき恵)ええそうですよ。
(ヒロ)とりあえず支度金の500万払ってもらえますか?
(耕一)はっ?
(あき恵)支度金ってなんですか?ソースを作る費用ですけど。
(あき恵)えっそんなお金いるの!?
(ヒロ)もちろんじゃないですか。
(あき恵)それやったらもういいわ。
キャンセルします。
(ヒロ)キャンセルされるんですか?
(あき恵)ええ。
キャンセル料1000万となってますが。
(あき恵)はっ?ええっ?
(耕一)ちょっとそんな大金誰が払えるんですか。
(ヒロ)ちょっと待ってくださいよ。
契約書にもその旨は書いてますしねあなたのサインもあるじゃないですか。
(あき恵)ちょっと待ってよ。
おかしい…。
ちょっとあのね私がサインしたときこんな文章なかったわよ。
あっあとから付け足したでしょ!?あんたたち。
(耕一)お前ら最初からだますつもりやったな!?
(清水)お前らひょっとしてお巡りさん言ってた詐欺師違うか?だから私はやめとこ言うた…。
(清水)言うてないいっこも!お前なんかノリノリやったやないかあほ!ノリノリってなんですの!?私ちょっと乗っかっただけですやん。
(清水)俺から見たら十分ノリノリやったばかたれが!ノリノリいうのはこういうこと…。
(清水)意味が違うそのノリノリと!もうええから警察に連絡や。
(ヒロ)おい!そうはさせんぞこらぁ。
まさじ!
(安井)おい!向こう行けこらぁ!やめなさいよ!何すんのもう!
(ヒロ)とっとと1000万払わんかったらこいつ殺すぞこらぁ!
(耕一)待ってくれよ!あき恵は俺の大事な嫁や。
なあ頼む。
人質やったら俺代わるし。
なっ?あき恵放してくれ頼むわ。
(ヒロ)引っ込めこらぁ。
バキ!
(清水)おい!ちょっとおい!なんでお前殴ってんねん!?目の前にもだん焼き飛んできた。
(清水)もだん焼き違ういうねん。
しつこいのうお前は!ちょっとあんたらひどいよ。
私はあんたらのこと信用してたのにお金で人を裏切るって最低やないの!
(清水)お前やそれは!自分の心に言えそれ。
ええかげんにせぇよお前ら。
(ヒロ)とっとと払わんかい!
(中川)わしらやっぱ納得いかん。
(清水)あとにしてもらえますか。
今あき恵さんが人質に取られてえらいことなんですよ。
(中川)警察電話したんか!?
(清水)できてないから静かにして。
(中川)わし警察呼んできたるわ。
(清水)えっ?
(中川)ちょうどそこにおった。
(清水)あっそうなん?ほなお願いします中川さん。
(中川)さっきなわしが帰るとき前から歩いてきとったんや。
俺こんな状況なってんの知らんから今行ったら間に合うから。
おう任しといて。
(清水)中川さんお願いします!
(中川)なんかあったら電話して。
状況変わったら電話してくれ。
(清水)分かりましたおるんでしょ?
(中川)「お〜い」言うたら来るから。
(清水)来るんですね?呼んできて。
お願いしますよ。
(中川)ほんでさ…。
(清水)呼べや!ええから早う。
(中川)「関係性どうや?」言われたらなんて言うねん?友達って言うからな。
ほんであの〜ここおるんよ。
さっき帰ったとき前からお巡りさんが歩いとったんよ。
小さいお巡りさんがこんなんして歩いとったからそのお巡りさんに言うてくるわ。
(清水)お願いします。
お願いしますよ。
すぐですよほんまに。
(中川)もうすぐ…。
(清水)だからお前…。
(中川)痛ててて…。
な…何をしてる!?何をしとるんや!
(清水)はよ行きなさいほんま!
(中川)今から行くやないか!
(清水)あき恵さんが殺される!
(中川)殺されたら困るんやろ?だからお巡りさん呼んでくる。
小さいお巡りさんがおったんよ!肩をこんなんして揺らしたお巡りさんおったからわしが「お〜い」言うたら来るんよ。
(清水)来てくれるんですよね?じゃあ頼むから「お〜い」言うて。
一大事やぞ!お願い連れて帰って来て!
(中川)なんで偉そうに…。
(清水)帰って来んな!お前はもう〜。
(中川)あっ…痛たっ!何をしてる?力いっぱい!
(清水)はよ行って。
(中川)俺行くって。
今から行くよ。
俺がなさっき帰ったときお巡りさん前から1人歩いてきたんよ。
小さいお巡りさんが肩揺らして歩いとった。
そのお巡りさんに…。
(中川・清水)「お〜い」言うたら来るんよ!
(清水)もう完全に覚えたから「お〜い」言うて頼むから。
(中川)分かってるやんか。
それ…。
(清水)だから…。
すみません。
ありがとう。
(中川)よう飛んだわ今日は。
むちゃくちゃやでもう。
(清水)はよ。
(中川)お〜い…。
(清水)情けない言い方やな!ほんまにやってるやんあの肩。
こいつかい?ほんで。
(オクレ)手配写真持ってきました。
(清水)ちょうどええとこに。
やっぱりそうやろ!?あれ犯人です手配書の。
(オクレ)えらいこっちゃ。
(清水)逮捕してください!
(オクレ)わし今日早番やから帰る。
(清水)何言うてんねんちょっと!
(ヒロ)1000万払わんかったらほんまに殺すぞおらぁ!
(和子)お待ちなさい!そのお金はわたいが払いまひょ。
せやさかいにこのあき恵さんを解放してやってちょうだい。
(ヒロ)ほんまに払うねんな?
(和子)払いますがな。
言うときますけどこのあき恵さんはねうちにとっても大事な嫁なんです!せやからもし傷をつけるようなことがあれば私が絶対に承知しまへんで!
(ヒロ)はよ金持ってこい!
(和子)持ってきますがな。
(あき恵)お義母さん…。
(和子)金庫からちゃんと出しますから…。
あっ女将さん私行きますから暗証番号だけ教えてください。
(清水)やかましいわこら!お前たくらんでんのは分かっとるわほんまに。
パクって逃げよう思ってるやろ!?何を言うてんの?ちゃいます!ちょっとこっちおいで!
(清水)なんや?
(清水)えっ?オッケー?暗証番号!オッケー!すぐ持ってきますんで。
(ヒロ)はよせぇよこらぁ。
少々お待ちください。
(和子)守りますから1000万払うたら解放してやってちょうだいよ。
(ヒロ)1000万払うてくれたら解放したるがな!
(和子)絶対ですよ!
(ヒロ)おう!
(和子)金庫…ああ〜。
持ってきました。
持ってきました。
金庫の通帳と…。
(清水)いやできてないでそないに!ここで披露すなお前は。
早く通帳と印鑑。
任してください。
くらえマヨネーズビーム!
(ヒロ)うわぁ〜!
(安井)うわぁ〜!清水さん!
(清水)くらえ!もう一丁!こいつも!
(清水)死ね!
(あき恵)うわ〜!
(清水)おいおいおい!掛け…掛けるなお前は。
ブッ!
(清水)なくなってるやん中身完全に。
ほんま…ちっ。
おい!
(オクレ)よ〜しそこまでじゃ。
(清水)タイミングええなおっさん。
(オクレ)そこで見てたんじゃ。
(清水)いやすぐ来て。
(オクレ)おい手ぇ出せ。
(ヒロ)ちっ!
(オクレ)あっ手錠忘れたぞ。
(清水)何をしてんねんあんた。
おい行った行った行った。
はよ追っかけて追っかけて!
(オクレ)待て〜。
(清水)走りなさいちょっとは。
(あき恵)まさか詐欺師やったやなんて…。
金に目ぇくらむからじゃだぼ!
(清水)お前や言うてんねんしつこいのう。
私は寝返ったふりをして偵察してたんです。
(清水)うそつくな。
そしてそれを女将さんに報告しようとしてました。
女将さんこの金の亡者を叱りつけてやってください!
(和子)あき恵さん私がなんで怒ってたか分かりますか?黙っとったら分からんやろ!分かれへんねやったら教えたるわ!この店の内装や。
見てみぃこの変な色!赤と白でわぁ〜っと派手にして!それで女将さんは怒ってます!
(和子)私はねそんなことで怒ってたんと…。
そんなんで怒ってんとちゃいますよ。
椅子ですやんか椅子!こんな背もたれある椅子にしたら子供が遊びますこないしてバランスとって。
楽しむよこんなんして。
お母さんが怒りますよ「危ないよ危ないよ。
あんたこけるでこけるで。
ケガするでケガするで。
ほらこけた〜!」いうて。
これで怒ってます。
違います。
違いますよ。
帽子です帽子。
ねっ?私らええけど烏川さん見てちょうだいもう耕一さん。
なっ?もう〜肉まんが出てきそうや。
おいしい肉まん屋みたいになってます。
それで怒ってます。
(和子)それも違います。
それも違います!あき恵さんあんたの鼻です!
(清水)しゃべるなお前はもう。
一生当たらんわほんま。
(和子)あき恵さん私が怒ったんはねお店をやるうえでいちばん大事なことがあんたには分かってなかったからなんです。
でっしゃろ?ねっ?お店がきれいとか汚いとかそんな外見上のことはどうでもいいんですよ!商売で大事なのは人と人との心の触れ合いなんです。
真心を込めてお客様におもてなしをすることなんですよ。
(青野)んんっ。
わしらがなんでこの店へ来てるか分かるか?まあうまいのはもちろんやけどほんまの理由はな和子さんに会いたいからなんや。
まあどんなときに来ても笑顔で迎えてくれるまるでおふくろとおるような気がするんや。
(中川)わしも一緒や。
和子さんとしゃべっとったらなほっとするんよ。
わしかってそうじゃ…。
(清水)同じように言わんでええ。
いやお前おっさん違うやろ?オバハンです。
分かっとる。
(耕一)そういうたらお母ちゃん昔よう言うとったなうちのお客は家族と一緒やって。
俺らが前の店潰したんはそういうこと忘れてたからと違うか?なああき恵俺らが間違ってたんや。
お母ちゃん俺ら一から勉強し直すから許してくれへんか?
(和子)ああ〜もちろんよ!
(耕一)おい。
お義母さんほんとに申し訳ございませんでした!私これからはお義母さんみたいに皆さんから愛されるそんな経営者を目指します。
あき恵さんそれにはまず整形やね。
(清水)黙っとけもう!
(和子)ああ〜二人ええこと言うてくれてうれしいわ。
耕一あき恵さんみんなで力合わせてお店を盛り上げよう。
(あき恵)はい!
(島田)よかったよかった。
(和子)ありがとうございました。
清水君には特に苦労かけたねぇ。
(清水)なんもしてませんよ僕。
(和子)あんたにお願いがあんねんけどねあんたはここを仕切って二人にいろんなこと教えてやってちょうだいよ。
分かりました任しといてください。
(あき恵)よろしくお願いします!
(清水)こちらこそお願いします。
じゃあ早速ですけどね耕一さんあなたはお好みの焼き方頑張ってください。
はい!
(清水)張り切ってんなおい。
ええ感じですよその調子でね。
じゃああき恵さんあなたはですねお店の掃除頑張ってください。
はい!あんたもかいな。
ええ感じですよ。
あの〜清水さん私何しましょ?なんでもしますんで。
(清水)あなたにもちゃんとあんねや。
すち子さんあなたは新しい仕事頑張ってください。
はい…。
ってどあほう!
(清水)クビやお前は。
この世のすべての人が幸せになれるという経典を求め三蔵法師一行は天竺へ
しかし現代の台湾にタイムスリップ!?
(裕)ドリルせんのか〜い!2016/01/08(金) 09:55〜10:50
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[再][字]【「すち子のどちらがお好み?」】

すち子の働くお好み焼き屋の主人・和子が入院中に息子夫婦がお店を大改装しようとする。昔ながらのお店の雰囲気を壊したくないすち子はお店を守ることが出切るのか!?

詳細情報
お知らせ
この番組は2014年4月19日に放送されたものです。
番組内容
すち子の働くお好み焼き屋の主人・和子(桑原和男)が入院中に和子の息子夫婦がお店を大改装しようとする。
昔ながらのお店の雰囲気を壊したくないすち子はお店を守ることが出切るのか!?お楽しみに!!
出演者
すっちー/清水けんじ/烏川耕一/浅香あき恵/島田一の介/安井まさじ/吉田裕/Mr.オクレ/いちじまだいき/諸見里大介/鮫島幸恵/福田多希子/木下鮎美/松浦真也/桜井雅斗/青野敏行/中川貴志/信濃岳夫/新名徹郎/井上安世/吉田ヒロ/桑原和男
ほか
 
公式HP
【公式HP】
http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/
【番組HP】
http://www.mbs.jp/shinkigeki/
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
劇場/公演 – その他
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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